ソコ触ったら、櫻坂?





































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♯38
魍魎の贄decadance〜pretty tied up 第四章
第四章 魔王の下僕誕生

暗がりで、ねるは一人、その場に佇んでいた。

「……」

記憶が途切れており、いつからここにいるのか思い出せない。どうやって連れてこられたかもわからなかった。なぜか表情は緩んでいた。笑みをたたえているようにも見える。

「はぁぁ……いい匂いぃぃ……」

魔王の匂いが充満していた。ねるにすれば、特別なご馳走の合図である。呼吸が荒くなり、脚がもじもじしてしまう。乳首は勃起し、軽い痛みに似た快感があった。

「魔王様……」

肺いっぱいに魔王の匂いを取り込み、溜息をつく。下腹部がむず痒くてたまらない。硬くなった乳首が、引っ張られるようだ。

「……ものほしそうな顔をしおって」

ぼんやりと幻影が現れた。

見る物を圧倒する様に、ねるはぶるりと身を震わせ、そして、うやうやしく跪いた。

「魔王様ぁ……うふふ。やはり、いらっしゃったのですね……」

「どうだ?我のものになった気分は」

「はいぃ……。感謝しかございませぇん……。私はぁぁ……生涯魔王様に仕えると誓いましゅぅ……」

ねるの膝が震える。至近距離の魔王に、身体が感化していた。心臓が高鳴り、雌汁が泉のように滲み出している。

「くく。そうかしこまるな。お前のすべては知っておる」

魔法で記録されている。傷のある片耳豚が、そう言っていた。それを魔王が把握していないわけがない。そう思うと、ねるは胸がざわついた。

「いいものをやろう」

魔王がねるに向かって、手をかざす。すると魔法の杖が現れた。ふわりと宙に浮かび、静かにねるの手に収まる。

「私の……魔法の杖……」

ねるの魔法攻撃を増強するためのアイテムだった。握っていると身体が熱くなる。魔王がもたらした、負のパワーでより強化されていた。

「命より大事な魔法の杖だろう。やるぞ。変身の解けた今のお前は、自分では作れまい」

この杖で多くの魔物を倒してきた。最初に握ったとき、魔法戦士としての覚悟が決まった。今となっては、遙か遠い昔話のように思える。

「うふふぅ。嬉しいですぅ……この杖とともに戦ってきましたぁ」

魔法の杖は今や魔王の匂いが染みついていた。濃厚な精液が手に染みるように思える。

「今の私には……んん……この杖が……愛しくて……ああっ……はふ、うぅぅ……お願いですぅぅ……魔王様ぁぁ……」

ねるは顔を真っ赤にしながら、魔王の足元にひれふした。

わずかに膝を動かすだけで、快感が強まり、くたりと倒れ込みそうになる。実際の魔王を目の前にしたねるは、自制心が崩れつつあった。

「……従属した分際で頼み事とは」

「ごめんなさいぃぃ……ああ、私っ……ごめんなさいいぃぃ……」

ねるは子供のように混乱していた。身体が疼いて火照っている。抑えたくても欲望が暴走寸前だった。謝罪を口にしながらも、コリコリになった乳首に意識がいってしまう。

「どうか……はぁぁ、はぁぁ……お許しをぉ……」

そう言いながら、ねるは魔法の杖にしなだれかかった。敏感な乳首や陰部に、なすりつけながら。

「くくく……まあいい。ほしいものをやろう」

ねるの眼前に、ぬっと巨大な肉塊が突き出される。思わず目をみはるほどのサイズだった。雄臭がこれまでの数倍にも感じられる。

「はぁ、いい匂い……」

ねるが鼻をヒクつかせ、匂いを吸い込む。腹の奥で雌の本能が疼いた。ほしくてたまらない。ずっと熱望してきたものを目の前にして、我慢できなくなっていたのだ。

「くく……雌犬め。ものほしげな顔をしておる」

「申しわけございません……。とてつもなく大きくて……立派なオチンポを目の前にしてつい……。んっ……はぁぁ。お許しをっ。勝手にお尻が揺れてしまいますぅ……はしたない下僕を……どうかお許しくださいませっ……」

ねるは魔法の杖を陰唇に当てると、グリグリと押しつけた。開いた割れ目が雌汁を零している。魔王の匂いをまとった硬い棒が、ねるのクリトリスを撫でた。硬くなった淫豆がひしゃげて、甘い吐息が漏れる。

