第2章〜バカとばか〜
第23話
昨日、1人でさっさと家に帰ろうと思っていたところをゆりあに捕まえられた後日付が変わるまで散歩に付き合わされた。ゆりあが言うには色んな店を回りたかったらしいのだがあのあたりの店は大体5時には店を閉める。それを知らなかったゆりあは俺の連れ回したあげく唯一入った店がコンビニだけだったというオチだ。

そして大会の疲れとその後の疲れが抜けぬまま日曜日を迎えた。と、いっても特に予定があるわけでもなかった。ふと時計を見るとまだ8時すぎだったので俺はもう一度寝ようとしたのだが窓の外がやたらに騒がしいのでなかなか寝に付けない。
我慢できなくなりカーテンを開けるとそこにはゆりあがいた。もちろん窓越しだが。
なにかを話したそうにしているので窓を開けた。

「ねー翔ちゃん、今日暇でしょー?どっか遊びに行こ?」

「確かに今日の俺は超暇だ。だから俺はもう一回寝たいんだが?」

「えー、いいじゃん別に。新しくできた遊園地いこーよー」

ゆりあが言う新しくできた遊園地とは、最近近所にできた世界一長いジェットコースターがある遊園地の事だ。オープンしたのは、つい先週なのでかなり混雑していると聞いたことがある。遊ぶのに1時間も待たされるのはまっぴらゴメンだが、世界一長いジェットコースターには乗ってみたい。

「わかったよ。行くのは9時ぐらいでいいか?俺まだ飯食べてないから」

「ごゆっくりー。私もご飯食べてないし」

ゆりあがそう言い窓を閉めたので俺も窓を閉めて朝食を食べに階下へと向かった。

とりあえず、朝食を食べ終え着替えも済ました俺は約束の時間までしばらく撮りだめていたアニメやドラマ類を見ることにした。
俺がアニメの話をするとどうも意外と言われるのだが、俺にはその理由が全くわからない。別にアニメやラノベが好きな男子は腐る程いるし、むしろ興味ない人の方が少数派だ。
だからといって特に気にするようなことでもないのだが。

こうしてアニメ一本を見終えたところで9時前になったので俺はゆりあを迎えに家を出た。


■筆者メッセージ
相変わらずの内容の薄さです。すいません すいません。

受験までもう一ヶ月ちょっとなったわけですが・・・対策らしい対策を一切していません(´・ω・`)
どうでもいいですね、すいません。

感想、アドバイス等お待ちしております。
Alice ( 2014/02/03(月) 00:28 )