最終章後半パート
夜空の下、女の子達の歓声が響く。
ふたつの影が飛び交い、停止する。魔法の杖を構える少女達が向かい合っていた。愛らしいコスチュームに身をつつみ、真剣な目で睨み合う。
「くっ……負けない!」
「私だって!」
この二人からやや離れたところで、数人の魔法戦士達が集まっていた。
「先輩頑張って!」
「ファイトファイトー」
声援が飛び交うなか、魔法戦士達が模擬戦を行っているところだった。寂れた広い公園は格好の稽古場である。
彼女達はまだ未熟で、たいした魔法は使えなかったが、少ない妖力を集めて結界をはり、その中で模擬戦に明け暮れていた。いつの日か、魔法戦士としてデビューするために。
そのとき……ゆらりと大きな影が近づいてくる。パチパチとゆっくり拍手をしながら。
「……すごいわ。なかなか見応えあるじゃない」
「きゃああ!」
「ひいい!魔物っ!」
魔法戦士達が身構える。怯えきって震える女の子もいた。
「……私が成敗するわっ」
「私もっ!」
勇ましくも、戦っていた二人が魔法の杖を構える、しかし手指が煮えており、その表情は恐怖に歪んでいた。
「……何?私と戦いたいの?」
ねるがおどけた様子で瞬きをする。
魔法戦士二人は肩をこわばらせながら、必死に平常心を保とうとしていた。
彼女達は一目でねるの正体がわかっていた。かなり上位の魔物だと。放つ瘴気、威圧感。彼女達が知るどの魔物よりも、脅威だった。
「あ、あなたは……噂のっ……」
「……噂?私にどんな噂が?」
「魔法戦士も……わ、私達のような……見習いまで」
魔法戦士達は顔面蒼白になっていた。脚をガタガタと震わせ、さらに混乱している。
全員がねるの存在を知っていた。最強魔法戦士と呼ばれ、華々しく活躍していたが、魔王の寵愛を受け、ついに契約してしまった。そして、今では同じ魔法戦士達を狙い、何の躊躇もなく殺戮している。
「同族殺し……でしょう?」
にやりとねるがほくそ笑む。歪んだ紫色の唇に、圧倒的な強さが表れていた。
「わ、私達は負けないわっ」
魔法戦士達が必死に自分を奮い立たせて、使命を果たそうとする。だが、ねるのあまりの威圧感に身体がこわばってしまっていた。
「どうしたの?怖がっちゃって。せっかく魔法の杖持ってるんだから攻撃したら?」
「くっ……」
挑発するねるが怖くて、魔法戦士達はやはり手が出せなかった。戦いに挑もうが挑むまいが、皆殺しにされてしまうだろう。
魔法戦士は、命に代えても魔物を倒し、平和を守る崇高な使命を負っている。しかし、ねるへの恐怖がそれを上回っていた。
「うふふ……。そんなにびびってたら、始まらないわよ?案外私、弱いかもしれないのに。うふふ……あははは……」
ねるの高笑いが響く。余裕たっぷりだった。誰よりも自分が強い。どれだけ束になってかかってきても負けることはない。揺るぎない自信に満ちあふれていた。
「私が相手よっ!」
突然、凛々しくも、愛らしい声が響く。ふわりと跳び上がった女の子が、ねるの前に降り立ったのだ。
「だめよ!相手が強過ぎるわっ」
「もう逃げましょうっ……」
もはや魔法戦士達は、戦意喪失していた。 ねるからあふれる凶悪な妖力に、圧倒されてしまったのだ。
普通の女の子ならば、発情してしまうほどの強い瘴気が流れている。魔法戦士達は それを、自分の妖力でブロックしていたのだ。
「最強魔法戦士ねる……!私はずっとあなたを探していたわ……!」
「それはどうも」
「私はあなたに命を助けられた。だから、 魔法戦士になるって決意したのよ」
「……?」
まったく覚えてないといったふうに首を傾げるねる。一瞬、片耳豚の腕のなかで泣いている女の子の姿が頭に浮かんだような気がしたが、すぐに消え去ってしまう。
「私、もう泣かないし逃げない! 貴方のおかげで、あのときよりも強くなれたのよ。ちゃんとお礼を言いたいの。だからお願い……ねる!目を覚まして!」
「わかってないわねぇ。今の私が本当の姿なのに……」
「なっ!?」
ねるが退屈そうに髪の毛をつまみながら、無防備をさらしている。
見習いの魔法戦士など、相手にしたくもない。
まして、自分の過去という、どうでもよいものを持ち出されるのも退屈だった。
「……わかった?貴方の戯言は、ウザ絡みでしかないの」
魔法戦士はキッと目を吊り上げながら、顔を上げる。
「私は一生忘れないわ。今あなたを倒せば、元に戻れるはず……。世界に平和を取り戻すためにっ……。勇気をもって戦えば、魔法戦士は運命を変えられるのよっ!」
