忌まわしき過去
本編
07
「いやっ、抜いて、抜いてよぉっ」
明日香は呆然と目を見開いた。
聡美は、普段の凛とした姿からは全く想像できないありさまになっていた。
黒目がちの瞳からは涙がとめどなくあふれ、薄くされていた化粧は完全に崩
れてしまっている。

「やぁ……やだぁ」
まるで幼女のように、激しく左右に首を振る。そのつややかな髪には、黄み
がかった白い粘液がべっとりとこびりついていた。

「あぐぁっ……」
背後から貫いている男が腰を動かすと、聡美は動物じみた悲鳴をあげた。

「気の強い子のようだったけど、後ろの穴は弱かったようだねぇ」
小太りの男は、貴子を激しく突き上げながら、声だけはのんびりと言った。

「ひぐっ……えぐっ」
聡美は犬のような格好でうなだれ。
「ああああああっ」
大声で泣き始めた。

「……」
聡美の悲惨な姿を見てしまった明日香は、最後まで残っていた気力が失せていく
のを感じていた。

「ひきぃっ!」
聡美を貫く男が本格的に動き始める。彼女の膝をしっかりと脇に抱え、腰を
左右に振りつつ根本まで逸物をねじ込む。そして今度は腰を引き、血と
腸液にまみれた肉棒を外気にさらす。聡美はよたよたと前に進んで逃げようと
するが、しっかりと腰を抱えられているので下半身は動かない。

やがて聡美はバランスを崩してしまい、上半身を床に打ち付けて倒れてしまった。
尻だけを高く上げた無様な格好の聡美に対し、男は何度も抜き差しを繰り
返した。汗にまみれた白い肌に、床につもった埃が張り付いていく。

「あがっ……ぃぎっ」
ほとんど拷問のような陵辱にさらされる聡美を、明日香は虚ろな目で見つめていた。

それから数分、聡美の悲鳴だけが響いた後。
「ふぅぅぅっ」
聡美を貫いていた男がうめき声を上げ、白い尻をがっしりと掴んで自分の腰
に押しつける。

「ふあっ」
男の顔に恍惚とした表情が浮かぶ。
男は何度か明日香の尻を揺すると、そのまま腰を引いて女の中から抜け出した。

宿便と白濁液にまみれた男の逸物は、淡い光をぬらぬらと反射していた。
支えを失った聡美は堅い床の上に倒れた。大きなサイズの肉棒を受け入れてい
たアナルはだらしなく開いたままで、そこから茶色い粘液がとろとろと流れ落ちて
いる。

「ぁ……」
口を半開きにしたまま床に突っ伏していた聡美は、吐息とも溜息ともつかない声を
漏らしていた。もう、涙を流すだけの気力さえ残っていなかった。

「ふむん。まだ濡れないかぁ」
小太りの男は、未だに明日香に苦戦している仲間を見て眉をひそめた。

「もういいや」
無造作に貴子を押しのける。貴子が床にぶつかって嫌な音を立てるが、小太
りの男は眉一つ動かさなかった。彼は張りつめた己の肉棒をズボンの中にしま
い、チャックを閉めた。

「みんなで押さえつけて強引に入れちゃおう」
明日香に男達が群がる。両手両足をそれぞれひとりで抑え、明日香の体を大の字で
固定する。

「開通式はやらしてあげるけど、いい加減時間かかりすぎなんだから早くして
ねぇ」

ずっと明日香にとりついていた男はうなずき、先ほどよりさらに大きさを増した怒張を
彼女の股間に押し当てた。

「ふぬうううっ」
下半身の力の全てを使って、怒張を明日香の中に押し込んでいく。

「ぃぐぁっ」
明日香は、肉の裂ける音を確かに聞いた。
痛みというより純粋な衝撃が明日香を襲う。

「ぐっ、いぎぁっ」
明日香に悲鳴をあげさせつつ、亀頭が無垢の柔肉を押し広げていく。そして
カリが明日香の中に埋まった瞬間。

「入ったねぇ」
それまでの抵抗が嘘のように、太い血管を表面に浮かべた怒張が、一気に
明日香の中にめり込んでいった。

サイバーエクスタシー ( 2013/09/01(日) 09:45 )