第一章 始まり
7話
教室に入ると七瀬は自分の席に座っていた。しかし、衝撃的なのはその周り、七瀬の周りを大勢の男子が取り囲み七瀬を質問攻めにしていた。

たつき「なんだ、あれ。どういうことだ?あきら」

あきら「あー、あれは七瀬と付き合いたいと思ってる男子達がアピール中」

玲香「あれは、いくらなんでもひどいよ!今にもなぁちゃんが泣きそうだよ!」

中には、まぁまぁキツイ質問をしている奴もいる。

たつき(あれはひどいな・・・・)

と、思っていると、七瀬がこっちに気付いたようだ。その瞬間、涙目の七瀬が俺に抱き着いてきた。

七瀬「助けて、たっくん」

俺は少し驚いたが、すぐに七瀬がどうしてほしいのかを理解した。

男子A「おい、たつき。西野さんとはどういう関係なんだよ」

男子B「お前には、桜井さんがいるだろ!」

たつき「落ち着けよ。俺は七瀬の幼馴染みだ。七瀬もお前たちに質問攻めされて困ってるだろ?、少しは七瀬のことも考えろ。」

男子A・B「わかったよ」


それと同時に先生が教室に入ってきて授業を始めるというので、それぞれの席に戻った

授業中・・
七瀬から、メモが渡された。そのメモの内容は
(今日のお昼ご飯一緒に食べへん?)
俺は(もちろん、いいよ)と返した



■筆者メッセージ
これからのなぁちゃんのセリフを大阪弁にしようとおもいます。
下手な大阪弁になるかもしれませんが、ご了承ください。
NSRD ( 2016/06/02(木) 20:16 )