ねるへの想いを胸に、今日まで耐えてきた。
仲間達と厳しい訓練を乗り越え、魔法戦士としてデビューをする。それだけを夢見てきたのだ。憧れのねるに近づくために。
「うふふ……。なるほどねぇ。魔法戦士もおちぶれたものだわ。口ばっかり。あげく集団で訓練だなんて……雑魚ばっかりじゃない」
魔法戦士を取り巻く環境は、大きく変わっていた。
これまでは、素養のあるものが選ばれ、一人ずつ使命を得ていた。だが、それでは魔法戦士の供給が追いつかなくなったのだ。打開すべく、こうして集団で訓練していた。苦肉の策だった。
「ふざけないで!正義は負けない!」
女の子が跳び上がる。
少女の身体を眩い光が包み込むと、瞬時に変身した。愛らしいコスチュームに変身し、構える。目の輝きは失せていなかった。正義に燃える魔法戦士がそこにいた。
「そうこなくっちゃ。ふふ。私ね。勇気がある女の子……大好きなのよ」
「勇気は勝利を導くのよっ、はぁあああ!!」
魔法戦士が跳び上がり、魔法を放つ。
だが、ねるがふぅと吐息で吹き飛ばしてしまった。
「そんな!?渾身の一撃がっ……」
「へぇ。そうだったの……。残念」
「私は負けないっ!フッ!」
一瞬、青ざめたが、すかさず跳び上がる。ここで食い止めなければ、魔法戦士は途絶えてしまう。魔物がはびこり、彼女達の大切にしてきた家族や友人が次々と命を奪われる。
「はぁあああ!!」
「ふわぁ、退屈……」
ねるはアクビをしながら、人差し指だけで魔法をはじき返してしまった。
魔法少女はめげずに、魔法攻撃を続ける。
「はああぁっ!」
「はぁ……」
「ぜぇ、ぜぇ……はああぁっ!」
「まだやるの?」
「はぁ……はぁ……は、はあぁぁ……」
「どうしたの?まだ一発も当たってないわよ」
何度魔法を放っても、ねるは退屈そうによけるだけだった。
「はあっ、はあっ……」
よろけながらも、女の子が構える。もはやボロボロだった。腕に力が入らない。魔法を撃てるかどうかさえ、わからなかった。
「はあぁっ……。そんな……」
魔法の杖から、わずかな煙があがる。妖力が尽きてしまった。がくりとくずおれる。
「ぜぇぇ。ぜぇぇ……あ、あぁ……」
全力を尽くした。枯れ果てるまで力を出し切った。そして……己の無力さに打ちのめされてしまった。
「さーて。そろそろ私の番かしら?さ、楽しい時間の始まりよ♪」
悠々と魔法戦士に近づいたねるが、パチンと指を鳴らす。
すると、魔法戦士が操り人形のようにふわりと起き上がった。
「ふがぁぁ、んぐぅぅぅぅ!!」
魔法戦士が苦しそうにうめき声をあげる。いきなり、アヌスと鼻孔にチューブを差し込まれていた。
気がつくとねるが背後に回っており、髪の毛を掴み上げていた。
「あら?ヘンな声あげちゃって。おかしいわねぇ。うふふ、とっても気持ち良くなるはずなのに……」
魔法戦士が首を横に振る。アヌスという、狭い排泄器官に硬いものを入れられ、苦痛が止まらなかった。火傷したような痛みがある。そこをぐいぐいと押し込まれていた。気持ちが悪くて、えづきそうになる。
「うげっ……うぅ、鼻と……お、お尻にっ……ぜぇぇ、ぜぇぇ……なんてことっ・・・・・・」
「アナルも性感帯よ。最初は苦しくても、だんだん気持ち良くなるはずだわ」
「なるわけないわ……わ、私っ……瘴気なんてっ……封印してみせるっ!」
ねるの章気は、相手を発情させてしまう。魔法戦士達は、その強力さを肌身で実感していた。弱い魔力で抑え込んだところで、もはや意味がない。身体に取り込まれている感覚があった。
「くぅぅぅ、んんっ!!ふがっ! いやぁ、あ、あがっ、ひぃぃ……」
苦しくて声をあげようとするが、どうにもならない。ただただ抉られ、直腸をかきまぜられ、生きた心地がしなかった。
「ふふふ。ちゃんとチューブから流れてるわねぇ。そろそろだと思うけど?」
「んんっ、そろそろって?ふはっ……」
突然チューブが温かくなる。魔法戦士が目をぎゅっとつぶる。鼻の奥に温かなものが通過していた。アヌスも鼻孔も、ぬるま湯に浸かったようだ。
「ふひぃぃ、んぐっ……あ、あれぇぇ……?」
魔法戦士が腰を震わせた。うるうると目を潤ませ、甘い吐息をつく。拒絶していたはずが、身体が弛緩し、ビクビクと震えている。
「これ、なんだかわかる?カッチカチで大きくて……。貴方のだーい好きなものよ?」
それは、ねるの股間に生えた大きな肉棒だった。陰唇に密着させたまま、円を描いていている。ずっしりと重く、燃えるように熱い。幼さの残る雌穴に押しつけ、亀頭を擦りつけていた。
