堕落
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仲村は風呂から上がりベットに寝転んだ。
ココロは中出しされた事もありオマンコの中をシャワーで清掃している。言葉には出してないが中出しされた事により不機嫌には成っているだろう。
男とは不思議なもので射精をしてしまうとテンションが一気に冷めてしまう。まして仲村は今、シラフである。
射精が終わるとシャブもさほどやろうとは思わなくなる。
仲村はベットに腰掛けながらココロが風呂からあがるのを待った。


仲村はベットに寝転びながらココロを待っているとふとアユミの事を思い出す。どうしてもアユミとココロを比べてしまうのだ。
あの女は今何をしてるのだろうか?
一緒にココロと肌を重ねたのでわかったがココロは精神的に鬱があるのか?手首にリストカットの跡が何箇所もついていた。
別段ココロは美人という訳ではない。
抜道の妻で仲村がココロの私物を物色した時にココロの免許証に書いていた本籍は北海道の夕張市だった。
想像するに大学に進学する時に都会に来たのだろう?
田舎娘が都会で1人暮しをして精神的におかしくなったのか?それとも元々リストカットや精神安定剤を飲んでいて精神的に弱いのか?
特別ココロがいい女と言うわけじゃないがアユミが仲村のもとを去ってから性のはけ口が無くなった。
ココロを都合の良いセックスフレンドにしよう。
年を取ってから覚えた女は癖が悪いと言う歌い文句は本当のようだ。
雇って貰っている店の従業員にシャブを食わせセックスをしているのだ。普通に考えて外道である。
アユミとココロは年齢も違うせいなのか肌自体の張りも違う。と言うか肌以前に見た目もアユミに比べると月とスッポンである。
例えるなら高級国産和牛がアユミなら外国産牛肉がココロである。仲村に注射を教えたレナにいたってはカップ麺のチャーシュウである。
それくらいアユミはいい女だった。
未だにアユミの事を思い出せば仲村の胸は苦しくなる。シャブでは無く仲村はアユミを好きなのかも知れない?
しかしアユミとは連絡が取れない。そしてアユミのような未成年を自分がシャブをやりたいが為に仲村に売ったレナとも連絡が取れない。
シャブが無かったらアユミとも知り合ってなかったがシャブのせいでアユミとも連絡が取れなくなってしまった。
そんな事を考えているとココロがバスタオルを巻いて風呂からあがって仲村の横たわるベットに座った。


「ココロ残りのシャブ今やれよ」
仲村はココロにシャブを進めた。
「残りって言っても30分も前にメモリ10やったばかりだから今は無理、それより仲村さんガンジャ吸えば?」
もう高山から電話が来る事もないだろう。ハッパくらいなら別にいいだろう。と思い仲村は先ほどココロが作ってくれた手製の大麻タバコを手に持った。
人生2度目の大麻だ。
大麻タバコに火をつけて煙を吸い込む。
大麻の煙を思いっきり吸い込み肺でとめ煙を吐き出す。
3度煙を吐き出す事を繰り返した。
部屋に大麻の独特の匂いがたちこめる。
「ココロも吸う?」
「私ミックス好きじゃないからいらない」
「複数麻薬やることをミックスって言うんだ?シャブとハッパの両方やればどうなるんだ?」
「どうなるって言われても奥歯かみ締めて眉間にしわ寄せながら笑うみたいな感じで両方極まってるけど気が付けば何かに集中してるからシャブのほうがやっぱ強いよ」
「そうなんだ・・・シャブの方がやっぱり強いんだ」
「ミックスが好きだっていう人もいるけど私は嫌いだよ。エクとシャブ一緒にいって吐いたこともあるしね」
話しているとココロがドラック好きで麻薬に詳しい事がわかってくる。
1、2分もすると仲村に軽い陶酔感が現れて笑いが込み上げてくる。大麻が極まってきたのだ。
「そうなんだ・・・・・・利いてきた」
仲村はクスクスしながら身体を丸めだした。
「大丈夫仲村さん?」
ココロが問いかけると仲村は起き上がりベッドからおりた。
「ココロちゃん、俺ってビートたけしに似て無い?ダンカン馬鹿野郎!」
あまりの仲村の変貌にココロは正直引いた。
これがココロがシャブではなく大麻をやっていれば息が出来ないくらい笑っていたのかもしれないがココロは大麻はやっていない。
「あれ?ココロちゃん面白くない?」
仲村はニヤけながら聞いた。
「いや・・急にこんだけ変わる人始めて見たから・・・」
「そうなんだ。・・・元気ですかー!大麻があれば何でも出来る。大麻があれば猪木も出来る」
ビートたけしがうけなければ次はアントニオ猪木のマネをしたが両方とも全く似ていなかった。
仲村はアゴを前に突き出し猪木のモノマネを続けた。
「皆さんこんにちはアントニオ猪木です。え〜今日猪木さんに来てもっらったのはビートたけしが全くうけなかったからなんですが・・・・なんだとコラ!うけないから俺を呼んだのかコラ」
仲村はどうしようもない1人モノマネ漫才を始めた。もちろん笑っているのは仲村だけでココロは見てるだけである。
「もしもシリーズ!もし猪木がコマネチしたら」
仲村は昭和でもうけないであろうギャグを言い出した。
「力道山なんでヤクザに刺されて死んだんだ馬鹿野郎!コマネチ」
うけていっるのは仲村だけで仲村は力道山に始まり次々とアゴをしゃくらせプロレスラーの名前をいってコマネチを繰り返した。
大麻でラリり1人で訳のわからないことを言って爆笑している。


