忌まわしき過去
本編
08
明日香は信じられないほど目を大きく見開き、全身を痙攣させる。

「はぁっ、はぁっ」
男は喜々として腰を振り始めた。
処女血にしては多すぎる血が流れ、年齢に比して成熟していない膣と堅くご
つごつした肉棒の間の摩擦を助ける。

「ふあっ、ふあっ」
体重を自分の力では支えず、そのまま明日香に叩きつける。4人がかりで押さえ
つけているにもかかわらず、明日香の体は徐々にずり上がっていっていた。

「ふああああっ」
男は狂ったように腰を動かし続け、やがて勢い余って肉棒がすっぽ抜けてし
まう。

「ふあっ!?」
その瞬間、大量の精液が男の肉棒から放たれた。
ゲル状の粘液が宙に広がり、明日香の頭を飛び越えて床の上にぶちまけられる。

「柔らかくなったみたいだねぇ」
明日香の秘裂は真っ赤に腫れ上がり、使用前とはうってかわってぱっくりと開
いていた。
「じゃあ次、どんどんヤっちゃおうか」
入れ替わりに別の男が明日香にのしかかる。
先ほどまでけがれを知らなかった肉ヒダが再び男を迎え入れる。

「うぉっ」
明日香の中に入り込んだ男は歓声をあげた。全身から力が抜けていて、男を
締め付ける筋肉の動きはない。しかし元々狭い上にほとんど未使用なので
純粋に狭く、大きく怒張したものを押し込むとひどくきつい。

何度も突かれるうちに、明日香の意志とは関係なく体が反応する。
感じているからではなく体を壊されるのを防ぐために、愛液が盛大に
吹き出していく。

男が腰を進めるたびに粘ついた水音が響き、腰を引くたびに血と
愛液のカクテルが男女の股間をぬらし、ズボンやスカートにかかる。

「いぃぃぃっ」
男は滑りがよくなったのに気をよくして、さらに激しく腰を振る。
技巧も何もない、女の苦痛など考えてもいない、単純で乱暴な動きだ。

男が動くたびに、お椀型のふたつの白いふくらみがふるふると揺れる。
前をはだけられ、下半身をむき出しにされた少女の体が、壊れた人形のよう
に男の動きにあわせて動く。

「……」
明日香は、虚ろな目で天井を見上げていた。
股間には鈍痛。足と尻にはヤスリで軽くこすられるような痛み。

そして、ときどき腹の奥底に広がる、忌まわしいぬくもり。
激痛と精神的衝撃でほとんど意識の無い状態で、明日香は延々と陵辱にさらさ
れていた。

「……れで、6本目……」
小太りの男の声と、男達の嘲笑、そして自分の股間にあふれるほど注がれた
粘液の熱さ感じながら、明日香は完全に意識を失った。

      ○

「まして。目を覚まして、明日香」
明日香が意識を取り戻したとき、まず目に入ってきたのは懐中電灯を持った親
友の姿だった。

「聡美?」
明日香はか細い声を出した。固い床の上に寝ているのは分かるが、頭がぼんや
りして状況がよく分からない。

「よかった。なかなか目を覚まさないから心配したわよ」
床に直接座り込んでいる聡美は精一杯微笑もうとしたが、泣き笑いの表情に
しかならなかった。

サイバーエクスタシー ( 2013/09/01(日) 09:46 )