「わ、わからないわっ……ひは、あ、あ、ああぁぁ、あそこにっ……でっかいのがぁぁ。ふは、はうぅぅ……」
「うふふ。でっかいオチンチンよ。魔王様が授けてくださったの。これがオマンコに入ったらさぞ気持ちいいでしょうね……うふふ……ふふ……楽しみでしょ?」
ねるが男根で陰唇をビタビタと叩く。小さく未熟な穴には入るはずのない大きさだった。かまわず、ゆっくりと先端で淫穴を押し広げる。しとどに垂れる雌汁が泡立っていた。
「ひっ……む、むむ、無理よっ……こんなでっかいのっ……さ、裂けちゃうっ……」
女の子は陰部にぶつかる男根が、容易に想像できた。自分の腕ほどはあろう巨根だった。それを押し込もうなど、暴力でしかない。
「怯えなくていいのよ。チビマンだってオチンポが入ると悦んで開いちゃうわ。それに……大きいほうが気持ちがいいのよ?うふふ……あはは……」
「 その前にズタズタになっちゃうわ……お願い、やめてっ……ふは、はにゃぁぁん……」
女の子は電池が切れたように、くたりとうなだれた。チューブから流れていた媚薬が、全身に回っていた。何もしなくても快感が巡っており、ヒクリと微笑を浮かべてしまう。
「うふふ。あはは……。ぐったりしちゃって。しっかりしないと……でっかいオチンポが待ってるわよ?」
改めてねるが亀頭をあてがう。わずかに先端が埋まっていた。水漏れでもしたように淫汁が流れており、そこをかきわけながら、肉棒を挿入していく。
「クゥゥ、んぎぎぎぎ……ひゃああああああああああっ!」
ぶちぶちぃぃぃ、ずちゅぅぅぅ。肉穴が強引に拡張されてしまった。魔法戦士が苦しそうに顔をしかめる。歯を食い縛り、膝を震わせていた。肉棒が小さな粘膜をメリメリと引き裂いて、入り込んだのだ。
「ひぎぎっ……くぅぅぅ」
「ほらオチンポ入ったじゃない。ぎっちぎちだけど……んん、キツくて気持ちいいわぁ」
「んぐぅぅ!!」
巨大な肉塊がぐいぐいと突き込んでくる。あまりにもパワフルな律動だった。小さな雌穴だろうと女の子が苦しんでいようと、まるきり関係ないとでもいうように。
「うあ!や、やめっ……ひうぅぅぅ……こ、こんなのいやああぁぁぁっ!」
魔法戦士は自分がただの肉穴になったようで、恐怖しかなかった。開ききったところが苦しくて、足元がふらついてしまう。しかし、肉棒は次第に速度を上げていた。
「ふふ。あはは……。あんなに勇ましかったのにキャンキャン言っちゃって。朱れちゃうわ。正義の味方なんでしょう?」
ねるの笑い声が響く。長大な肉棒は活発に揺れていた。濡れた雌穴を押し広げ、奥まで突き込んでいる。ときどき色っぽく息をつきながら、窮屈な雄穴を楽しんでいた。
「ふあ、や、やめてっばぁぁっ。あひぃぃぃぃぃぃっ!あ、ああ、誰かぁぁ!!」
魔法戦士が目を細めて辺りを見回す。ついさっきまで、そばにいたはずの仲間たちがいない。
「うふふ……残念だったわねぇ。とっくに殺しちゃったわよ。ほら」
ねるが指差したところには、ぐったりした魔法戦士達が倒れ込んでいた。
「いやあああああ!う、うぅぅっ……んん、ふは、ああ……みんなぁぁ……」
「そうよ、もう一人になっちゃったの。ふふふ。うふふふ。あはははっ!」
ねるが楽しそうに腰を揺らす。
対照的に、魔法戦士は涙を零し、もがき苦しんでいた。執拗に雌穴を掻き回され、立っていられないほど身体をくねらせている。
「いやああ、やめてぇぇ……」
気持ちが悪くて吐気が込み上げてくる。自分の身に何が起きたのかも、よくわからない。 ただ乱暴に揺さぶられ、思考が停止しかけてしまう。
「あらあら。オマンコに処女の血が垂れちゃってるわ。ん……うふふ……いただくわね。 ペロ……おいひいぃぃ……はぁぁぁ」
微笑を浮かべるねるが、口元に残った処女血をペロリと舐める。妖艶な笑みは、見る者が凍るような冷酷さがあった。
「いやぁっ……も、もうやめてぇ……うぅっ……いやあああぁぁっ!!」
無駄な抵抗だとわかっていても、全力で拒絶し続けていた。最後まであきらめたくない。魔法戦士の心はまだ折れていなかった。
「うふふっ、いっぱい感じるといいわ」
「いやあっ!感じてない感じてないっ!感じるわけがないぃっ!ああああっ!」
ねるの表情が変わる。いぶかしげに自分の肉棒を見た。
「……魔王様につけてもらったオチンポよ?感じないわけ、ないじゃないっ」
やはり魔王を想うと、黙ってはいられなかった。腰を大きくストロークし、より強く雌穴を責め立て始めたのだ。