「んんっ、ふはぁぁっ……んんんんっ!!」

「……ほしいか?」

「は、はいぃぃ……ずっと、舐めたかったんですぅぅ……どうか私の舌でペロペロさせてくださいぃぃぃ……」

ねるが潤んだ目で懇願する。身体の一部の如く大切に扱い、ともに死闘を生き抜いてきた魔法の杖で自慰をしながら。

最強魔法戦士と呼ばれ、凛々しかったかつてのねるから、激変していた。

「さあ、しゃぶるがいい」

魔王が肉根をねるの顔に擦りつける。

頬をひしゃげながらも、ねるの表情は色めきたっていた。

「ありがとうございますぅぅ……ではオチンポを舐めさせていただきますぅぅ……」

ねるがはぁと感嘆の息を吐くと、静かに舌を伸ばした。

「べロリ……ベロベロ……」

真っ赤な舌をゆっくり肉竿に這わせる。ほしくてたまらなかった男根の味が、鼻孔で膨らんだ。酔ったように身体が熱くなり、愉悦でムラムラが止まらなくなる。

「ベロリ……れろっ、れろっ……んん、おいしいれしゅぅぅぅ……はぁぁ……メロメロになってしまいましゅう……」

ねるの舌がぴたりと肉竿にくっつき、根元から先端までたどっていく。口内に唾液が溢れ出し、淫猥な水音が響いた。

「じゅるるる……んんんっ、いっぱい我慢汁がれてるぅ……んぐ、べローリ……ベロベロ……はぁぁ、気持ち良くて……クリまでぇぇ……」

粘液をすすり、口に肉棒を含んだねるは、表情に悦が見えた。興奮が止まらず、いやらしく腰を揺らしては、陰部を魔法の杖に押しつけている。

「ベロベロッ……ジュル、ジュププ……レロ……レロ……ピチャピチャ……」

ねるの舌が細かく揺れる。水を飲む子犬のように、せわしなく舐めていた。ポタポタと垂れる我慢汁を延ばしつけ、舌先で円を描きながら。

「はぁぁ……んんっ、チュル……ベロ……ベロ……あ、あ、あぁぁ……ベロベロ……もう……気持ちよすぎてぇ。ふは、はぁぁ……」

こんもりとした肉塊を舐めながら、ねるの股間は魔法の杖をはさみ、揺れ続けている。

コリコリになったクリトリスに密着させては、甘い吐息を漏らした。魔王の雄臭にくわえて、感じやすくなった身体では、酷なほど快感が噴き出している。

「……くく。もうイキそうだな。我より先とは……」

「ごめんなしゃいぃぃ……ベロリ……ベロリ……んぐぐっ……ああ、魔王しゃまのオチンポがぁ……我慢汁がぁぁぁ……すごすぎでしゅぅぅ……」

ねるが目を細め、ちらちらと魔王を見る。舌をだらりと伸ばし、股間の魔法の杖を震わせながら。肉根を舐めながら媚びるような目は、完全に下僕だった。

「面白いぞ、ねる。くわえろ」

「はーい、ありがとうございましゅぅぅ……んん、れはぁぁ……はぁぁぁ、れはぁぁ、いただきまーす。あーむぅぅぅ……」

ねるは頭を起こして男根を咥えた。ハーモニカを吹くように肉竿を口にはさむ。肉厚で一面にでっぱりがある。男らしい肉棒が愛しくて、深く息をつく。

「ズリリ……アググ……んんんん、おほぎいれしゅぅぅ……おぐぢにっ……入り切らないぃぃ……ジュルル……んぐぐ……」

ねるが口をすぼめ、唾液をボトボトと垂らす。それをやわらかい舌が撫でつけ、肉竿の根元から先端までを滑った。

「じゅぅぅ……んん、全部あむあむしたいぃ……じゅぷぷ、ずずずず……んぶぅぅ……」

亀頭から付け根までを、ゆっくり丁寧に何度も往復する。何度も顔を揺らしては唾液を延ばした。我慢汁とねるの唾液がまざりあって、顎にまで垂れていた。

「んぶぅぅう……おぐぢがさけりゅうぅ、ズズ……じゅぷぷぷ……なめきれないぃぃぃ、じゅぷぷぷぷ……」

ねるが肉竿を口にはさみながら、ズルズルと左右に揺らす。次第に男根は唾液にまみれ、テラテラと光だした。ねるの赤い舌が大きな肉竿を、丹念に舐め上げる。

「ジュル……んんん、ここぉぉっ……おいひいのがいっぱいいぃ……あむ、んぐぐっ……ズズズウゥゥ……」

ねるのぬめった唇がカリ首に届いた。舌をペタリとくっつけながら亀頭をくるりと一周する。巨大な肉棒のくびれに舌先を入れ込むと、隙間にあった恥垢が浮かび上がってくる。それを舌先でゆっくりとかきだした。

「んぶぅぅぅ、チンカシュゥゥ……あ、ああんっ……ごちそうさまれしゅぅぅぅ……んんん、んぐ、もぐもぐ……」

恥垢が舌先に触れるたびに、ピリッと電気が流れるようだった。唾液と我慢汁で混ぜ合わせて、小さな舌先で崩しながら、溶かしていく。

「あぐ、んぐぐぐ……んんんん、ゴクリ……ンぅ……おいひぃぃっ……ありがとうございましゅぅぅ、ンジュルル、レロレロ……」

ねるが目を細め、色っぽく息をつく。飲み込んだものが腹の中で膨らむようだった。じんわりと熱くなり、喉元や胸にまで愉悦が伝わってくる。

「くくく……。うまそうだな」

「じゅるる……ずず……。はいぃぃぃ……超おいひいれしゅぅ、もう……ンン、ずっとフェラチオしてたいぃぃ……んんん、ずじゅぅぅ……」

ねるがトロンとした目で魔王を見上げる。真っ赤な顔はベットリと粘液に濡れており、ヒクリと微笑んだ。魔王の肉竿が発する雄臭が恋しくて、どっぷりとはまっていた。

「くくく。オナニーが止まっておるぞ。大事な魔法の杖だろう?」

魔王が指摘するまで、ねるは気付いていなかった。あまりにフェラチオが楽しくて、尻を揺らさなくても身体中に快感があった。

「んはぁぁ……じゅるるる、んぐぐ……オチンポしゅごすぎて止まっちゃいましたぁ……はぁぁ、オマンコもキュンキュンれしゅぅぅぅ……んんんん、ひゃぁぁぁ、ハウゥゥ……もうイッちゃいしょうれすぅぅ……ふあ、あ、あぬあぁぁぁ〜っ……」

ねるは魔法の杖をぎゅっとはさみ込むと、再びヘコヘコと腰を振り出した。半ば無意識の動作だった。魔法の杖が濡れきった陰唇を押し開き、ぐらぐらと揺れている。

「ふはぁぁ……魔法の杖が……んんん、乳首にくっつきそうっ……あああん……キモチいいぃぃ……うぅぅ、ぬはぁぁぁぁ……」

我慢汁の媚薬効果と自慰行為で、ますます感度が上がってしまう。ねるは制御できないほど、ずぶずぶと快感にのめり込んでいった。今にもエクスタシーで失神しそうなほど、溜まった欲望が煮えくりかえっている。

