色魔飼
本編
01
真夜中、その部屋は不気味な装飾と、意味不明な記号で埋め尽くされ、その中で 、何本も立てられた蝋燭に灯を燈す女がいた。
女は古書を片手に呪文らしき言葉と共に、淡々と事を進め、それは明らかに、儀 式をするための準備であった。
部屋の中央には魔法陣が画かれ、女は中に入った 。
女が古書を見ながらなにやら唱え始めると、部屋の空気が重くうねり始め、魔法 陣の中に黒い霧が湧きだした。それは次第に形を作り始め、人間に似たなにかが 現れた。
女はすかさず、もう片方の手に持つ紙片を、その人間に似たモノの額に貼り付け た。
するとその生物は力無く崩れ、微かに引き攣りながら、呻き声を上げた。
女は笑みを浮かべながら倒れ込んだ生物を見下ろす、女より一回り小さいその生 物は、全身は黒く、背中にはコウモリの様な羽根を生やし、額には角、お尻から は尻尾が生えていて、まさに悪魔そのものであった。
ただ、一番目を引いたのは、悪魔の股間から伸びる、異様に肥大した生殖器、全 体に小さなコブが無数に生え、血管が浮き出て脈を打っていた。
先端からは既に、粘りのある緑色の液体が滲み出て、異臭を放っていた。
額に貼られた紙片は、どうやら護符らしく、悪魔は身体を自由に出来ない。
女は壷を置き、悪魔を後ろから抱くと、その壷の前に膝ま着かせ、悪魔の生殖器 を壷に差し込んだ。
「さぁ、おまえが作る媚薬をこの壷に沢山出すのよ、」
片手で悪魔の腕を後ろ手に押さえ、もう片方の手で、生殖器をシゴキ始めた。
「ウゥ〜ッ!ウゥゥ〜!!」
悪魔はらしくない呻きを発し、身悶始める。
女は更に激しく、生殖器の根本から 先端を手で刺激すると、悪魔はお尻をブルブルと震わせ、同時に先端から粘りの 有る緑色の液体を吹き始めた。
「アゥゥ!オゥッ!オオッ!」
悪魔は鋭く尖った歯を剥き出しにして、苦痛と快感の声を発する、女は止める事 なくひたすらシゴき、悪魔は呻く度に、大量の液体を壷に流し込み、その壷が、 液体で満たされるまで、女は生殖器を擦り続けた。
大量の液体を絞り採られたにも関わらず、悪魔の生殖器は衰えなかった。
部屋は、異様なニオイが満ち、そのニオイで女の性欲は頂点に達していた。
しかし女は我慢していた。
なぜなら、古書には、「絶対に悪魔と交わってはならない。」
と書いてあったから。女は必死に我慢していたが、目の前にある、見るからに快 感を与えてくれそうな、生殖器に、女の歯止めは崩れてしまった。
壷に溜まる、媚薬の液体を指に付けると、自分の穴の奥へと指を挿し、塗り込ん だ。
身体が痺れ、すぐに全身が疼き始めた。
肥大した生殖器との結合を欲する様に、愛液が大量に溢れ、入り口は痙攣して、 クチャクチャと音を立てた。
女は横たわる悪魔に擦り寄ると、仰向けに寝かし、両足を掴むと、大きく広げた 。
生殖器は上に反り上がり、穴を求めて引き攣っている。
女は自分の穴を近づけ、先端を当てると、ゆっくりと差し込んで行った。
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迎夢 ( 2013/09/22(日) 22:30 )