「ふは、あ、あ、ああぁぁぁぁっ!!」
「嘘をつくのはやめなさいっ。魔王様をバカにしたも同然だわっ。許さないっ。雑魚マンコの分際で!!」
「うひぃぃぃ、だめぇぇぇ……。そ、そこはぁぁ、ひゃああああぁぁっ!」
巨根が素早く肉穴を掻き混ぜる。雌穴からビシャビシャと雌汁が飛び散った。肉壁が男根を吸うように蠢いている。快感を得た証だった。
「んん〜〜〜〜〜!しゅごぃぃ!」
苦痛に顔をしかめていたはずが、急にだらりと舌を見せる。頬をヒクヒクと震わせ、快感を享受していた。
「はぁぁ。んんっ……ほら言った通りでしょう?貴方なんて、どうにでもできるんだから。うふふ……」
「はっはっはっ……ごめんなさいいい。ごめんなさいぃぃぃぃぃっ!」
突き上げられ、乳房を揺らしながら、悦に入った声をあげる。口元には涎の糸が引いていた。強い律動に子宮が収縮している。
「んんっ、ありがたいオチンポなんだから、はぁ、んっ……もっと素直になりなさいっ」
「はいぃぃっ……くは、あ、あぁ……」
魔法戦士が尻を突き出し、涎を零しながら歓喜する。巨根に魅了され、うっとりと目を潤ませていた。
「うふふ。感じちゃってもう……単純ね!」
「ウヒャァァァァァァァ!!」
ねるが女の子の尻を思い切り叩く。真っ赤に腫れてしまった。
苦痛のあまり、魔法戦士が腰をくねくねと揺らす。
「あはは。面白いぐらいオマンコが締まるじゃない。うふふ……あはははは……」
「ひぃぃぃ、痛いぃぃ!!」
悲鳴をあげる魔法戦士がおかしくて、ねるが連続して尻を叩く。
「あぁぁぁぁっ!」
魔法戦士は悲鳴をあげながら、恍惚としていた。
「きゃはは。まったくもう。ドスケベねぇ。そうやってお尻揺らすと……もっともっと楽しくなっちゃうんだけど?」
ズッチュゥゥゥ、ズバン。ねるが腰を大きく引いて、肉棒を鋭く突き立てる。真っ赤に腫れた尻を撫でながら、微笑を浮かべていた。
「あ、あ、あふっ……アヒャァァ、イッちゃったぁぁ……」
「処女マンコももう、きゅうきゅう言ってるわ……。よっぽど気持ちがいいのねぇ……」
熱くぬかるんだ肉穴を激しく律動する。酩酊している魔法戦士は、ますます快感に溺れていった。
「ふああああ、あ、あんっ……きもちいぃぃ……ふあああああ〜〜!」
魔法戦士は寄り目になりながら、喘ぎ声を響かせた。瞬きがやけに速くなっている。アヌスと鼻孔から取り込んだ媚薬が回り、肉棒の長大さに欲情していた。
「ふは、ああ、すっごいぃぃ、ふはぁぁっ!んおおおおぉぉ!」
だらしない顔つきで嬌声をあげる。あからさまに絶頂を貪っていた。より積極的に乳房を揺らし、尻を突き出しては肉棒を深いところで受け止めている。
「絶頂止まらなくなっちゃったのねぇ。うふふふ。よかったじゃない。処女マンコでイキまくりだなんて……呆れちゃうけど?」
「はいぃぃっ……イキマンコ止まんないのぉ」
「うふふ。あはは……。オチンポよく喰い締めてくるわぁ……はぁぁ、そろそろゴホウビ……あげるわね」
ねるの目が続く光る。いよいよ、射精に向けてピッチを上げていった。
「うひぃぃぃ!」
最後に向かって速度を上げる。女の子が白目を見せながら、全身を震わせた。汗が飛び散り、ガツガツと身体がぶつかり合う。
「はぁぁ、はぁぁ……イク、イクわ、んん、んんんっ!」
「はぁ、はぁ、はへはぁぁぁぁぁぁぁ」
びゅるるるる、ドクドクンッ! ねるの巨根から、白濁が飛び散る。ねっとりとした白濁が子宮内へと流れ込んだ。小さな雌穴の許容量を超えており、早くも逆流している。
「あぁぁぁ……はぁぁ……」
魔法戦士は連続絶頂しており、フラフラと尻を揺らしていた。ボタボタと白濁が地面に落下する。それを気にも留めず、白目を剥いていた。
「ふふふふ……あははっ。かわいい魔法戦士ねぇ。ほんっとかわいくてたまらないわっ」
魔法戦士がビクンビクンと痙攣している。されるがまま、尻を突き出していた。
ねるが容赦なく責め立てる。魔法戦士が涎を零し、反応がなくても構わない。
「さて♪精気を吸うだけじゃもったいないわ。私の下僕になってもらおうかしら。憧れの人に仕えるなんて嬉しいでしょ?」
そしてねるがまた、白濁をまき散らす。
「うふふふ、あははは。はっはははは!!」
「ふは、あぁぁ……」
魔法戦士が気絶してもまた、射精で呼び起こし、何度も射精し、魔法戦士がアヘ顔を晒しても、ぐったりしても、放出し続けた。
「ふふふ。ふふ……ふふ。はー、おかしい。うふふ……あはは……」
