堕落
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現物をみればテンションが上がり効き目のようになっている。
あせる気持ちを押さえて、使用
キメる
前にシャワーを浴び寝巻きに着替えた。
よしいよいよだ。仲村はコップの中にミネラルウォーターを入れ部屋のテーブルに置いた。注射器の封を開けるとコップの水をメモリイッパイまで注射器で吸い上げコップに出す。一応はコレで注射器の洗浄のつもりなのだ。
注射器の水を抜いたら注射器の棒を抜き、シャブの入ったパケの封を開けシャブを少量舌で舐める、シャブの苦さが口いっぱいに広がる。
仲村は注射器にシャブを入れる。
少し入りすぎたか?注射器を軽くデコピンしてメモリを見ると10メモリまでシャブが入っている。量にして01g位だ。
普段仲村は5メモリくらいしかやらないのだが、これ位の量をやったらどうなるかと言う好奇心の方が強かった。
久しぶりのシャブだ今日は多めに行こう。そう決めるとシャブの入った注射器でコップの水をシャブの量が二倍くらいになるまで吸い上げた。
注射器の中でシャブが水に溶け出している。仲村は早くとけるように注射器を指で摩擦し始めた。
注射器のシャブが大体溶け終わると、部屋にあるタオルで左腕をきつく縛り血管を浮き上がらせる。
仲村は唾を飲み。注射器を手で持ち浮き上がった血管に注射器を射しこんだ。刺さった注射器を少し動かすと血液が注射器に逆流した。
注射器の棒をゆっくりと押し、体内にシャブを流し込む。
全部入れ終えると少し引きまた入れ注射器を抜きテーブルに置いた。
そして、腕を縛っているタオルを緩めると手足が冷たくなり、ノドの奥がツーンとすると全身に鳥肌が立ち。視界が暗くなって行き、意識が遠のいていく。
やばい入れすぎたのだ。仲村は座っている体制から後ろに倒れこんだ。


迎夢 ( 2013/07/31(水) 10:26 )