10話
?「お帰り!、久しぶりに会えたね。」
たつき「久しぶり、白石さん。」
白麻「もう!、麻衣って呼んでって言ってるでしょ?」
たつき「それは麻衣姉ちゃんと同じでややこしいから、いやだ」
白麻「じゃぁ、まいやんって呼んで!」
たつき「それも、ちょっと・・・」
深麻「いいじゃん、私もまいやんって呼んでるし。」
たつき「麻衣姉ちゃんと白石さんは親友だからでしょ?」
白麻「いいから!、そう呼んで、じゃないと、」
たつき「じゃないと?」
白麻「泣く!」
たつき「は!?、んー・・・・分かったよ」
白麻「やった!じゃあ、さっそく呼んで。」
たつき「ま、まいやん」
白麻「はい!大好きだよ、たっくん。」
たつき「たっくん!?」
白麻「私もこれから、たっくんって呼ぶね?、ダメって言ったら、」
たつき「言ったら?」
白麻「泣く!」
たつき「だーーー!!、もうわかったよ!」
それから、家のリビングで夕食を食べ終わり、話していると、きょうから2日間白石さんは深川家に泊まるらしい。大学はどうしたんだよと思い、そのことを聞いてみると
白麻「ここから通う!」
なぜだと思ったが、次の言葉で納得した。
白麻「冗談、明日は土曜日だし、大学の授業もないしっていう理由」
たつき「あ、そっか、明日は土曜日だ。」
深麻「たつき、もう時間も時間だからお風呂入って寝なさい。」
時計を見ると、11時30になっていた。俺はすぐに風呂に入って自分の部屋に戻った。すると、
ガチャ、
たつき「なんで、いるの?」
白麻「一緒に寝ようかと思って。」
たつき「却下!!早く俺の部屋から出て行って!、俺はもう寝るんだ!」
白麻「わかったわよ、あ、あとメッセージ来てたよ。じゃ、おやすみなさい。あなた」
たつき「俺は夫じゃない。」
それから、俺はメッセージをみた、それは玲香から送られ来ていた。
玲香「この前言ってたカラオケ、明後日の日曜日に行こうね、あきらもなぁちゃんも
日曜日空いてるっていうし、たつきもあいてるでしょ?」
俺はそれを見て、玲香に「おーけー」と送った。