一通りモノマネが終わると大麻タバコをまた吸いだした。
ココロは仲村のあまりの変貌振りに驚いていた。
大麻タバコを吸い終わりココロを見ると大麻の力でココロが妙に色っぽく見えてきた。
「ココロちゃんそろそろシャブやれば?」
仲村がそう言うとココロはそうだねと言ってまた注射器にシャブを入れ出し打つ準備をした。
大麻でボケているとそれほどシャブの虫が湧いてこなかった。
仲村は大麻の陶酔感に酔いしれながら自宅から持ってきた大人のオモチャを出しココロとの2回戦に取りかかる準備をする。


大麻で極まっている為にココロが愛いとしくとてもきれいに見えてくる。
ココロはソファーに座りシャブを注射器に詰めだして黙ってシャブを追い打ちすると大きな深呼吸をした。
仲村はココロが追い打ちをしてる間にバックからバイブ、ローター、アイマスク、手錠の大人のオモチャを並べた。
「ココロベットに来いよ」
仲村に言われるがままにココロは素っ裸でベットに寝そべり仲村は寝そべったココロにアイマスクをすると手首を後ろで手錠した。
視界と手の自由を奪われたココロを仲村は舌で舐め出した。
仲村の舌が乳首を舐めまわすとココロの息使いは激しくなってくる。
仲村は大麻をやってる為に時間がものすごく長く感じる。ココロの胸がシラフの時より巨乳に感じ、乳首を舐めまわすとシャブの力でココロは感じ出す。
仲村はローターを手に持ちスイッチを入れるとココロのクリトリスにあて舐めまわしている乳首を軽く噛んだ。
ココロのあえぎ声がだんだん激しくなると仲村はローターをクリトリスから外し愛液でビチョビチョに成ったローターをココロのアナルに入れてローターの強さを最大にした。
仲村は乳首から下半身に舌を移動させココロのオマンコを舐めり出す。
仲村のねちっこいクンニリングでココロは悶えを繰り返した。
ココロは仲村の舌技で何度も身体をのけぞらして痙攣を繰り返した。


大麻のせいで時間の感覚が無い。仲村は2時間以上もクンニを繰り返していたような錯覚に陥るが大麻の幻覚であり実際は30分くらいしか経っていないだろう。
仲村は手錠を外すとココロにバイブを渡しオナニーをする様に命じた。
「ココロちゃんこれ使って嫌らしい姿見せるんだ」
ココロは言われるとおりに仲村の目の前で股を広げバイブでオナニーを始めた。
目の前でココロがオナニーしている姿を見ながら仲村も手で自らの陰部を擦りマスターペーションを始めた。
ココロの持つバイブが激しく上下に動き出しココロの愛液が流れ落ちていく。
仲村はココロにオナニーを見ながら自らもオナニーをしている。
だんだんとココロのあえぎ声が大きくなり仲村の右手も早くなる。



結局、仲村はその後にココロの顔に精液をかけると大麻をもう一度吸って眠ってしまった。
ココロはその後、オナニーをするのをやめるとシャワーを浴びて残りのシャブを極めると布団に潜り貝に成ってしまった。

次の日の朝、仲村は目を覚ますと何事も無かったかのように着替えだしココロと一緒にホテルを出て抜道の妻の店に向かった。

迎夢 ( 2013/08/11(日) 03:53 )