ねるの高笑いが月夜に響く。
「……」
女の子はぐったりしたまま、力なく顔を上げる。
いつの間にか、禍々しいコスチュームをまとっている。
「ちゃんと証も刻まれてるわ。うふふ……」
ツンツンとねるが女の子の臀部にふれる。
ねるにぶたれた痕のあるところに、今は真っ赤な淫紋が刻まれている。
「……」
ぐったりしていた女の子が、ゆっくりと立ち上がった。
倒れていた女の子達も次々と立ち上がる。殺したというのはねるの嘘だった。ただ女の子をからかっただけだったのだ。
「さ、みんなもいらっしゃい」
ゆらゆらと人影が見える、それらが整列し、横一列に並んだ。
全員が仮面を被っており、わずかのずれもなく軍隊のように整列していた。
「……私のかわいい部下達。使命は わかってるわね?」
全員が静かに敬礼をする。いかにも 訓練を積んだ兵士のようだった。
「うふふ。素晴らしいわ。使命はひとつ。魔王様の野望を果たすこと……」
愛してやまない魔王の夢を果たすために、ねるは自分の戦闘員を集め、軍隊を作り始めたのだ。
優秀な魔法戦士であればあるほど、貴重な戦力になる。
ごく普通の女子校生達は、魔法戦士達よりも後ろの列に並んでいた。訓練次第では使えるようになるはずだった。
「さあ、行くわよ。世界を征服するために……」
ねるが女の子達を連れて、闇夜に消えていく。
兵士を増やし、そして魔王の望む魔物の帝国を作るために。
静かな夜だった。すべては闇に飲まれ、ただ静寂だけが漂っている。
「フゥゥゥ……いい気分」
ねるは一人、屋根に座っていた。冷たい夜風が髪を薙いでいく。遠くまで見渡しながら、目を細めた。
「……この町もそろそろ終わりかな」
どれだけ渡り歩いたろうか。始めは自分たちが人外退治を始めた街だった。
そこを足がかりに、じわじわと勢力図を塗り替えて行った。
すべては魔王の野望のためである。
世界征服。つまり世界を手に入れるという、遠方もない目標だった。
「ふぅぅぅ……あら?あれって、もしかして……」
ねるが静かに飛び上がる。
静かに着地したところは、人気のない路地裏だった。
ねるの目の前には、見覚えのある巨体がある。
「久しぶりね」
耳まで裂けた口に豚の鼻が目立っている。魔物特有の獣臭さが辺りに漂っていた。
ねるはこの匂いをよく知っていた。
「お前は……」
片耳豚が目を凝らす。考え込んで固まっていた。
「忘れた?それとも……変わりすぎてわからない?」
「……最強魔法戦士ねる」
「うふふ。懐かしいわ。そう呼ばれてたわね。特に貴方に……それもしつこく……」
「がはは!すっかり魔物らしくなっちまったなぁ。全然わからなかったぞ」
「うふふ。女は変わるのよ」
ねるが軽く片耳豚を指差す。すると片耳豚がくりとくずおれた。
わずか一瞬の出来事だった。麻痺の魔法をかけていた。
「くっ……何を……」
片耳豚はしゃがみ込んだまま、動けなくなっていた。
ねるが悠々と近づき、片耳豚を見下ろす。
「うふふ……。あの頃の私と一緒にしないでくれる?どう変わったか……今からじっくり教えてあげる……」
「うわ!」
ねるが片手を上げると、片耳豚がゆったりとアグラをかく体勢になった。ぎこちなく首を傾げながら、両手を上に向ける。まるで雨乞いするようである。だが、本人の意志ではない。今やねるの操り人形だった。
「なんだこれはっ……くっ、動かない」
「うふふ、あははは……。おっかしいの。簡単に魔法かかっちゃって……。うふふふ。あはははは……」
完全に片耳豚を馬鹿にしながら笑うねる。ねるは今、絶対的に優位な立場にいた。
「うふふ……。さて。イスができたところで……失礼するわね」
ねるが片耳豚の正面に回り、抱え込まれるように座り込む。いわゆる背面騎乗位の格好だった。
「うふふ。この体位だったわね。バックから巨大なチンポを入れられたのは……」
「おい、どういうつもりだ?」
片耳豚は困惑していた。
「どういうつもりって?うふふ……オチンポこんなに勃起してるくせに……。そっちこそ、セックスしたくてしょうがないんでしょう?」
ねるの指先が、巨大な肉棒の先端でくるくると円を描く。滲み出た我慢汁をまとい、ビチャビチャと音を立てた。
「フン、お前のマンコは具合がいいからな。付き合ってやってるだけだ」
片耳豚がブンと鼻を鳴らしながら、顔を背ける。相変わらずのふてぶてしさだった。ねるの色香に惹かれ、魔法で言いなりになっているが、認める気はないだろう。
