堕落
24
通称オーバードーズといい、使用する量を誤まり本人の許容範囲以上に使用してしまうとこうなってしまう。ポン中用語の(行き過ぎ)である。
行き過ぎになると当の本人は頭はガンガンして割れそうに痛いし、心臓はバクバクしてパニックを起こし動けなくなる。簡単に言うと貝になるの上である。訳が分からなくなり動けないのだ。
行き過ぎは初めて成ると本人はこのまま死ぬのではないかと錯覚を起こすが数時間もたつと気持ち良くなり元気になる。
おそらくは本人よりも周りの人間のほうが驚き錯乱するだろう。
倒れこみ頭がガンガンするなど言っても救急車など呼べないのだから。
ポン中は思考回路が麻痺しているのでシャブを買って自宅まで我慢できずにコンビニのトイレや車の中で使用して倒れこみ捕まる人も珍しくはない。

そして3、4日も寝ないでシャブを続けて、大量の許容範囲以上のシャブをやってしまうと。幻覚を見るのである。麻薬での錯乱である。
コレはおそらく脳が栄養不足と睡眠不足で正常に機能しないのだろう。考えても見て欲しいがほとんど食事もしないで少量の水分で3、4日もこもるのだから見えないものが見えても仕方がない。
この幻覚は本当に怖い。コレにシャブ特有の被害妄想が加われば通り魔事件などを引きを越す。
目の前に小人が出てきて、アイツは人間の形をしている悪魔だお前を地獄に連れて行くとために現世に来たと言ってきたり。
天の声が聞こえてきて、あいつはお前の事を警察に売ろうとしている。警察に行けばお前はシャブで捕まる。その前にあいつを殺せ。
このような幻覚、幻聴、被害妄想が一体と成り奇怪な事件を起こすのだ。


今仲村が倒れ込んでいるのは説明しがたいのだが、おそらくは脳が驚き動けなくなっているのだろう。
簡単に言うと、とにかく動けないのだ。本人は本人で汗をかいているのに寒いし多少は苦しい。
心臓の鼓動はドクドクと早い。頭はガンガンする。きっとこのまま死ぬんだ。仲村はそう思いながらも目をつぶる。
暗闇の中を心臓の鼓動とありもしない宇宙が回る。
訳の分からないまま自分の殻に閉じこもる、頭はガンガンするし鼓動は早くなる。
耳はキーンとなり、何が何だか分からない。
とにかく落ち着くのだ。そう自分に言い聞かせ黙り込んだ。
パニックと混乱の中をひたすら我慢する。
黙り込んでしばらくするとだんだんと頭の痛さが消えていった。
後頭部のあたりから爽快感が湧き出してきた。さっきまでは死ぬかもと思っていたが一気に気持ちが高ぶってくる。そして何かをしたい衝動にとらわれる。
何かとはエロである。仲村はエロDVDをかけると耐久オナニーに入りだした。
立ってはしぼみ立ってはしぼみを繰り返した。
イクわけでは無いが気持ち良い。勃起
たって
はしぼみを繰り返していた。
繰り返す事5時間、仲村のチンポの先に快感が集中する。


迎夢 ( 2013/07/31(水) 10:26 )