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午後七時。
二人は部屋に戻ってきた。
「いや〜熱かったね♪」
「すごい熱かった♪」
「もう汗引いた?」
「一応引いた。ていうか絶対人来てたでしょ、ヤバいんじゃない?」
「大丈夫だって♪」
「ちょっと怖かった」
男性は祐希の肩を揉み始めた。
「おお〜いたれりつくせり……♪いつも抱えてるからさ♪」
祐希はそう言って自分の乳房を持ち上げた。
「気持ちいいでしょ?」
「めちゃくちゃ気持ちいい♪っていうか上手〜い♪」
「痛くない?」
「痛くないよ♪気持ちいい♪」
「こっち向いて♪」
「ん?」
「チュッ♡」
男性は祐希の唇にキスをした。祐希は思わず笑ってしまった。
「こっち向いて♪」
今度は何も言わずに振り向く祐希。
「チュッ♡」
「(笑)何?ゲーム?♪こっち向いてゲームしてるの?♪」
男性の手が肩から胸へと伸び、浴衣の上から優しく愛撫し始めた。
「フフフッ♪エロマッサージ♪エロマッサージになった♪ここ凝ってますね〜のやつでしょ♪」
「チューしよ?」
「うん……♡ん……ちゅっ♡」
祐希は身体中を触られながら、男性と、舌を絡め合う。
「あ……むぅ……ちゅぱ、ちゅぱ……っ……んっ、ふああっ……♡」
いやらしい水音とぬめやかな声が、部屋の中で響いていた。二人の唇が、ぬちゃぬちゃと唾液を撹拌して、淫猥なハーモニーを奏でている。
やがて男性は舌を彼女の耳の中に入れていく。彼女の耳を唾液まみれにしながら、ちゅぱちゅぱと舐めしゃぶっていく。
「フフフッ……♡触り方がやらしいんだけど♪」
乳房が露わになった。男性は両手でその乳房を優しく揉んでいく。
「最高だよ……こんな温泉きてさぁ……祐希ちゃんとイチャイチャできて♪」
「エヘヘ♪急に恥ずかしいなぁ……♪」
「ねえ?」
「なに?」
「これ取っていい?」
男性は祐希が着ている浴衣の紐をほどき始めた。
「ちょっと!?何するのー♪」
「何するでしょう?♪」
そして祐希の陰部が露わになった。
「こっちに寝てごらん♪」
「えっ、ごろんしていいの?ごろん♪」
祐希は座卓の側に寝転がる。
「下乳汗かいてるよ♪」
男性はツンツンしていく。
「アハハハッ♪さっきあんだけ汗かいたんだもん、そりゃ残るでしょ。もう恥ずかしいなぁ♪」
男性は乳首を摘みながら胸を揉み続ける。
「あ?」
「どうした?」
「おっきくなってるなぁ……♪」
男性の逸物は勃起していた。
「ヘヘヘヘッ♡何もしてないのに♡」
「おっぱい揉んでるだけでこんなになっちゃったよ♪」
「もしかしてチョロいタイプ?」
やがて男性の手が祐希の股間に伸びていく。
「脚開いてごらん?」
「どーいうつもりぃ?♪」
祐希が脚を開くと、男性は彼女の陰部を少し観察し、そして親指を彼女の秘口の中に入れて動かし始めた。
くちゅくちゅ♡にちゅにちゅと肉がこねる音が聞こえる。
「めっちゃヤラシイじゃん♪」
「あ〜恥ずかしい恥ずかしい♡」
男性は今度は中指で秘口をくちゅくちゅさせながら尋ねた。
「クリと中どっちが好きなの?」
「ん〜?中♪」
「中派なんだ♪」
「中派なんです〜♪」
男性は指を二本入れると、届く範囲で奥の方まで指を出し入れして膣壁に刺激を加える。
くちゅっ♡くちゅくちゅっ♡
「んんっ!んんぅぅっ♡」
「どこが気持ちいいか教えて♡」
「んー♪おまんこの中気持ちいい♪んんっ!んんーーっ♡♡♡あん♡あん♡あん♡あぁぁぁぁ……ん♡」
指の出し入れが激しくなると、祐希の息遣いも激しくなっていく。
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ!!
