美しい桜と音-夏休み編-









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第8章
最終目的地はやっぱり…
優希達が次向かったのはデパートだ。デパートに到着すると、優希達はアクセサリーショップに向かう。咲良は優希に何を買いたいのか聞いてきた。

「優ちゃん何欲しい?」
「全然決まってないなぁ。アクセサリーってあんま身に付けないし。」
「優ちゃんとペアルックにしよっかな。」
「ペアルックって…俺達は付き合ってないんだぞ?」
「わかってるよー、冗談だって。私はこれ買うよ。」
「イヤリングか。でも、今日付けてないじゃん。」
「今日は慌てちゃって忘れたの。」
「そっか。」
「で、優ちゃん決めた?」
「うーん、どうしよっかなぁ。」

普段アクセサリーなど買わない優希にとって、何が欲しいか全くわからないのだ。結局悩みに悩んで優希は買ってもらうのをやめた。

「えー、優ちゃん要らないの?」
「そうだなぁ、あんま俺アクセサリー付けないからさ。咲良には申し訳ないけどやめとくわ。」
「そっか。じゃあ、何か欲しいのもない?」
「それよりご飯食べないか?」
「すっかり忘れてた。何か食べてから優ちゃん買いたいの探そっか。」

途中フードコートで昼ごはんを済ませると、優希の買いたいのを探した。

「買いたいの全く見つからないなぁ。」
「優ちゃんほんとに無いの?」
「いや〜、選べないというか…これっていうのが無いんだよ。」
「優ちゃんってたま〜に優柔不断なところあるよね。」
「これは優柔不断って言わないだろ。う〜ん…あ、見つけた!」
「何々?」
「ここにしよっかな。」
「え、香水ショップ?」
「安っぽい香水でいいや。咲良買ってくれる?」
「優ちゃん香水買うんだ、意外だなぁ。わかった。」

咲良は優希が欲しい香水を買うと、2人はデパートを後にした.

「優ちゃん香水欲しいって凄い意外。」
「普段は香水付けないんだけど、超たま〜に付けるんだよ。」
「そう言われてみれば、優ちゃんから良い匂いすると思ったけど…まさか香水?」
「そういうこと。あんま匂いがきついのじゃないから、不快にはならんやろ?」
「確かに。優ちゃんって結構気にするんだ。そこも優ちゃんらしいや。」
「周りの迷惑にもなっちゃいけないからな。」
「優ちゃんの欲しいもの買ったし…ねえ優ちゃん。」
「結局行くんだろ、例の場所に。」
「優ちゃん気付いちゃった?」
「ほら、行くぞ。」
「優ちゃんも乗り気じゃん。」
「行かねえなら置いてくぞー。」
「ま、待ってよ優ちゃん。」

優希達が向かったのは最後の場所とは勿論…

夜明け前 ( 2023/10/01(日) 06:41 )