「ふふふ……そう。私のオマンコ気に入ってくれたんだ。このオチンチンに処女をあげたのよねぇ。うふふ……ふふふ……」
「ああ。チビマンコから血出してたなぁ。くくく……」
「貴方も悪くなかったわよ?うふふふっ。このでっかいオチンポでオマンコ掻き回されて……。気持ち良かったわぁ……」
ねるが巨根をぎゅっと掴む。片手に収まりきらないほどのボリュームだった。熱くねっとりと濡れており、雄の獣臭さが鼻をつく。
「ブヒヒ。俺のチンポが忘れられないから、捜してたのか?ドスケベ淫乱女めが」
片耳豚がニヤニヤと笑っている。ねるの話を真に受けていた。
「ドスケベ淫乱女ねぇ。さあ、どうかしら。確かめてみたら?」
ねるが隆々とした勃起した男根を、雌穴へとあてがう。一見、大き過ぎて入るようには見えない。
「くくくっ。自分で入れるのか。あはは……やっぱエロ女だなぁ。ブヒッ、先っぽが埋まってきたわっ」
ねるの身体がゆっくりと下がっていく。弾みをつけながら、肉棒を飲み込もうとしていた。次第に肉穴が広がり、亀頭がじわじわと挿入されていく。
「うひょ!こいつはいい景色だっ。マンコがぐばって広がったぞっ」
「ハァァ……。興奮しちゃってもう。うふふふ……。はぁぁ……ん、うふふあと……少し……」
ズッジュゥゥゥ!ついに強大な肉塊がねるの雌穴に埋まった。ねるの腹部がやや膨らんでいる。肉塊が押し上げているのだろう。
「うおおおっ、キツキツだぁ」
片耳豚は挿入しただけで大歓喜だった。
ねるの雌穴はふんだんに濡れており、肉棒をゆるゆると締め上げている。全体に微細な吸盤があるようだった。片耳豚という野獣を即座に昂ぶらせてしまう。
「んんっ……ふぅぅぅ。入ったわぁ。はぁぁ、気持ちいいわねぇ。オマンコの中がパンパンになっちゃって……」
ぬぶぶ、じゅぶ、ズズズゥゥ……という肉棒の擦れ合う音が響く。
ねるが豊かなヒップを細かく震わせる。片耳豚の肉棒の硬さや熱感を味わっていた。
「うはっ……締め付けがいいっ!」
片耳豚が早くも劣情に声をあげた。肉竿に粘膜がくっつき、そろそろと撫でるようだった。細かい振動が心地良くて、さらにいきりたってしまう。
「ハァ……んんっ、まだ始まったばかりよ?んっ……もう感じちゃったわけ?」
「はぁ。お前のマンコっ……マジ良すぎだわ」
片耳豚は早くも、腰の辺りが甘ったるくて、ぼんやりしていた。絶倫の野獣である片耳豚にしては、やけに展開が早い。鼻をフンフンと鳴らしては、涎を零している。
「ふはぁぁ、ぶひぶひぃぃぃ……」
「どうしちゃったの?んっ……へんな声出しちゃって。んっ……はぁぁ、はぁぁ……」
ねるは肉棒をくわえたまま、上下に揺れていた。乳房をブルブルと震わせながら、軽やかに跳ねている。腰をしならせ、子宮口をグリグリ擦りつけていた。
「くっ……は、ああぁ……」
片耳豚が顎を上げる。唐突に、想定外の快感に見舞われ、翻弄されていた。濡れた蜜穴に絡みつかれ、あえぎ声のような吐息を漏らしている。
「うふふ。あんあん言っちゃってるじゃない。まるで処女みたいねぇ。そんなにオマンコが気持ちいい?」
「な、なんだこりゃぁ……ブヒィィィ……」
片耳豚が顔を引きつらせ、ブヒブヒと鼻を鳴らしだす。余裕がなかった。雌を見れば孕ませようとする、野獣の雄々しさが消えている。
「あはは。答えになってないじゃない。うふふ……どうしちゃったわけ?あんなにいきがってたのに……」
「ブヒブヒィィ!ちょっ……すっごいマンコだぁっ!うひゃぁぁぁぁ……」
片耳豚が頭を揺らし、妙なうなり声をあげる。牙を剥きながら、興奮していた。
常にねるが放つ色香を吸い込み、雌汁を浴びれば媚薬を大量に飲んだに等しい。
「あははは。ブヒブヒって。うふふ。あはは……まるで豚じゃない。うふふ……ローストポークにしたら……んっ、おいしそうだわっ……」
「うはあぁぁっ!!」
ねるのテンポが速くなる。振れ幅もじわじわと広がっていた。
「んんん、でっかいオチンポが子宮をノックしてるわぁ。はぁぁぁ……。なかなかいいじゃない。んんん、ふは、あぁっ……」
「ぶひっ!うおぉぉぉぉぉ」
片耳豚がくわっと目を見開き、最後の声をあげる。肉棒が破するような熱感と、体の奥底にたぎる衝動が交錯していた。
「で、出る、出そうだあっ。ぶひゃぁぁぁぁ」
蕩けるようなねるの蜜穴に、堪えていたものが噴出しそうになっていた。片耳豚は、この世のものとは思えない、究極の悦楽を得たのだ。
「ハァ……ハァ……んんんん、豚チンポがまたっ……反り返ってるわね。うふふ……。そろそろかしら??
