堕落
13
仲村はあまりの驚きで、しばらく動けずにいた。
髪の毛が逆立ち寒気が止まらない。手足は冷たくなり何が起こって居るのか分からずにいた。
目をつぶるとクルクル星が回っている、しかし後頭部からは激しい快感が湧き上がって来る。
快感とパニックで仲村はベットに倒れこんだ。そして起き上がれずにいた。
貝の様になってしまった。覚せい剤は使用する量を間違うとたまに貝になる人がいる。
レナはというと仲村の姿を見て笑い転げている。
「笑わせないでよ。ちょっとあんた、大丈夫なの?」
「いや大丈夫だから、ちょっと自分の世界に入らせてくれ」
仲村はそう言うと自分の殻に閉じこもり貝になってしまった。
仲村は目をつぶり、ありもしない自分の星空を旅していた。
するとどこからともなく声が聞こえいてきた。「何言ってるのよアンタそうわさせないわよ」という声が聞こえると下半身に激しい快感が走った。
レナは自分の殻に閉じこもっている仲村のチンポをくわえだした。
ドングリのように縮こまったチンポの先をレナが一生懸命に舐めだした。
仲村は下半身に激しい快感を受け、あえぎながら身体をクネクネさせて自分の世界を旅していた。
下半身に激しい快感を受けながらも頭の中はグルグルと回り、射精しているのかしていないのかそれすら分からない快感の渦に飲み込まれて意識を失いそうだ。
それでもレナは下半身を舐め続ける。快感は続き、仲村はもだえ続けた。
気が付けば5時間が過ぎていた。レナはドングリのようなチンポの5時間もしゃぶり続け、仲村は5時間ももだえていたのだった。



レナとのホテルの注射器での一発がその後の仲村の人生を完璧に変えたといっても過言ではない。
仲村はその日から覚せい剤は注射器で体内に入れるものだと知った。それほどの衝撃だった。
仲村はレナと知り合ってから覚せい剤の知識もだいぶ付いた。一人前のポン中のようにシャブの良し悪しを語るまでに成長していた


仲村はというと性教育をアダルトビデオで覚えたような男だけにどんどん変態になっていく。ローターやバイブに始まり目隠しや身動きが出来なくなるようにロープで手足を縛ったり、アナルやSMにまで進んでいる。このまま行けば最終的にはスカトロや獣姦、死姦にまで進出しかねない勢いだ。レナは仲村の肉便器と化していた。
レナは不細工なくせに性格も悪く、風俗でもサッパリ稼げないでいた。シャブを買う金がないレナはシャブをキメたいたいときだけ仲村に猫なで声で電話をしてくるだけで仲村も正直できれば他の女のほうが良い。穴があるから会っているだけだ。
しかしポン子(シャブをする女)などそういるものではない。まして仲村のような中年の男に若い女などそうは出来ない。


数週間後
仲村はいつものように公園にシャブを買いに行った。
覚せい剤をやると疲れや眠気が飛び、1つの事に集中できる。

迎夢 ( 2013/07/31(水) 10:22 )