美しい桜と音-夏休み編-









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第8章
体調崩した優希
次の日の朝、優希より早く咲良は起きた。

「優ちゃん、朝だよ。」
「ん〜、あのまま寝ちゃったな。」
「そうだね。」
「いや〜しかし、咲良昨日よかったよ。」
「ほんと?優ちゃん、もしかして昨日の想像してた?」
「してねえよ。」
「え〜嘘だ。ほら…」

咲良は優希の下を指で指した。

「これはどういう事かなぁ。」
「いや、これはだな…」
「優ちゃん、朝からしてあげよっか?」
「お前、どんどん変態になってないか?」
「優ちゃんの所為だよ?」
「俺かよ…」
「で、優ちゃんして欲しい?」
「うん。」
「優ちゃんもエッチだね〜。じゃ、また腰上げて。」

優希は腰を上げて、咲良の太もも辺りに腰を下ろした。そして咲良は唾を垂らすと、胸で挟み動かした。クチュクチュと音を立てながら…

「咲良…最高。」
「私のパイズリ気持ちいい?」
「おう。俺、パイズリにハマりそう…」
「sexもいいけど、こういうのもいいでしょ?」
「そうだな。」
「私も彼氏出来たら、パイズリで逝かせちゃおかな。」
「ははは…咲良、そろそろ俺…」
「うん、朝からいっぱい出して。」
「あ、逝く!」

優希は朝からいっぱい放出した。勢いの余り、咲良の顔にも少し飛んでしまった。

「もう優ちゃんったら…朝からこんなに出して。そんなにパイズリ気持ち良かった?」
「はぁ…はぁ…気持ち良かった。」
「優ちゃんパイズリにどハマりしたかな?」
「そう…だな。」
「ふぅ、じゃあシャワー浴びて帰ろっか。」
「そうするか。」

2人はシャワーを浴びにお風呂場へ向かった。だが、優希は起き上がった瞬間、頭がぼーっとしてふらついてしまった。

(あれ…体がなんか重い。朝からエッチしたからか?いや、違うな…まぁ、とりあえずシャワー浴びるか。)

シャワーを浴び終わり着替えを済ませると、2人はホテルから出た。

「優ちゃんありがとね、デートしてくれて。」
「こちらこそ。最後にいい思い出が出来たよ。」
「それは良かった。あれ、優ちゃん顔赤いけど、大丈夫?」
「え?あ〜、シャワー浴びたからちょっと火照ってるんじゃない?」
「そう?なんか体調悪そうに見えるけど…」
「大丈夫だよ、よし帰るか。」

そう言った優希だが、さっきから体が凄く重かった。咲良の前では強がっているが、内心はしんどい。

(風邪でもひいたかなぁ…ま、大丈夫でしょ。)

そして2人は帰路に着き、昨日待ち合わせた公園に着くと、2人は別れた。

「優ちゃんまたね。」
「おう、またな。」

そして優希は家に着いた。

「お兄ちゃんお帰り…って、お兄ちゃん大丈夫?顔赤いけど…」
「あぁ、ちょっと寝るわ。ごめんな、心配かけて。」
「うん…」
(お兄ちゃん大丈夫かなぁ…)

優希は家に着いて早々、自分のベッドに突っ伏すとそのまま寝た。後に優希は高熱の風邪をひく事になる…
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■筆者メッセージ
夏休みver.これで完了です。次は2学期のrev.をお送りします。
夜明け前 ( 2023/10/03(火) 19:26 )