8話
前半の授業が終わり、昼休みになった。
俺は玲香、あきら、七瀬と一緒に学校の屋上で昼ご飯を食べていた。
あきら「まさか、西野さんとたつきが幼なじみだったとはな。」
たつき「玲香もだよ、小さい頃に半年ぐらい一緒に遊んだりしてたんだ。七瀬が引っ越してからは、遊ばなくなったけど。」
七瀬「でも、たっくん、うちのこと覚えててくれてたんやね?めっちゃ嬉しいよ。」
玲香「相変わらず、たつきのことたっくんって呼ぶんだね?」
七瀬「あ、ダメやった?」
七瀬が若干、上目遣いでみてきた。俺は少し、七瀬が可愛いと思った。
玲香「・・・」
あきら(お、玲香が不機嫌になってる。分かりやすいな〜)
たつき「そういや、今度俺と玲香とあきらでカラオケに行くけど、七瀬も行くか?お前らも良いよな?」
あきら「もちろん!」
玲香「・・・良いよ」
たつき「どうだ?七瀬」
七瀬「うん!、行きたい!」
たつき「決まりだな。あっ、そうだ。七瀬、連絡先交換しとこうぜ。何かと連絡するかも知れんから。」
七瀬「うん、いいよ。」
七瀬は、玲香とあきらとも連絡先を交換した。それからは午後の授業のためにみんな教室に戻った。