入浴
義姉さんの鶴の一声で姪っ子麻莉愛と入浴することになった○○だが、姪っ子の発する言葉を素直に受け止められないのだった。
「お兄ちゃん。濡れちゃったね。」
(雨にね。)「仕方ないよ。雨、すごかったし。」
「お兄ちゃん。脱がせて。」
(麻莉愛はまだ小学生。甘えているだけ)「はい。バンザーイ。」
小学生故に下着がない分脱がせるのは簡単だった。
上は仕方ないかもしれないが、下を脱がせる訳にはいかない。
「下はご自分でお嬢様。」
「はーい。」
小学生故か無知故か羞恥や抵抗もなく、麻莉愛が産まれたままの姿になったのを脱ぎかけの○○は視界に入れてしまった。
(そういえば、俺、女子の裸見るの何年ぶりレベル。)
「お兄ちゃんも早く脱いで。」
○○も産まれたままの姿になると一応自身の男性器の前に手を添えた。
「お兄ちゃん。早くお風呂入ろう。」
「麻莉愛。まずはシャワーかけてから。」
「お兄ちゃんのおちんちんのところ毛があるんだ。」
「兄さん、パパと入ることがないもんな。大人の、大きくなった男の子はだいたいそうなるよ。」
○○の足の上に麻莉愛が座る形で二人は入浴した。
「お兄ちゃん。気持ち良いね。」
(お風呂ね。駅行くまでの中学生ならともかく小学生に反応するわけがない。)
そんなことを考えていると、麻莉愛が○○の足の上で移動しだした。
「お兄ちゃん。キスして?」
「麻莉愛。それは好きな人とすることだよ。」
「うん。麻莉愛はお兄ちゃんが好きだよ。」
(叔父と姪って確かタブーだったな。諦めさせるには・・・)「本当に好きなら、自分からしてごらん?」
「チュッ」
リップ音が浴室に響いた。
「お兄ちゃん。上がろ。」
その後、姪っ子によって、男性器が生殖器となり、自身の精子で、姪っ子を汚してしまう○○だった。
それ以上の事を起こさないように、○○は折りたたみ傘を携帯し、二十歳になるや否や一人暮らしを始めた。
しかし、姪っ子の気持ちが強く、一線を超えるのは別の話。