「がはは……今度はフェラチオがおろそかだぞ」

「はぐぅぅっ……ああんっ……ごめんなさいぃ。ずずっ……じゅぽぽ……んんぐっ……はぁぁ……れっかいおちんぽちゅっちゅしましゅぅ……」

尻を振りながらのフェラチオで、ねるは急激に上り詰めていた。股間からは愛液が溢れ出し、子宮がきゅぅっと痙攣する。

「じゅぽ!じゅぽ!ズジュゥゥ……んぐぐ……んんんん、どんどん感じちゃう……ふは、ああぐ……ズズズゥゥゥゥゥ!」

我慢汁や恥垢を飲み込みながら、身体はおかしいほどでき上がっていく。喉が焼けるように熱くなり、膣穴が勝手に収縮を繰り返した。

「んくっ……ああもうっ……イキそうれしゅうぅ……魔王様お許しをぉぉ……じゅぷぷ……」

肉竿にディープキスをしながら、ねるが切なく訴える。今にも絶頂しそうで目が虚ろになっていた。

「お前次第だ」

ゆらりと魔王のマントが翻る。そこから熱風が起こり、ねるの全身を撫でていた。

それを浴びたねるは、卒倒しそうなほどの絶頂に襲われてしまう。

「んんん、オチンポミルクくらしゃいぃぃ……魔王様ぁぁ……お願いしますうぅぅ……」

ねるは舌を肉棒にくっつけ、チロチロと舐めながら、腰を振っていた。魔法の杖がぐいと陰部に食い込む。興奮のあまり、さらに激しく震えていた。

「……面白くないぞ。ねるよ、今一度申してみよ」

魔王はねるの頼み方が気に入らなかったのか、溜息を漏らした。

「はいぃぃぃ……魔王様のぉぉ……オチンポミルクをどうかお恵みくださいぃぃぃ……」

ねるがありえないほど、細かく震えていた。

「悪くないが……やはりつまらぬ」

「じゅぷ、じゅずずっ……も、申しわけございませんっ……ンゴゴッ……ふおおお!も、もう一度チャンスをっ!」

ねるは目を白黒させながら、腹を突き出すように揺れていた。唾液と涙で顔がぐしゃぐしゃになり、長大な男根にしゃぶりつく。半狂乱になりながらも、絶頂寸前をキープしていた。

「そうチャンスはやらぬが、言ってみよ」

「ずぽ!ずぽ!ずずっ……ありがとうございましゅぅぅ……ずず……ちゅぽぽ……ねるのクチマンコにぃ……魔王様のぉ……ジュルル……おいしい特濃ザーメンミルクを……どばどはらしてくらしゃいぃぃぃ……じゅぱじゅぱじゅるるる……」

「……まあいいだろう」

ぶわりと巨大な男根のカサが開く。

どうやら魔王に認められたようだ。安堵する間もない。ねるが衝撃のあまり、カッと目を見開く。

どっばぁぁぁぁぁ、びゅるるるる、ドクドクン!

「んぶぅぅぅぅ!ジュププ……ズズズズゥゥゥゥゥゥ!」

魔王の射精は、世界を覆う豪雨のようだった。濃厚で粘度の高い子種汁が、そこら中に飛び散っている。

「んおぉぉっ……んぐぐっ……はむぅぅぅ……あ、うひゃ、ンブブブゥゥ、飲むぅぅぅ、ザーメンみんなごくごくしたいぃぃ……ジュル、ング、ジュププ……」

ねるが口を開けたまま、頭を左右に揺らして白濁を受け止める。口に付着するたびに、嬉しくて肩を震わせてしまう。うっとりとした目で手を伸ばし、飛び散ったものをかき集めた。

「んむぅぅ、もったいないぃぃぃ……。全部飲むのぉぉ……じゅる、んぐぐ……」

熱心に白濁をかき集める。地面に落ちたものすら、犬のように這ってすくった。

「せぇぇぇぇき〜。んんん、もうおいしくて止まらないぃぃぃ……ああもっとぉぉっ……ごくごくするのぉぉ……ああ、どこおぉぉ?どこにあるのぉぉ……全部ほちいぃぃぃ……んん、魔王しゃまのスペシャルザーメン飲みたいぃぃぃ……」

ねるが髪を振り乱し、精液を指先にとって、くんくんと匂いを嗅いでいた。

「うふふ〜。やったぁぁぁ。ザーメン見つけたぁぁ……いただきましゅうぅぅ……んぬ、じゅるるる……んんんん、おいひぃぃぃ」

それらを口に運び、ガムのように中で混ぜ合わせる。ニコニコと無邪気な笑顔を見せながらも、精液を味わっていた。

「じゅる、んぐっ……ふぅぅ、おいひぃぃぃ、ああん、いっぱい味わいたいぃ……んっ、じゅる、んぐぐ……」

口の中で芳醇な香りが広がってくる。もったいないのか、口にいれながらも、まだ精液を指で集めていた。真っ赤な舌が白濁に染まり、唇までが濡れて光っていた。精液を舌先でなめとりながら、快感を堪能している。

