堕落
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まあ足りなかった後でまたやればいいし」レナは一人で何かをつぶやいていた。
注射器の棒のフタをするとコップの水を注射器に少し吸い込んだ。
「ちょっと、あんまり見ないでよ。恥ずかしいよ」
仲村は注射器でシャブをやるのを見た事がない。自らシャブでキマっている為、目を真ん丸くして見ていたのだ。
レナは注射器を指でこすり早くシャブが解けるようにしている。
「もう大丈夫」シャブが水に溶けたのを確認すると左手の袖をまくり上げ、肘の辺りに注射器を刺し込んだ。
レナはシャブのベテランなのだろう腕を縛り血管を浮き上がらせなくても一発で血管を探し当てた。注射器に血液が逆流するのを確認するとゆっくり注射器のシャブを押し込んでいった。
「あぁ〜」吐息のようなため息を吐く。
入れ終わるとまた注射器の棒のフタを引き、注射器に血液を居れまた出す動作をして血管から注射器を抜いた。
抜いた注射器をレナは仲村に渡した。レナはティッシュで血を押さえると目をつぶりシャブの陶酔感に浸っていた。
仲村もシャブでおかしくなっていて、これから先の未知の世界の期待からチンポはすでにギンギンに成っていた。

レナはシャブが身体全体に回ったのだろう。目をうつろにしてさかんに腰をモジモジさせている。シャブの力で獣のような性欲が沸いて来ているのだ。
普通なら性的関係をする前はシャワーを浴びたりする物なのだがシャブでオスとメスに成ってしまった2人はベットにもぐり込んだ。


迎夢 ( 2013/07/31(水) 10:21 )