堕落
06
「えーと・・・ハイありがとうございます。100分1万円のコースでよろしかったですか?」
「はい、そうです」
「本日はご自宅でしょうか?ホテルでしょうか?」
「ホテルです」
「それではどちらのホテルですか?」
「○○区のエンペラーの205です」
「それではご指名やご希望のタイプはいかかいたしましょう」
「チェンジは無料なんですよね?」
「はい無料です。当店では美人ばかりを厳選しておりますのでチェンジはほとんどありませんが、もしチェンジの場合は1回は無料でしております」
なんと優良店だろう、ホントにチェンジが無料のようだ。そして100分1万と安い。
「どんなタイプの子がよろしかったですか?」
「それじゃあ若くて胸の大きい子」
「はい、分かりました。それでは30分から40分後くらいに到着しますのでお待ちください。」
店員の電話の受け答えも良く、料金も安い。仲村はますます機嫌がよくなった。、

待ってる時間も退屈なので仲村は持ってきたシャブをやろうとポケットから出した。
ポケットの中にはサングラスの売人から貰った注射器も入っていた。
仲村は自分はポン中じゃないんだから注射なんかやらないのにと思った。しかし注射器をゴミ箱になど捨てる訳にはいかない。とりあえずは注射器をテーブルの上に置いて、アルミホイルの上にシャブを少量のせ炙り始めた。
さすがに1時間もしない間に追って吸ったために仲村はバリバリにキマり、あまりの気持ちよさのために目をつぶりシャブの陶酔間に浸っていた。
布団に潜ると暗闇がグルグル回り。身体は宙に浮いているように軽く。爽快感が身体を回る。


・・・・・・・・・
「ピンポーン」チャイムが鳴った
仲村は自分の世界に入っていた気が付くと40分が過ぎていた。シャブは自分の世界に入ってしまうと時間が経つのがホントに早い、だからスピードと言うらしい。
チャイムが鳴ったので慌てながら我に返りシャブとアルミホイルをポケットにしまう。
そして仲村は風俗嬢を入れるため玄関に向かった


迎夢 ( 2013/07/31(水) 10:19 )