ねるがニヤリとほくそえむ。射精を察知していた。腹を突き出すように、激しく腰を振ったそのときだった。
「ブヒィィィィィィ!!」
片耳豚が絶叫と同時に大きく首を仰け反らせた。
ドッピュゥゥゥ、ビュルルル、ビクビクン、巨大な肉棒から熱い子種汁が放出される。肉棒が跳ね回り、暴れるホースのように白濁をまき散らした。
「んん、はぁぁぁ。子宮がびっちょびちょだわぁぁ。ふはぁぁぁ……私もイッちゃったみたい……」
「ブヒィィィ……ぜぇぇぜぇぇ……」
片耳豚が情けない顔で喘ぎながら、全身をビクビク震わせている。ねるの膣内に思い切り射精し、残った精子もしつこいほど搾り取られていた。
「ハァァァ。いっぱい出たわね。そんなに良かった?」
ねるが下腹部をちらりと見る。逆流した白濁が太腿を伝っていた。泡をまといながら、ボタボタと地面にシミを作っている。
「ブヒィィ……ブヒ」
片耳豚はまだ興奮が覚めないのか、白目を剥いたままだった。
「……ねぇ。聞いてる?」
不思議に思ったねるが、トントンと片耳豚の膝を叩く。だが、反応はなかった。後ろで、ぜいぜいと獣じみた呼吸を繰り返している。
「うふふ……フフフフフ……あははは!返事もできないのかしら?ぶひぶひしちゃってみっともないわね」
ねるが溜息を漏らす。
汗だくの片耳豚は、燃えるように熱かった。魔法で固まったままだが、全身に汗が滴り、荒い呼吸を繰り返している。
「ぜぇ……ぜぇ……ぶひ?」
ようやく自身の異変に気付く。 いる。一度射精しただけだというのに、下半身が疲弊しきっている。ひと晩中、雌を犯した翌朝のようだった。
「さぁ……。貴方は片耳豚なんだから……んんっ……もっともっとできるでしょ?」
ねるは再び、身体を揺らしていた。豊かな胸がぶるぶると跳ねる、冷ややかな目で腹を突き出し、肉穴すべてに剛直を擦りつけた。
「ま、待てっ……無理だぁ……」
「……無理?そんなわけないわ。片耳豚は何度だって、相手が気絶したって、オチンポギンギンでしょう?私、よく知ってるのよ?」
「ぶひゃぁぁぁ……」
片耳豚が、空気の抜けたような妙な声をあげる。
一度の射精でねるは一滴残らず精を吸い上げてしまった。それをわかっていながら、強引に腰を上下させ、なおも肉棒をマンコ肉で擦り立てる。
「 ぶ、ぶひっ、ブヒィッ!やめろっ、動くなあっ!」
もはや無垢な処女がレイプされているに等しい。魔法で拘束され、逃げだそうにもぴくりとも動かない。何度試しても同じだった。そう、ねるが監禁されたときのように。
「あら、どうしていやがるの?ふふっ、楽しいでしょう?チンポしこしこしてあげてるのよ?何度だって飽きないわよね?」
ねるが挑発するように、激しく腰を前後に揺らす。吐き出した精液を潤滑油にして、華麗なダンスを踊るようだ。
「し、死ぬうぅぅっ、ぶひゃあああ!」
片耳豚が恐怖で声をあげる。勃起するわけがないと思っていたが、すでに硬くなっていた。精力は尽きていた。疲労感がそう言っている。欲望など、どこにも残っていない。
「はぁ、はぁ……どうしたの?聞こえないわぁ。ブヒブヒ〜って、言ってるのは……悦んでるからでしょう?」
「ぴぎぃぃぃぃ!」
片耳豚は牙を剥いて否定しようとするが、声にならなかった。たった一度の射精で精も根も尽きていた。当然、雌を犯す気にはなれず、むしろ解放してほしかった。
「うふふ。やっぱり楽しいのね。オチンポまた膨らんだわよ?うふふ……さすが片耳豚だわ。孕ませるのが大好きだものねぇ……」
「ひが……うっ……ぬあああっ……」
片耳豚は目が回り、血の気が引くようだった。強引なまでに肉棒を擦られ、下半身だけが分離されたようだった。
「んんっ……カリがひっかかってゾクゾクするわぁ……うふふ。はあぁ、気持ちいい……このままずっと貴方のチンポを味わっていたいわね」
ねるは切羽詰まった片耳豚など無関係とばかりに腹を突き出し、セックスを楽しんでいた。背面騎乗位に夢中でリズミカルに揺れている。バチュン、ずぼっ、ズズズゥ、ズッパン、という、子宮口に亀頭を押しつける音が響いた。
「オオオ……おおっ、もう、チンポがぁぁ……!」
「ハァァァン……私のオマンコが、このでっかいオチンポの形になってきちゃったわぁ。うふふ……。ぴったりはまっていいわねぇ・・・・・・ああ気持ちいい」
「や……やべれっ……」
ズンズンと上下に跳ねるねるが、腰を深々と沈ませる。巨大な肉塊を子宮口に密着させて、左右に揺らした。より深いところで男根の硬さを味わい、気持ち良さそうに熱い息を吐く。
「はぁぁ……んんん、魔王様がくださった淫紋がぁ……うふふ……ちょっとぽっこりしちゃってるわぁ……はぁ……」
「ブヒィィ……ぐは、あぁ……」
深くうねるところで肉棒を揉まれ、片耳豚が妙な声を漏らす。たっぷりと濡れた極上の蜜壺だった。いつもの片耳豚なら、強く突き上げて中出ししまくっただろう。それが今や焦燥感だけが募る。限界が迫っていた。
「んんん、私……このオチンポに……好き放題されたのよね。うふふ……はぁぁ。今じゃ、私が好きにしちゃってるっ……」
「ああがっ……ハッ……ハッ……」
