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四章 新たな日常
新メンバーと夜の約束
次の日の朝

ピンポーン!


またゆいぽんたちか。でもあいつらはインターホン押さないはず。

海人「はーい。って誰?」

外には知らない女子高生が6人もいた。


志田「あれ?聞いてない?今日から帰ってくる…。」
海人「今日から6月か。そういえば転校期間は本来なら5月までって言ってたな。」
志田「理解が早くて助かる!それで挨拶に来てみたの!」


アポくらい取れよ。6人は多い。


海人「とりあえず入りなよ。」
「お邪魔します!」


6人はテーブル席に座ると順番に自己紹介を始めた。


海人「ふーん。それじゃフォーメーション組み直さなきゃいけないか。」
佐藤「なんか仕事増やしちゃってごめんね!」
海人「別に。意外と楽しいからいい。」


最初は嫌々サポートしてた部分があったけど今は違う。俺はこの村に来てから変わった。


志田「やっぱりまだ寂しさ抜け切れてない?」
海人「急にシリアスな話題をぶち込むな。」
石森「私は寂しくないよ!侑斗の代わりに海人くんがいるから!」
長沢「虹花ちゃんの気持ちもわからなくもない。」
海人「俺はあいつの代わりか…。」


ポトン。
いま1粒の涙が流れ落ちたような…。気のせいか。


海人「話はもういい。食べるぞ。」
「いただきます!」


ガチャン!
「お邪魔しま〜す!」


海人「結局今日おまえたちも来るのか…。」
由依「おはよ!あっ、みんなも来てたんだ!」
佐藤「おはよう!その感じだといつも来てるんだねw」
ひかる「初めまして!森田ひかるです!」
長濱「1年生?」
ひかる「はい!センターやってます!」


1年生と俺は初対面か。このあとみんなで会話しながら学校へ向かった。


部室にて

七瀬「今日はずーみんちゃんと例の先輩軍団と海人が帰ってきたで〜!」


俺なんかと会えたことが嬉しいのか泣いてる人もいる。


天「お兄ちゃーーん!」
海人「おい!ちょ、ちょっと来い!」

みんなの前でいきなりお兄ちゃん呼びすんなアホ!


海人「みんなの前では先輩かさんだ!良いな?」
天「わかった!お兄さん!」
海人「そういう意味じゃ…。もうお兄ちゃんでいいよ。」


ダメだこりゃ。流石は天真爛漫な天ちゃんだ…。


佐藤「ねぇ!二人はどういう関係なの?」
二人「うわっ!」
佐藤「気になってついてきたら意味深な発言してるんだもんw誰がどう見ても先輩と後輩の壁を越えてるよね?」
海人「超えてない。」


朝から思ってたが佐藤詩織ってお喋りだな。


佐藤「天ちゃんだっけ?海人くんとの関係はどうなの?wもしかしてもうあんなことやこんなことやっちゃってる?」
天「えっ!?えっと……。」
海人「いきなり話しかけられて困ってるだろ。ほら、行くぞ!」
佐藤「まだ答え聞いてないんだけどー!」


部室に戻ると今度は歓迎会の話になっていた。


七瀬「今日はてちちゃんの家で歓迎会をやりまーす!」
中田「今日はよろしくね!」
てち「はい!その代わりに例の件をお願いします!」

みんな「例の件?」

七瀬「みんなには関係ないから大丈夫!」
海人「言わないと…ゔっ…。」


俺は七瀬に口を押さられた。そして小言で話しかけてくる。


七瀬「それバレて困るのはあんたも一緒やろ?」
海人「ほ、ほうれふね。ふひまへんへひた。」


結局例の件がなのかわかんないまま時は過ぎていった。


そして夕方

てち「いらっしゃい!やっぱり海人が1番乗り!」
てち母「あら、海人くん!良かった〜心配したのよ!」
海人「ママさん、その節はありがとうございます。でももう大丈夫!」
てち「あがって!」


私は彼を私の部屋に案内した。


海人「この写真って…」
てち「海人がいじめっ子に泣かされてたやつw」
海人「それにこの大人の玩具ってあのときドンキで買ったやつw」


ヤバっw隠すの忘れてたーー。私が大好きなおちんちんそっくりなアタッチメントがついてる電マ…。


海人「久しぶりに夜にやる?家に泊まってさ。」
てち「やりたい!そういえばパパの会社の引き継ぎでママ1週間くらいいないんだっけ?」
海人「うん。本当はもう少し早い予定だったんだけど…。以下省略!」
てち「色々あったもんね…。」


あれから更に昔の明るい海人に戻った気がする!もう嬉しすぎる!


海人「何ニヤニヤしてんだ。変態!」
てち「別にいやらしいこと想像してたわけじゃないよ!今夜本当に久しぶりにやってくれるの?」
海人「うん。」
??「今夜何するの?」


Σ(・ω・)ギクッ


う、うえむー…。

上村「何すんの?wエッチ?w」
二人「ちちちち違う!」
上村「いや、図星だよねwまたいつか私の初めても奪ってね!」
海人「なんならうえむーも今日泊まるか?」
上村「今日は大丈夫!」


てことは今日は2人きり!


噂で聞いたけどあの理佐とあかねんを虜にしたみたいだよね。たしかにあの硬さ、太さ、長さは気持ちいい。けどなんか嫉妬しちゃうな。


てち「きゃっ♥あぁん♥ちょ、ちょっと!いきなり電気アンマはだめぇw」
上村「てちがベッドの上で寝っ転がってる状態で上の空だったからw
海人がこういうときはこうするといいってw」
てち「あの❤野郎❤あんっ❤ダメダメ❤イック❤」


なんでこんなところでイカなきゃいけないのよ!パンツ濡れちゃったじゃん!このバカイト!


てち「その…海人は…どこ!💢」
上村「下の広い和室に移動したよw」
てち「扱く💢」


このあと海人をこっぴどく叱ったのは言うまでもないw
その後はみんなで持ち合わせたおかずを囲んでみんなで楽しくご飯を食べた。

深見飛彩 ( 2022/08/17(水) 18:15 )