「ああっ!あぁぁ〜〜〜っ♡きもちいい……♡あっあっあっあっ♡♡♡んあぁあぁぁぁ……ん♡♡♡」
なおも指を動かす男性の手を一度止める祐希。
「ダメッ♪イッちゃうッ♪ねぇっ!ダメッ!♪」
しかし男性はまだ動かしていた。
「ねぇ……もういいからぁ……!♪」
「おちんちんの方がいい?指だめ?」
「ダメッ!おちんちんの方がいい♪」
「じゃあ……」
男性は指を離し、逸物を出そうとしていた。
「やっさしーッ♪」
男性は肉棒を秘口に数回なぞらせると、中をこじ開けていった。
彼女の洞がみるみる広がっていく。
「ああっ、おっきい……♡硬くておっき〜いぃぃ……♡」
ぷにっとした肉谷が、左右に割り開かれていく。
みちゅうみちっ……ぐちゅりっ!どんどん奥まで掘り進んでいく。適度な圧迫感が男性の肉棒に襲いかかってくる。ぐりぐりと肉棒に押し広げられて、熱い秘肉がぎゅうぎゅうと締めつけてくる。
「はあぁ……ん♡ぁはぁんっ♡おおきぃっ……♡おおきぃよぉ……♡♡♡」
奥まで入ると、男性は数回肉棒を押しこむ。その度にぐちゅっ、ぐちゅっといやらしい音がなる。
しかし、
すぽっ!
「あれ?」
勢いあまって肉棒がすっぽ抜けてしまった。
「挿れて……」
「もう硬すぎるから出ちゃうんだよ♪」
祐希は男性の逸物を自身の陰部に当てていく。
再び挿入し、今度は順調に抽送を繰り返す。
男性は再び汗が噴き出し、びっしょりだ。陰茎に張りつき、絞り上げ、締めつけてくる腟ホールの快楽に、全身が燃えあがる。
男性の身動きに合わせて祐希の身体が揺れ動くと、みちみちっ!と愛肉が軋む。
「フフフッ♪おまんこ気持ちいい?」
「気持ちいい……♡」
「私もお兄さんのかったいおちんちん気持ちいいッ♪あっ……あっ♡あっ♡あっ♡あぁぁっ♡そんなに激しくしたらイッちゃうぅぅッ!♡」
肉棒がアイドルの腟肉をぐじゅると抉る。
「すごい顔してそうで怖い……」
「すごいエロい顔してる……♡」
祐希の顔色が桃色に染まっている。膣肉がうにうに蠢き、悦楽を貪る肉棒にさらなる刺激を与えてくる。
「うああっ……ああっ……ぐああっ」
ぐっちゅっ!ぐっちゅっ!ぐっちゅっ!
「おっきぃおちんぽぉ……あ、あ……なかぁ、こすってるぅううっ♡」
男性は腰を動かし続けながら祐希にキスしていく。二人は密着しながら舌を絡め合う。
「んー……♡くちゅ……くちゅ……ちゅぱぁ……おちんちんビクビクしてるよ♪」
「ヤバい……♪」
「(笑)ヤバい♪エヘヘッ♪」
「あッ♡あッ♡ヤバいッ!?♡」
男性が我慢していた陰茎の根本で堰き止められている粘塊が射精管をみきみきと膨らませる。
「ええっ!?待って!まだダメッ!」
耐えることなんてできやしなかった。
精管が膨らむ、海綿体が裂けた、そう思えるくらいの衝撃に男性は腰が跳ねた。
「ぐああぁああああっ、出る、でるぅぅうぅぅぅ〜〜〜っ!」
どびゅるぅぅうぅぅぅぅうっぅぅぅぅぅぅぅぅう!びゅるぅうぅぅぅぅ!びゅばっ、びゅばばっ!ぉびゅりゅぅぅぅう!
溜めこまれた汚濁が祐希の腟孔に叩きつけられる。
「ああっ……あぁぁ…………」
「ねえダメ……ダメ……」
祐希は少し呆れながら男性に抗議する。
「ダメって言ったいまーっ!」
「出ちゃった……」
「ダメって言ったのにー!これからじゃんっ!」
「イッちゃったよ……ヤベー……」
コンドームの先には大量の精液が膨らんでいた。
「え?ホントにイッた?」
祐希はコンドームを確かめた。
「(笑)ねぇ……どういうことぉ?!これ取っていい?」
祐希はコンドームを取っていく。
「おいおいおい……なにイッてるんだよぉっ!♪しかも取れないんだけどこれぇっ!」
「ギュッてして、ギュッて」
しかし祐希は取ることができなかった。
「アハハハァ……だんだん面白くなってきた♪取れない♪」
「ここ持って」
「おちんちん痛くない?大丈夫?」
「大丈夫」
そして祐希はようやくコンドームを取ることに成功した。
「勝手にイッた証拠を押収しました♪フフフッ♪まだって言ったんですよ?」
「お願いフォローして」
「みんなにイッたことばらされたくない?」
「気持ちよかったって言っといて、お願い」
「(笑)おかしなこと言ってますこの人♪」
「はあ……ヤバかった……♡」
「ねえおなか空いちゃった♪」
「エッチしたら?」
「うん♪」
「じゃあご飯食べて、今度リベンジさせて」
「えー?どうしよっかなー♪」
コンドームを振り回す祐希。
「お願い(笑)」
「とりあえずご飯食べよ?」
「うん」
「これ証拠だから♪」
「うん」
「証拠のブツは押収しましたからね♪」