「んぐんぐっ……精液ガムおいひぃぃぃ……じゅる……はぁぁぁ……ぐちゃぐちゃ……ジュププ……」

「くく……うまそうに飲みおって。ねるよ。あちらを見よ」

魔王が指差す。ぼわりと不気味に光る水晶があった。

その中には人々が集まっており、食い入るようにこちらを見ている。

「んんんん、人がいましゅぅぅ……じゅるる、んぐぐ……あむあむっ……」

未だにねるは、震える手で精液をかき集めていた。辺りに魔王の白濁の匂いが充満する中、放心しながらも手を動かしている。

しかし見ろと言われ、仕方なさそうに、水晶を覗き込んだ。

「よく見ろ。お前がずっと守ってきた人間どもだ」

ねるがじっと水晶を見る。すると何やら映像が見えてきた。

『な、なんだなんだ?』

『うひょー!えろえろ!』

『魔法戦士か?あの杖そうだろ?』

『でも魔法戦士がつかまったってことは……』

『けっこうやばくね?』

ねるの目に映った水晶は、魔法の記録アイテム……つまりカメラのように録画や再生ができるものだった。

それが今、駅前の大型ビジョンに映っている。

つまり、これまで命をかけて町を守ってきたねるがついに魔王の手に堕ちたということが、人々に伝わってしまったのだ。

「じゅる、んぐっ……じゅぷぷぷ……」

ねるは特に慌てる様子もなく、夢中で白濁を味わっている。目は据わり、全身を震わせながら。

ずっと正義の味方として、真摯に戦ってきたはずだった。それが今や魔王の精液の中毒患者のようである。

「……まだ序の口だ」

魔王がパチンと指を鳴らすと、水晶にいくつもの画面がずらりと並んだ。まるで数十人のビデオ会議のようだった。

『はぁはぁ……ねるちゃんエロエロ〜』

『触手すげえな』

『あひゃひゃ!ギロチン拘束とは!』

『へえ〜、初めてが片耳豚か』

「ネットで全世界に配信してやったぞ。これまでのお前のすべてとともに……」

「じゅる……んぐぐ……おいひぃぃぃ……。ふふふ……みんなみてくれたんだぁぁ。ふふ……ふふ……んぶぶぶぶっ……」

ねるはご機嫌だった。今や魔王の下僕として完成されていた。

最強魔法戦士と呼ばれ、凛々しく美しく戦っていた頃の姿はもうなかった。今では悦んで精液を飲み、魔法の杖で自慰に耽る性奴隷に成り果てている。

「じゅる……おひんぽまだいっぱいぃぃ……ずりゅ、ジュププ……チュパチュパ……」

ねるは残った精液を舐めるうちに、肉竿も一緒に吸っていた。わずかでも残るなら、口に入れようとやっきになっている。魔法の杖をはさんだ腰も、前後に動き続けていた。

「……ねるの。お前の口から大衆に伝えるのだ。今どうなっているのかを」

ねるがうんうんと頷く。ご馳走にありついたように、肉竿を舐めていても、魔王の命令には従順だった。

ずるずると精子を吸い、ちらりと水晶を見る。

「じゅぶぶ……んぐぐっ……はいぃぃぃ、魔王さまがおっしゃるなら……ずじゅぅぅ、んぐぐ……なんれもしましゅうぅぅ……」

ねるが肉竿に舌を当て、顎をブルブルと振る。白濁や粘液が飛び散った。楽しそうにハーモニカフェラをする様は、淫乱そのものだった。

「わらしは……ズズ、魔法戦士ねるれぇぇしゅぅぅぅ……魔王様のオチンポミルクを飲んでまーしゅ……ずじゅぅぅぅ……」

水晶の向こうでは、人々が熱狂していた。

配信動画を見ている者。街角の大型テレビを見ている者。誰もが熱狂し、歓喜し、沸きに沸いている。長くねるを応援していたり、初見であったりしても、同じだった。

「魔王様のぉぉっ……じゅぷ、下僕になるってぇぇ……決めましたぁぁぁ。ズズズ……とってもハッピーれぇぇしゅぅぅ……はぁぁんっ……おいひぃぃ……オチンポペロペロできてぇ……メロメロれぇしゅぅぅぅ……正義の味方やめましたぁぁ。イエーイ♪」

ねるが水晶に向かって、笑顔を見せる。絶えず尻を振っており、魔法の杖でのオナニーをやめていない。亀頭のくびれに吸いつき、肉棒を舐めながら、ご機嫌だった。

「ンブゥゥゥ……ジュッポ……ジュッポ……んんんん、おいひぃぃぃ……魔王しゃまのミラクルなジャンボチンポは世界一れしゅぅぅぅ……ああ、下僕になって嬉しいれしゅぅぅ……もうオチンポしゅきしゅぎぃぃぃ……ズズゥゥゥッ!チュパチュパ!」

ねるが男根にしゃぶりつく。唇の隙間から舌がチロチロと見え隠れしていた。巨根にフェラチオをしながら魔法の杖をカクカクと揺らし、多幸感に酔っていた。

『魔法戦士ねるって強いんだよな?』

『てか魔法戦士が魔王に堕ちたらもう、この町終わりか?』

『モンスターのやり放題になるのかよ』

女子供を除き、見る者のたいていが歓喜に沸いていた。

魔法戦士ねるというとびきりの美少女が、得体の知れない魔物と痴態を晒している。

都市伝説でしかないはずの存在が今、生配信されている。

だが、一部の者は気付いていた。ねるの寝返りは、平和の崩壊だと。

「くくく。ははは!ねるよ。よくできた。また褒美をやろう」

「はいぃぃぃ……じゅぽ!じゅぽ!ジュルルル……ンプププゥゥ……ゴホウビぃぃぃ……嬉しいですぅ……ジュルルル」

ねるが微笑を浮かべたそのとき、魔王の男根がビクリと脈動した。

グンと反り返り、太い血管が浮き立って見える。透明な粘液が延々と垂れていた。

「はねたぁぁ、ジュル、ングググ……んぶぅぅぅぅぅぅ、しゅごいよぉぉぉ……ちゅぽちゅぽっ……たくましいのぉぉ……ズズズゥゥゥ……!」

ねるが寄り目になりながら、男根に吸いついたその瞬間。

ドバァァァァッ、ブビュゥゥゥ、ビュリュビュリ〜〜〜ッ!