もはや片耳豚は涎を零して、意味不明な声をあげるだけだった。呼吸もままならず、焦悴しきっている。今にも気絶しそうではあるが、ねるのよく締まる最高の肉穴に、意識が集中していた。
「ふふふ。あわあわしちゃって。二度目もすぐ出ちゃいそうね。うふふ……。おっかない片耳豚が台無しだわ……」
ねるが身体をひねり、カリ首を狙い撃ちするように擦り上げる。敏感なGスポットを、 程よく摩擦していた。下腹部が甘ったるくて、うっとりとした表情で溜息を漏らす。
「んんん、またここのでっぱり……。ゴリゴリするとぉ……うふふ。カサが開いたわぁぁ。うふふ。あはは……。ほんっと正直ね」
「ぐひ、ブヒヒ……なんなんだっ……あわわわ……」
片耳豚ががくりと頭を垂れる。全身の血が沸騰するように熱くなっていた。ドッドッと心臓が弾けそうなほど鼓動する。頭の中がぐちゃぐちゃで混乱していた。
「はぁぁ……。やっぱり……いいわぁ。このチンポ……。ずっとこうして……。騎乗位したかったのよねぇ……」
ねるの蜜壺は細かいでっぱりが多く、それらが延々と揺れ動いていた。男根を包み込んだまま、やわらかな数珠のようにゴロゴロと動き回っている。
「あへ? うわぁぁぁ!!」
ねるが腰を振るたびに、泡立った牝汁が下半身を濡らした。片耳豚の男根は陰部に飲まれ、快感に溺れていく。
「うふふ。よく鳴く豚だこと……。そんなに射精したいわけ?」
片耳豚はもう、 射精感しか理解できなくなっていた。一切の余裕はない。ねるに激しく 腰を揺り動かされ、失神寸前だった。とにかく、この地獄から逃れたかった。
「ぶひ……あが、あ……ブウゥゥゥ……」
「はぁぁ……そうよね。魔物だもの。一発二発なんて序の口よね。いいわよ、んっ、出しなさいっ……ほらほら、出すのよっ!出せるでしょう?魔物なんだからっ!」
ねるの目がキラリと光る。最強魔法戦士をからかい続けた片耳豚に、侮蔑の視線を送りながら、乱暴に身体を打ち付けた。
「た……助けてくれえ!」
情けない悲鳴を上げても、ねるは止まらない。
そして……ついに片耳豚は限界突破した。
ドクドクン、どっばぁぁぁぁ。熱い子種汁が子宮に流れ込む。
「んんんん、ふは、あぁ……オチンポミルクがいっぱい出てるわぁぁ。はぁぁぁ……」
欲望に抗えるはずもなく、片耳豚はまたしても白濁を放出し、呆然としていた。時折、ヒクヒクと頬を震わせながら、口をポカンと開けている。
「はぁぁぁ……。目が冴えてきたわ。うふふふ……。射精絶頂って……特別よねぇ……」
ねるが目を見開く。大量の精液を取り込む感覚を堪能していた。妖力が高まり、身体中が幸福感で満ちていた。最高の瞬間を存分に味わい、大きく深呼吸する。ねるは微笑を浮かべながらも、再び腰を揺らし出した。
「さあ、もっともっと……射精しなさい。まだまだできるでしょ?んっ……くっ、ふぅぅぅ……」
深々と肉棒を挿入し、ゆさゆさと尻で円を描いている。二度も射精されたために、ぐちょぐちょと粘液の跳ねる音が鳴っていた。
「……」
片耳豚は完全に勃起していたが、反応がなかった。ねるにまたも騎乗位で揺さぶられ、ぐらぐらと頭が揺れる。
「んんんん、どうしちゃったの?さっきまであんなにブヒブヒうるさかったのに……ふは、はぁぁ……オチンポミルクまだ出し足りないんでしょう?」
「……」
「そうよねぇ。んっ……フゥゥ……。孕ませるのが大好きなんだもの。だったら、もっと もっと楽しまないと……」
ねるが腰を振り、片耳豚の肉棒を深いところでこねくり回す。子宮口までみっちりと擦り、淫紋を歪ませていた。細いウェストを突き出しながら、色っぽく吐息を漏らす。
「んっ……はぁ、はぁ……ねぇ、本気でまだ終わりじゃないでしょう?これじゃあ、前と一緒じゃない……もっともっと楽しみましょうよっ……」
執拗に尻を揺らし続けたが、片耳豚は何も言わなかった。勃起だけは続いていた。だが、 あれほど耳元で聞こえていた荒い呼吸が止まっている。
ねるはずいぶん前から気付いていた。
「うふふ……ま、しょうがないわねぇ。これだけ私の妖力をいっぱいにすればね、うふふ、魔物の精力ってほんとにおいしいわぁ……」
背後を見ると、片耳豚の顔が土気色になり始めていた。頬がこけており、目も落ちくぼんでいる。ついさっきまで牙を剥いていたとは、思えないほど脱力していた。
「ぶっ……ふふふ。あははは!チンポガチガチのまま干からびちゃったのねえ。うふふ。あははは……」
ねるの高笑いが夜空に響く。
「ふふふ。あははは……。もうおかしくて……ふふ。あはは……止まらないわ。ふふ……ふふふ……あはははっ、あは、あははははははっ!」
ねるが笑いながら軽く手を上げたとき、片耳豚の頭が闇夜に消えていった。どす黒い返り血が顔に飛び散る。
「……ふう。ご馳走様♪」
ねるはそう言うと、不敵な笑みを浮かべた。
片耳豚の精力は、すべてねるが吸い取っていたのだ。二度の射精で息の根を止めるほど、妖力でコントロールしていた。
「魔王様のおかげで、なんでもできちゃうわ……。うふふ。力を授けてもらってよかった。ふふ……うふふふ……あははははは……」
ねるの高笑いが夜空に木霊する。
そして……長い長い夜が終わろうとしていた。