05
「っ!・・・はい、未央奈さん」
「あぁ、血よ、血・・・暗罪黒兎の血よ・・・んんっ」
「いちいち指を切るのも痛くてしょうがないんですから・・・」
「んっ、んん・・・」
血の流れる指を貪る未央奈。血を舐めながら自分の手でおまんこを弄り始めた。
そしてもう一方も、頭のネジが外れたように翔の一物を握っていた。
「んんっ!んん、はぁ、いっぱい、いっぱい搾り取ってあげる!」
高速で手を動かし、これでもかと精子を搾り取ろうとしてくる。
美音も自分の手をおまんこに持っていって、弄り始めた。
くちゅ、くちゅ、と音がしてきた頃に、美音は一物をくわえた。
「ふぉぉぅん、んん、ふぅんはぁ、こんな、立派なの、久しぶりぃ」
「はぁ、ぁん、ねぇ、もっと血がほしい・・・足りないのぉ」
「・・・まだですか・・・っ!」
痛みに耐えながら中指もナイフで切ると、二本の指をくわえさせた。
血が多いと未央奈のオナニーも激しくなるようで、くちゅ、くちゅ、という音がだんだん生々しい音になってきた。
翔は空いている左手で未央奈の手を掴んだ。
「未央奈さん、指がねっとりしてますね」
「んんはぁ、だって、たくさん血をくれるんだもん、もう気分がおかしくなっちゃう」
「責められてばかりでは嫌ですからね、こちらもやらせてもらいますよ・・・」
「あ、ぁあん、気持ちぃん・・・」
未央奈のおまんこはぐちゃぐちゃと音が鳴るほど、既に濡れていた。
血のついた指をしゃぶりながら責められて、未央奈は顔が歪んでいた。
過去にどれだけの男がこの癖に耐えられず、血と共に命も奪われたのだろうか。確かに癖としては危険なのだが、それを受け入れれば何てことはない、幼顔の女性である。
それは美音も同じだ。幼顔の割には胸も大きく、大人の女性である。
縄で縛るとこちら側もそそられるだろうが、縄を解いた美音の豹変もまた、何てことはなかった。
問題は祐唯に会うまでに別れを告げられるかどうかだ。未央奈は殺人犯“血女”であり、美音はこちらを縛りつけたように離れない。
本当に望んだ人が祐唯だと知ったら殺されてしまうかもしれない。
そんな事を考えていると、美音がフェラチオをやめたのに気づいた。
「ねぇん、あたしが壊れるまでガン突きして・・・」
「そんなに・・・」
「つまんない男ばっかりだったんだもん・・・久しぶりに立派な男に出会えたんだし、あたしが壊れるまでヤり尽くしましょ・・・?」
「・・・では」
お尻を突きだした美音。翔は一物をゆっくりと挿入させようと腰を動かした。未央奈から一旦指を離し、自由になった右腕。美音を抱き締めるようにして胸を揉んだ。
「あ、いぃ、揉まれて気持ちいいのも久しぶり」
「未央奈さん、ちょっと我慢していてくださいね」
「わかってる・・・」
物欲しそうな顔をしながらも、未央奈はベッドの上で翔と美音のセックスを見ていた。
柔らかい肌に肉付きのよい美音。セックスの見た目も映えた。
「あぁ、あ、あっ、あっ!気持ちぃぃっ、ぃいっ!」
「はぁ、あ、はぁっ・・・美音さん、し、締まる・・・!」
「ち、ちがうっ・・・あ、あな、あなたが、大きすぎ・・・」
美音が過去にどんな男と付き合ってきたのかはわからない。美音の性癖を考えたら、付き合おうとする男も逃げ出してきたはずだ。
縛られる事が好き、何も拘束してほしいという意味ではないはずだ。
それだけの愛を求めているという言い方が正しいに違いない。
今の翔は、今泉祐唯だけを求めてここまできている。その血が、愛が、祐唯を求めて。
「あぁ、あんたの胸に、血がついてる・・・」
美音の胸を揉んだ時に血がついたのだろう。我慢していた未央奈は血を見て反応してしまった。
「血が、血がほしぃっ」
「あ、あぁん、やめ、ひぁ!」
翔に立ちバックで突かれながら未央奈に胸の血を舐められては、美音も抵抗できない。
壊れるまでセックスしてもらう予定だったのが、もう理性が飛びそうだった。
「だめぇえんへぇんぇん」
「血を舐めてるだけなんですから。未央奈さんは美音さんの体に反応してるわけではありません」
「そんなぁぁん、あぁ、あっ」
もう少し弄んでやろう。翔はベッドに座って、美音の胸を揉みつつ、下から突き上げた。
時間をかけて美音の理性を壊すには丁度よいやり方だった。
「未央奈さん、これなら血を舐めるのに楽な体勢です。ナイフでもういっぺん切ってください」
「そんなにいいのね・・・わかったわ」
「っ!」
人差し指に三本目の切り傷ができてしまった。流れる血は美音の胸から伝い、下へ流れていく。未央奈は一滴も落とすまいと美音の胸、体を舐め回した。
「あぁ、やぁ!やめてぇぇ」
「気持ちいいでしょう?でも未央奈さんは血を舐めてるだけですよ?」
「もぅ、あ、頭が変にぃ」
「壊せって言ったのはあなたです、ですがそのやり方は自分の自由なんですよ」
「あぁんだめぇ!そんな、とこっ、舐めないでぇぇ」
へそ、乳首、人体の敏感な場所でも平気で舐める未央奈。血しか見てないだけに、舐め方は乱暴だったり、繊細だったり。
そろそろ次の手に出ようと、翔は指を未央奈にくわえさせると、美音を抱き寄せて正常位で突いた。
「あ、はぁ、はん、はぁん、げぇ、しぃい!」