またも大量のは白濁が放出した。水道管が破裂したように、凄まじい量が噴出する。

ビュクリュッ、ビクビクン、ドパドパ〜〜〜ッ!

それがいつまでも、ねるの身体や四方八方へと飛び散っていった。

「ジュルルル、んぶぅぅ、魔王しゃまありがとうございましゅぅぅぅ……ング、ング……ジュルゥゥゥ……おいひぃぃぃ……はぁぁ、イッちゃったぁぁ……ノドマンコもオマンコもきゅんきゅーん」

ねるは白濁をすすりながら、未だに尻を左右に振っていた。絶頂で子宮が痙攣しており、放たれた精液を飲み込みたびに疼く。快楽に屈服し、のめり込んでいた。

「……これより、下僕の儀式を行う」

「はーい……んぶ、じゅるる……魔王様のおっしゃる通りにいたしましゅぅぅ……」

気がつくとねるは、魔王にまたがっていた。空間のゲートで瞬間移動したのだろう。

「あ……魔王様のオチンポぉぉ……」

隆々と勃起したものが、ねるのへその辺りに当たっている。魔王の巨根にまたがり、うっとりするねるは娼婦のようだった。

「お前に授けてやろう。我の力を……」

辺りの空気が急にひんやりとしてくる。何やらドス黒いものが渦巻いていた。魔王が放つ強力な瘴気である。

「ありがとうございましゅぅ……ああ、でっかくてたくましいオチンポを、ねるのオマンコに入れさせていただきますぅぅ……」

ねるが興奮しながら肉棒に手を添えると、自ら陰唇を押し開いた。ひと目で入りそうにないとわかるほど、長大かつ極太の男根である。

「あぁぁぁ……。嬉しいですぅぅ。クチマンコの次はおまんこのだなんてぇぇ……わくわくしちなゃいましゅぅぅ……」

ついさっき、しゃぶりついていたと思うと、興奮が止まらなかった。

これまでのねるであれば、無理だと拒絶しただろう。だがら魔王の精液を腹が膨れるほど飲んだ今、サイズ以上の期待感があった。

「んんっ……ふは、はぁぁぁんっ!!」

巨大な亀頭の膨らみを感じながら、慎重に腰を落とし始める。くちゅっ……ぐちゅ……と陰唇が限界以上に開ききった。相当な痛みがあって当然だが、ねるは目を輝かせながら、静かに肉棒を挿入し続けている。

「ふはぁぁんっ……お……おほぎいぃぃ……んん、あ、ああぁぁ……ガチガチのオチンポざらざらしてるっ……んんんんっ!」

ヌチャァ、ぬぷ、ぬぷぷ……ずぶずぶずぶぅ……。

大きすぎる肉棒だったが、とうとうねるの膣穴に収まっていた。

「うあぁぁ〜〜〜〜っ!!」

ねるが金切り声をあげる。がっつりと子宮口に亀頭が当たっていた。膨張しきった長大な男根が、淫核を擦り上げる。身体が硬直し、勝手に太腿が震えてしまった。

『うおおおお!えちえちたまらんっ!』

『すっげぇぇもんみたぞ』

『見てられない……』

『本物だったら、人類のピンチ』

男根をずっぽりと挿入したねるに、観客が沸いていた。街角の大型テレビや配信の個人視聴でも、だれもがこの様子に夢中である。

正義の味方。弱い者を助ける希望の灯火。魔法戦士の信望は厚かった。

それがついにラスボスである魔王に、悦んで身体を捧げている。魔法戦士のイメージが崩れ落ちた瞬間であった。

「もうイったのか」

「ハァ……ハァ……あ、あぐあぁぁ……ま、魔王様ぁぁ……ふは、ああぁぁ……ごめんなさいぃぃ……おっしゃる通りですぅぅ……イキましたぁ……んっ、うぅぅ……はしたない下僕をぉぉ……お許しくださいぃぃ……」

ねるが熱望した魔王の男根だった。巨大なモノが小さな秘裂に割り入り、侵入する瞬間が心地良い。今まで味わったことのない圧倒的な存在感に、ねるは陶酔するしかなかった。

「ぜぇぇぇ、ぜぇぇぇ……んんん、フラフラしちゃいましゅっ……なんてキモチいいオチンチンなんでしょぉぉっ……」

純度の高い快感が急激に盛り上がり、あっという間に達してしまった。子宮がひどく収縮し、身体中がうだるように熱い。

「……ねるよ。誰がイッて良いと言った?」

「……っ!?ごめんなさいぃぃ……またイッてしまいましたぁ……ごめんなさいいぃぃ……ふひぃぃぃ、あ、あぁあぁ……」

謝罪を口にしながらも、ふっくらとした尻を細かく揺らしていた。魔王の男根をもっと味わいたくて、身体がうずうずしてしょうがなかった。ねるは魔王の肉茎の虜だった。匂いだけで発情させられたものが今、雌穴に入っているのだ。想像を超える愉悦に、ねるの心臓は高鳴っていた。

「お願いですぅぅ……オマンコでズボズボさせてくださいぃぃ……ふあ、ああっ……」

ねるが情けないほど懇願する。硬くなった乳首が痛くなり、快感で目眩がしていた。今こうしている間も、子宮が亀頭に吸いつくように収縮している。巨大な肉棒への欲望に支配されていた。

「……良かろう」

「ああっ、ありがとうございましゅぅぅぅ、ふは、うぅぅ……オチンポをいっぱいシコシコいたしますぅ……んふ、ふは、あぁぁぁっ!」

ねるがゆっくりと腰を引き、一気に落とし込む。ズッ、ジュゥゥゥゥ、という重く狂おしいほどの圧力が背中に届いた。早くも鳥肌がゾワゾワと、下半身から首に向かって広がっている。

