第2章
スリル満点のプレイ
「愛佳、ほんとに誰か来…」
「んん…」
「あい…か…」

今の愛佳には誰が来ようか関係なかった。既に我慢の限界を超えていた。

「んん…優希のおいしいよ…」
「誰か来るって…」
「優希って…こういうところは意気地なしだよね…男気ないよ?」
「うるせー…」
「男なんだから…しっかりしなさいよ…」
「こんなのに…男もクソもないだろ…」
「はぁ…まぁいいや…どうせ今気持ちいいんだろうし…」
「く…」

されるがままの優希は、もはやなす術がなかった。愛佳は全くの御構い無し、一方の優希は周囲を警戒している。こういうときは女の方が度胸があるのか?だが、愛佳は優希の方を見て不思議に思った。

「んん…まだ逝かないの?」
「え…」
「いつもならもう逝くはずなのに…」
「あ…ああそれは…」
(今朝美桜と2回したからな…実質3回目になるからなぁ…)
「き…気のせいじゃないか?そういう時だってあるだろ。」
「なーんか隠してない?」
「な…何をだよ?俺が?」
「朝美桜ちゃんと風呂行ったのも怪しいし…」
「う…」
「やっぱりなんか隠してない?」
「き…気のせいだって…風呂はたまたまだって…」
(多分勘付いてるだろうな…)
「………ちゃん、……うちゃん、優ちゃん…優ちゃん?」
(咲良か?まずい…)
「愛佳、咲良だ咲良が呼びに…」
「え…ちょ優希…」

優希は茂みに隠れた。仁王立ちしてるとバレてしまうからだ。何せ下は今…

「あれ?優ちゃんどこ行ったのかな…愛佳ちゃんもいないし…優ちゃん…優ちゃん?愛佳ちゃーん?」
(早く行ってくれ咲良…こっちは今まずいことになってるから。)
「愛佳…」
「んふふ…気持ちいい?」
「馬鹿か…」
「スリルあっていいでしょ?」
「あのなぁ…」
「優ちゃんいないや…戻ろっと。」

咲良は戻って行った。

「危ねえなもう…」
「んふふ…隠れてた時の優希、すごい気持ちよさそうだったよ?」
「あのなぁ…」
「優希…逝きたい?」
「さあな…」
「ほんとは逝くんでしょ?」
「く…愛佳のくせに…あ…」

優希は発射した。

「やっと出たね。気持ちよかった?たまには外もいいんじゃない?」
「もうごめんだ。こんなスリルいらねえよ。」

その後優希と愛佳は部屋に戻って来た。

「優ちゃんどこ行ってたの?」
「近くを散歩してたけど…」
「呼んでも返事しなかったし…死んだかと思ったよ。」
「縁起が悪いな…」
「愛佳ちゃんと散歩してたの?」
「たまたまな。」
「ふぅ〜ん…」
「それよりも優希決めたんか?もうそんなに時間はねえよ?」
「他人事だと思って…」
「ま…頑張れよ。」
(お前も頑張れよ…あいつ、ほんとに彼女作る気あんのか?)

優希は別の心配で頭がいっぱいだった。
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夜明け前 ( 2020/09/06(日) 17:16 )