case.2 今泉佑唯
08
午前3時を過ぎても、二人の情事は終わらなかった。
渉を仰向けに寝かせ、美彩は渉の上で腰を振っていた。渉の逸物を自分の中に入れて。
日本酒の酔いも、渉への酔いも覚める事なく、美彩は渉へ愛を表し続けた。


「気持ちいいぃ、もっ、とぉっ」



美彩は体を後ろに反らし、両手を後ろについて腰も浮かした。渉は全く動いておらず、美彩の生暖かい膣内の温度を感じているだけだったが、それでもよかった。




「ダメぇん、あぁ、だめ、イクっ、イッちゃうっ!」

「!・・・フフ」


渉は体を起こすと、美彩の手を掴み腰の動きを止めさせた。



「わ・・・渉、さん・・・」

「こんなところで終わるのは早いんですよ。まだ楽しみましょう」



渉は体勢を変え、美彩を横に寝かせ後ろから突いた。渉の逸物はそこらの男と違って大きい。それが何度も美彩を突き、癖になってきていた。美彩が絶頂に達する前にピストンを止め、渉は体勢を変えた。
今度は美彩を四つん這いにすると、両手首を掴んでピストンを始めた。


「あぁんはぁんあんダメぇぇっん、激しいぃんぃん!」


互いの腰がぱん、ぱん、と当たる音が強くなり、渉も美彩もいよいよ限界が近づいていた。一夜の愛も終わりを迎えるその時。互いの息も絶え絶えになり、もう体が持たない中で渉は美彩の中に勢いよく射精した。



「ふぉぉ!」

「あぁっ!!」



美彩の中にどく、どく、と精液が流れていく。疲れきった美彩は渉が離れるとそのままベッドで寝てしまった。渉は布団をかけると、風呂場に向かい、シャワーを浴びた。
恵の時のようにさらっと、頭と体を洗ってすぐに上がり、バスタオルで体を拭いた。
時刻は午前の4時半。渉は服を着て美彩の部屋を出ていった。


「流石に疲れましたねぇ。徹夜となると体が重たい」


渉はサングラスをかけ、車も人も通らない道を歩いていった。

壮流 ( 2017/01/19(木) 22:00 )