「あわわぁぁ……ふわ、あは、はぁっ……いいでしゅぅ……はぁ、はぁ……クリがカリカリされるぅぅぅ、ふは、んんんんんっ!」

ねるが上下に跳ねて肉棒を摩擦する。ビシャビシャと蜜汁が飛び散り、ぶつかり合う音が響いた。

細い腰を何度もピストンさせては、最奥にまで叩き込んでいる。可憐な身体に巨大な肉塊が行き来する様は、非常にエロティックだった。

水晶越しの視聴者や観客達は、すっかりショウタイムを楽しんでいた。歓声をあげては拳を振り上げ、腰を揺らし続けるねるに興奮している。

「フハッ、あぁぁぁ……ぴょんぴょんしちゃうぅぅ……はぁぁん、キモチいい!すごいこれぇぇ。ぬぅぅぅ、ふおおおおっ……ハァァ……んんんっ!ふは、あぁんっ……ムオオッ、こしゅれてるっ、でっかいちんぽいい、ぬはあぁぁっ……あ、あ、あひぃぃ!!」

ねるの振幅が広がっていた。ギリギリまで男根を引き抜き、一気に腰を落とす。いやらしくダンスを踊るようだった。

「フハッ、あぁぁぁ……ぴょんぴょんしちゃうぅぅ……はぁぁん、キモチいい!すごいこれぇぇ、ふは、あ、あっ……」

激しく腰を上下に揺らす。そのたびに乳首が熱くなり、子宮口に硬い切っ先が食い込んだ。衝撃で膣口が巾着のようにキュウッと締まる。まるで、愛しいものを抱きしめるようだった。

「……ねる。尻を振りまくって、雌犬のようだな」

「はっ!はっ!フオオオオオッ、ああんっ……わらしは魔王しゃまの雌犬ですうぅぅ、でっかいおちんぽしゅごいよぉぉ……あ、あひっ、ひぐぅぅ……ふああああ〜〜〜〜!オマンコアクメきそうぅ……ゼェ、ゼェ……すごい絶頂に決まってるぅうぅぅぅぅ」

ねるが腰を沈めたまま、身体を左右に揺らす。子宮口に密着する亀頭が、抉ってくるようだった。軽い痛みのまじる愉悦に、溜息が漏れてしまう。意識が飛びそうなほどの絶頂感が、押し寄せていた。

「ひゃぁぁぁ!あ!あぐぐううう、子宮とオチンポのチューすごいぃっ、ふは、あ、あ、あふっ……おっほぉぉぉぉ」

そのまま、腹をぐいぐいと前後させる。より深いところで快感を得ようと、動きが活発になっていた。

子宮口に届いた巨大な男根が、ゴリュ、ゴリゴリッと膣壁を削ってくる。それがねるの全身の骨を溶かすような愉悦をもたらしていた。

「ンオオォォ……い、イクゥゥ……お許しをぉぉぉ……魔王様のでっかいチンポがすごすぎれしゅぅぅぅ……ぶっといじゃいしょうれしゅぅぅ……ふは、はぁぁ……オマンコこしゅるの楽しいぃぃ、あ、あふっ……だめぇぇ……イッちゃいましゅぅぅ……」

ねるは絶頂寸前のところで、堪えていた。

ついさっき、たしなめられたばかりだった。下僕は主より先にイッてはならないと、懸命に押しとどめている。

だが、魔王のペニスがあまりに何もかも超越しており、発狂しそうになっていた。

「……まだだ」

「ううぅぅぅっ……あ!あ!あがぁぁ……はいぃぃ……しょしょ、承知しましたぁぁ……ふはああ、が、頑張りましゅぅぅっ……ウグググッ……イガないようにっ……あ、あ、あふっ……はぐぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」

鋭い快感に意識を失いかけながらも、自制しようと歯を食い縛る。絶頂してはいけない。愛する魔王の命令には背けない。だが、身体はもう巨大なペニスの誘惑に抗えなかった。

「ぜぇぇぇ……ぜぇぇぇ……ほんとイガないぃぃっ、れったひぃぃ、んぐぐぅぅぅ……」

妙な声で唸りながらも、ねるは一生懸命に絶頂を堪えた。腹の奥が痺れ、脳天を貫くような喜悦が幾度となく押し寄せる。もう何も考えず、ただ本能のまま身体を揺らしたい。

水晶の中で、男達が歓声をあげている。

ねるにも聞こえているはずだが、快感に夢中でまるきり感知していない。

「ハァァ……ハァァ……んおぉぉぉっ……イカナイですぅぅっ……うぐぅぅぅ、魔王様の下僕ですからぁぁ、ふは、あ、あぁぁぁぁ……」

ねるは顔をしかめながらも、腰を振り続けていた。腹を突き出し、クリトリスを密着させようと、背中を丸める。どれだけ堪えても欲望は止まらない。だんだん抑え切れなくなっていた。

