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四章 新たな日常
実力
みんなは披露する順番を決めるクジを引いていた。


玲香「じゃあまとめて発表しちゃいます!
1番 日向坂 チーム春日派
2番 乃木坂 チーム2年
3番 日向坂 チーム若林派
4番 櫻坂  チームるん
5番 櫻坂  チームてち
6番 乃木坂 チーム1年

あのさ、この春日と若林ってもしかして例のオードリーさん?」
深川「正解wチーム名をつけたの彼女たちwそれは置いといて、早速やってくよ!」


ウチらだけ分け方が1年と2年じゃないw普通に1年と2年で分けた方が良かったかな…。


順番に披露していくが2番だけ桁違い。だがダンスはてちたち、歌はるんるんたちのほうが上だ!でも流石だな…。バランスがいい…。


友香「怖気付く必要はないよ!頑張って!」
チームひかる「はい!」


今思えばある意味これが初ライブだ。これで怖気付くようじゃ先はない。


パチパチパチ👏👏


曲が終わると盛大な拍手が鳴り響いた。

ちょっと待て。チームひかるの人たちってあんなにダンス上手かったか?たしかにゆいぽんみたいに元から上手い人もいたけど。


次のてちたちがるんるんたちを見て自信を失い始めようとしていた。


カクッ カクッ
とチームてちに膝カックンした。


てち「いてっ!ちょっと!何すんの!」
友香「膝カックンやられる側あんまり身体に良くないんだからね!」
海人「だったら心配させるような顔をするな。思いっきり楽しんでくればいい。」


思いっきり楽しむ……。その気持ちだけあれば誰にも負けないだろう。


彼女たちもまた限界を超え、いつも以上のパフォーマンスをした。


深川「へぇ〜海人くんやるじゃん!」
玲香「自信を失ってたメンバーの才能を引き出すって凄いことだよ!」
七瀬「ななの生徒たち凄いやろ!」
玲香「私の生徒も凄いでしょ!」


まーた始まった。もういい。先生たちは無視。次で最後か。

乃木坂の1年もまた自信を失っていた。


史緒里「みんなも思いっきり楽しんできてね!」
山下「くぼしーが海人くんパクったw」
与田「でも楽しむの大事!」
遥香「よし!思いっきり楽しむよー!」


円陣を組んで気合を入れ、見事なパフォーマンスをした。


これならアイドルフェスティバルに出演できるかもしれない。


七瀬「みんな凄かった!でも改善点はあるねwそれぞれ克服してアイドルフェスティバルでまた会おうね!」
「はい!」


こうして披露はあっという間に終わった。そしてみんなで片付けてバスへ乗り込んだ。

アイドルフェスティバルか。楽しみだ。


七瀬「みんな寝てるね。」
中田「そりゃ疲れたでしょ。」
海人「ですね。てか何故か健も一緒に寝てますけど…。」



バスの中でみんなぐっすり寝ていた。

深見飛彩 ( 2022/09/13(火) 21:38 )