7話
教室に入ると七瀬は自分の席に座っていた。しかし、衝撃的なのはその周り、七瀬の周りを大勢の男子が取り囲み七瀬を質問攻めにしていた。
たつき「なんだ、あれ。どういうことだ?あきら」
あきら「あー、あれは七瀬と付き合いたいと思ってる男子達がアピール中」
玲香「あれは、いくらなんでもひどいよ!今にもなぁちゃんが泣きそうだよ!」
中には、まぁまぁキツイ質問をしている奴もいる。
たつき(あれはひどいな・・・・)
と、思っていると、七瀬がこっちに気付いたようだ。その瞬間、涙目の七瀬が俺に抱き着いてきた。
七瀬「助けて、たっくん」
俺は少し驚いたが、すぐに七瀬がどうしてほしいのかを理解した。
男子A「おい、たつき。西野さんとはどういう関係なんだよ」
男子B「お前には、桜井さんがいるだろ!」
たつき「落ち着けよ。俺は七瀬の幼馴染みだ。七瀬もお前たちに質問攻めされて困ってるだろ?、少しは七瀬のことも考えろ。」
男子A・B「わかったよ」
それと同時に先生が教室に入ってきて授業を始めるというので、それぞれの席に戻った
授業中・・
七瀬から、メモが渡された。そのメモの内容は
(今日のお昼ご飯一緒に食べへん?)
俺は(もちろん、いいよ)と返した