「んんんん!あひゃぁぁぁ……だめだめぇぇぇ、イッてないぃぃっ……んぐぅぅ!!」

バネのように上体を伸ばし、ぐっと息を呑む。気を緩めたら、即時に絶頂するだろう。正気の沙汰ではないが、ねるは従順な下僕だった。

「ほう。まだイッてないとは」

「はいぃぃぃ……わらしは下僕れしゅぅぅぅ……魔王様にぃぃ……忠実なのれしゅぅ……んんんん!大大大好きでぇぇぇすぅっ!」

ねるの声が辺りに響く。思いの丈を振り絞っていた。瞼がひきつり、両目の視点が合っていない。絶頂しそうでしないところを、せめぎ合っている。

「……よし。イッて良いぞ」

「ああ、イキましゅうぅ……おっほほほほおぉぉ……ありがとうございましゅぅっ!イクッ!イクッ……むおおおおおぉぉぉぉぉっ!」

ねるが思い切り腰を前後に揺らす。蜜汁を零しながら、ぐっぐっと深いところまで差し込んだ。膣ヒダがめくれ上がり、肉棒を飲み込むように絡みつく。

「むおおおおおぉぉ!!イキましたぁぁぁ、あ、あ、あへはぁぁぁぁぁぁぁ……」

ねるは雷にでも撃たれたように、手足をつっぱらせた。堪えていた絶頂が噴き出し、ねるを砂糖菓子のように甘く蕩けさせる。

「ではくれてやろう……」

魔王がねるの絶頂を見届けたように、低い声でつぶやく。

巨大な肉根がぐんと反り返った。ひと回りは膨らんだように感じる。吸いつくような蜜穴の締め付けに、応じようとしていた。

「あ、あ、あふっ……うおぉぉぉっ……くるぅぅ……ヒャッハァァァ!!」

ゴプゴプッ、どびゅるるるるる、と熱い白濁が大量に注ぎ込まれる。

その熱感がねるのあちこちに伝播した。目を白黒させながら、両肩を震わせている。

「ゼェェェゼェェェ……しゅごいのぉぉ……あ、あはっ……ハァァ……ハァァァ……イギましたぁぁぁ。はは……ふはぁぁぁ……」

徐々に緊張がとけて、だらりと腕が垂れる。絶頂が身体中を延々と巡り、頬が蕩けきっていた。

「ふぁ、あ……すごい……すごいぃ……ふわぁぁ……たくさん……けぇぇきぃぃ……」

魔王の白濁は、凄まじくねるを淫乱にさせていた。もはや呪詛と言ってもいい。一度浴びれば、その味を求めてやまなくなってしまう。

『すげぇぇぇ……マンコぎゅうぎゅうしてんぞ』

『ねるはラリってねぇか?性奴隷だなもう』

『あれ?なんかおかしくね?』

『マジかよ……』

ねるの異変に気付いた観客が凍りつく。異様な空気が漂い始めていた。

「はぁぁぁ……力がめきめき湧いてきましたぁぁ……んふぅ……あはぁぁ……お尻いっぱい振っちゃいますぅぅぅ……」

微笑を浮かべるねるは、どこか印象が違って見えた。絶頂にのめり込んで惚けていたはずが、目がらんらんと輝いている。ニヤリと引きつった唇は、狂気を孕んでいた。

「……どうやら我の妖力を十分享受できたようだな」

「んん〜〜〜、魔王しゃまのスペシャルザーメンのおかげでしゅぅぅ……あああぁっ……私っ……感動ですぅぅぅぅっ!」

あれだけの子種汁を放出したというのに、魔王の男根は寸分違わず、変わっていなかった。

ねるがまたも軽く腰を前後に揺らす。肉棒を深く入れ、ストロークし始めた。これまでの蕩けきった顔とは違い、目つきが殺気だっていた。

「はぁぁ、はぁぁ……ンンッ!くぅっ……うぐぐぅぅ……もっとぉぉぉっ……もっとくださいぃぃっ……あ、あ、あ、あふあぁぁっ!」

一瞬、ねるの目がギラリと光る。魔王と契約が結ばれ、注がれた闇の力を使いだしたのだろう。

「おっきなオチンポのたっぷり特濃精液ぃぃっ……ああ、私っ……ほしくてしょうがないのぉぉっ……んんん、ふあぁぁぁぁっ……」

魔王の目がねるの腹に注がれる。そこにははっきり赤い淫紋が刻まれていた。素早い縦揺れでぶれながらも、発光したように目立っている。

「我の証が刻まれた……契約成立だ」

魔王がねるの腹部を見ながら、つぶやく。

視線に気付いたねるが、ようやく異変に気付いた。

「ふあぁぁぁぁぁ!あ、あ、これがぁぁ……下僕の証ぃぃぃ……すごいのぉぉっ……ハァァァ……私のお腹っ……ふは、あああぁ……ありがとうございましゅぅぅっ、私っ……んんんん、身も心もっ……魔王しゃまのものですぅぅ……ふは、あぁぁぁぁぁぁ」

ねるが色っぽく腹を突き出す。子宮口に先端を押しつけてはグリグリと円を描いた。緩急のある動きは獣じみており、迫力がある。

「はぁ、はぁ……ああんっ……すごいのぉぉぉっ……ふは、あぁぁぁぁ!私もうっ……私じゃないみたいぃぃぃぃぃ」

一番深いところで肉棒を受け止め、淫紋を見せつけるように腹を揺らす。

ねるの異変に、観客や視聴者達も騒ぎだした。街角のTVやライブ配信でも、誰もが目を釘付けにしている。不穏な匂いを感じつつ、やめられなかった。

「魔王様あああ!もう絶頂止まりませんっ……ふは、あ、ああひぃぃぃぃ、さっきの射精からずっとですぅぅ……フハァァ……あ、あ、あんっ……どうか……どうかもう一度っ……はうぅぅっ……この下僕にオチンポミルクをお授けくださいぃぃっ……」

ねるの脚が小刻みに震えて、限界を訴える。媚薬を含んだ精液はねるを狂わせ、魔王を求め続ける雌に変えていた。どれだけ感じようとも、もっとほしくて尻を揺らし、蕩けてしまう。

