君に出会えたから - 第2章〜バカとばか〜
第18話
 結局、2週間前にゆりあをおぶって部活に戻ってきた俺は教室でイジられ部活でイジられ続けた。なんとなく予想してはいたのだが実際にやられると案外辛いものだ。
でも、その件のおかげで友達もクラス外にたくさんできたしその分に関してはこっそり感謝してたりもする。

そして今日は高校入学後初の大会、本来1年生は次の大会から出場できるらしいのだが俺は早速リレーメンバーに入れてもらえたので今日から出場できるらしい。
俺が入らなくても近畿大会までは楽々いけるらしいのだが早めに投入することに損はないだろうと言う石原先輩の提案を顧問の先生が2秒で了承したらしい。

しばらくすると集合場所に顧問の先生が来た。俺は今日の今まで顧問の先生の名前も顔も知らなかったがここに来てまた驚かされた。
そう、顧問の先生は学校長であり1年5組の担任でもある、秋元校長先生だった。
秋元先生が定位置であるらしい場所で止まると石原部長が集合をかけ部員を集めた。
集合するのは部員だけで、ゆりあ達マネージャーは準備が死ぬほど忙しいらしいので集合がかからないらしい。
全員が集合し終えるとすぐに秋元先生が口を開いた。

「今日は1年生が始めて出る試合です。皆さんちゃんとマナーを守って試合に臨んでください。以上」

秋元先生は何事もなかったように話を終えたが石原部長を除く全ての部員が唖然としていた。
なんせ今日は1年生は出れないはずだったのだ。登録が間に合ったのか秋元先生なりのサプライズなのかは分からない。どうやら石原部長だけは知っていたようだが。

秋元先生がなんの説明もなく立ち去ってしまったので代わりに石原先輩が説明をしてくれた。
「えー誰にも言っていなかったが、どうやら1年生も今回から大会に出れるらしい」

説明なのかなんなのかは分からないが1年生が出場できるというのは確定した。
肝心の理由までは部長も話してはくれなかった。
突然とはいえ試合に出れるとなった1年生たちは大喜びだった。
俺は初めから出れるのが確定していたので喜びはしなかったが。

そしてその後1年から3年総勢32人が大会登録へと向かった。


■筆者メッセージ
お久しぶりです。Aliceです。

更新する時間帯がどうしても遅くなってしまいます。
宿題してちょこっとゲームしてたら0時は回ります。
年内に宿題やっときゃよかったと後悔。
今日は眠くないのでもっと書いてきます。更新はしないかな・・・

ここで3章に変えるかどうか迷いました。
まぁ結局変えませんでしたけど・・・
今日はとりあえず内容考えるだけにしようかな・・・
あと登場人物が極端に少ない・・・あんまり人名考えるのが得意じゃない。
なのでリクエストなりなんなりください!!!!!!!!

感想、コメント、リクエストお待ちしております。
Alice ( 2014/01/04(土) 02:36 )