「……完成間近のようだな」

魔王がニヤリと微笑を浮かべる。すべて目論見通りだった。

まず、最強魔法戦士を己の手に堕とすために、闇の世界に引き入れる。どれだけ抗ってもとことん凌辱し、調教し、本懐を遂げる。

いくつかプロセスを通過した今、下僕として完成しつつあった。

「はぁぁん、フオオオおおお!イクゥ……イッちゃいそう……お尻がっ……止まりませんっ……ふあ、あ、あひぃぃぃっ……」

ねるが激しく腰を振りながら、肉棒を締め上げる。何度も何度も子宮口をノックした。

すると、途方もない悦楽が肉壁全体に絡みつき、精液を搾り取ろうとしたのだ。

「んぐぅぅ……オマンコ壊れそうですぅっ……キモチイイッ、もっとぉ……もっとちょうらぁい……ふわぁぁぁぁんっ!」

ねるの甘えるような声が響く。濡れた膣肉がきゅっと巨根に張り付いていた。その程よい刺激に、肉棒がビクンビクンと脈動する。

「ああぁぁ〜〜〜〜〜〜っ!!」

絶叫とともに背中を仰け反らせ、蜜穴から大量の潮を噴き出す。まるで放尿のようだった。ねるはまたも絶頂感を得ていた。

「ぜぇぇ、ぜぇぇ……き、もち……い、いいでしゅぅぅ……イキッぱなしいぃ……あ、ああが……うぅぅっ……ひ、ひぃぃぃ……おかしい……ひゃん!うぅぅ……わたしっ……ま、またっ……ゾクゾクしちゃってる……うぅぅ、あぁ……」

ねるが背中をピンと伸ばす。色っぽく薄目をしながら、細かく震えだしていた。

魔王の絶大な妖力が、ついにねるの魂までも犯したのだ。ねるの美貌も淫靡な身体も、何もかも魔王のものとなった。

「わ……た……し……あ、あぁぁぁぁ……生まれ変わる……ふは、ひぃぃんっ……」

目の辺りをヒクヒクさせながら、ねるがどこか遠くを見る。身体中の細胞が入れ替わるようで、恐怖と期待で混乱していた。そしてなおも尻を上下させながら、男根の甘美さを受け止め続けている。

「……カンがいいな、さすがだねる。否。我がかわいい下僕よ……」

すじゅぅぅぅ、ずんずん、と男根を突き入れ、ねるの軽い身体が跳び上がる。魔王は二度目の吐精に向かっていた。

「ぬあああぁぁぁぁぁぁっ!!」

ねるが喉を見せながら、自らも腰を揺らし、悦楽を受けとめようとする。下腹部にはうっすらと男根の形が浮かび、抜き差しするたびに蠢いた。

「ああ、ありがとうございましたゅぅぅ、私っ……ああ、生きてるぅぅ、ふは、あ、あぁぁぁぁ、イックぅぅぅ!!」

腹の淫紋がまた、色濃くなったように見える。ねるは腰を振りながら、何度も絶頂に達していた。結合部から愛液が噴き出し、淫猥な水音が鳴り響く。

「うぁぁぁぁぁぁぁ、ああ、私いぃぃぃ……乳首イキマンコイキ……止まらないっ……んんんん、ふあ、あ、ああぁぁっ!」

ねるが口を開閉させながら、絶頂にわななく。身体中が快感で砕けていた。敏感な胸も陰部も何もかも……絶頂を越えている。

「受け止めるがいいっ!」

びゅびゅびゅーっ!ぶしゃああああああっ!!

「あ、あはっ……んんん!オマンコにきたぁぁ、んんんふは、あっついぃぃ……んおお、中出しキモチいいれしゅぅぅっ!」

魔王の白濁が辺り一面に飛び散っていく。ねるへの祝福のシャワーのようだ。

「ふは、あ、あぁっ!まだっ……とまらないぃぃっ……んぐぐぐっ……はうぅぅっ……」

魔王の精力は計り知れないものがあった。さらにビシャビシャと白濁を解き放ち、ねるの子宮を染め上げる。

ねるは身体をくねらせ、絶頂の声をあげ続けた。身体がおさまるまで延々と。

「ゼエェェェ……ゼェェェェ……。んんっ……はぁぁぁ」

永遠のようなアクメが引いていく。ようやく落ち着きを取り戻した。強力な媚薬を含んだ精液を放出され、絶頂感で呆然としている。だらだらと雌汁を垂らしながら、荒い呼吸を繰り返していた。

「あへはぁぁぁ……はぁぁ……はぁぁ……」

ねるは辺りを眺めながら、満足感でいっぱいだった。身体中の細胞が沸き立っていた。絶頂を繰り返し、別の世界へワープしたようだ。

「んん、ふぅぅぅ……ん?」

余韻に浸りながら、ねるが視線を落とす。ぼやける目を凝らすと、黒いトゲのようなものが映った。

「ねるよ。ふさわしい姿になったな」

「あ……」

ねるは水晶に映った自分の姿を見ると、ニヤリと微笑んだ。

「……」

ねるが悩ましげに首を傾げる。

『ねるが変身したぞ!』

『やっば!悪魔みてぇだ!』

『魔王の下僕って……もう十分魔物だろ』

画面の向こうでは、小悪魔のような出で立ちのねるに沸いていた。

「……魔王様。お力をくださり、ありがとうございます。私、こんなにも強い妖力をもったことがございません……」

「……これより、役目はわかっておろう?」

「はい。魔王様はこの世界を統べるお方……。そのために、私があらゆる手を尽くしてみせましょう……」

「……うむ」

「おまかせくださいませ。魔王様。まずは……」

ねるがちらりと水晶を見る。

『やべぇぇ!!』

『いや、マジやばいって!』

『俺達、これからどうなるんだよ……』

ねるがクスリと嘲笑する。

「……ねるよ。お前に最強の能力を授けたのだ。存分に働くが良い」

「承知しました……魔王様」

くすりと微笑を浮かべる。下腹部の淫紋が、メラメラと燃えたように見えた。

最強魔法戦士であったねるが、魔王の下僕として新たな生き方を決意した瞬間だった。













■筆者メッセージ
年内の投稿は今回で最後になります。今年も1年ありがとうございました、来年もよろしくお願いします。


帰ってきた暴動
帰ってきた暴動 ( 2024/12/28(土) 03:53 )