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三章 二人のセンター
小さな約束
今日はサイコーだった。海人さん と理佐さんと一緒にいられたんだもん!


ひかる「どうしたの?」
保乃「なにかええことでもあったんとちゃう?w」
理佐「海人と話せて楽しかったんでしょ?w」
天「はい!」


自分でもわかる。今顔が真っ赤だ。でもそれだけ嬉しくて楽しかった♪


尾関「照れてる〜♪かわいい!」
上村「良かったね!てゆーかさ、海人って惚れるようなことするくせにその気持ちに気づかなそうじゃない?w」
天「わかります…。私の恋心に…あっ…。」


ヤバい。自白しちゃった……。


理佐「へぇ〜w天ちゃんも海人が好きなんだ〜wたしかに良いよね!シンプルに優しくて強くてかっこいい!」
保乃「もってことは理佐さんも好きなんですか?w」
理佐「えっ?もって言ったっけ?」


今度は理佐さんが顔を真っ赤にしたw


保乃「言いましたw」
理佐「んー、まぁ嫌いではないかな。」


このツンデレ具合がかわいくて好き!ん?ってことは理佐さんは恋のライバル?そんなの


天「勝てるわけないじゃん…。」
尾関「どうしたの?」
ひかる「天ちゃんならてちさんにも理佐さんにも勝てるよ!」
天「そうかな……。」


急に自信なくなってきた。


ライン!


ひかる「天ちゃんのスマホ鳴ってるよ!」
保乃「ほら!ダーリンからLINE来たよ!」
天「えっ!?海人さん!?ホントだ!」


あっ、約束してたの忘れてた!


天「忘れてたーー!!」
尾関「何て書いてあったの?」
天「ひ、秘密です!」
理佐「推しメンにも教えられない内容なの?(º言º)」
天「いや、そういうわけじゃ…。でも今はダメです!それじゃ!おやすみなさい!行ってきます!」


私は部屋を飛び出して海人さんのところへ向かった。
そのまま大人の時間を過ごせたりするのかな?それはちょっと恥ずかしいかもw

私はウキウキしながら誘わた校舎裏に向かった。


天「海人さーん!」
海人「シ━━━ッd(ºεº;)本当はいけないんだから。てか遅刻!」
天「えへへw何で線香花火2本だけなんですか?」
海人「さっき侑斗と健に取られたから少ないんだ。かろうじて2本だけ守れた。」


海人さん


海人「どうした?もしかして眠かったか?それなら…」
天「違うよ!ねぇ!海人さんに聞きたいんだけど…」
海人「何を?」
天「私が勝ったらその…。海人さんと大人の階段を上りたいです!」


言っちゃった…。どうしよ…。いきなりこんなこと言われても困るに決まってる…。嫌われたかな…。

自分で言っといてあれだけどすんごい後悔した。


海人「自分で言って後悔するな。良いよ。どっちが勝っても後でやるか。」
天「やっゔ…。」
海人「だから静かにしろっての。てちより手のかかるやつだな。でも一緒にいて楽しいよ。」


一緒にいて楽しい…。もしかして本当にてちさんや理佐さんに勝てちゃう!?


天「ホントにホント!?」
海人「ホントにホントだ。ほら、早くやろう!」


ん?なんか違和感ある。


天「もう一回言って!」
海人「ホントにホントだ。」
天「そのあとの言葉!」
海人「早くやろう。」


やろうって言ってるから違和感あったんだwやるぞじゃないんだろ。花火をやりながら聞いてみようかな?wついでに呼び方変えてみよw


私たちは線香花火に火をつけた。


天「ねぇねぇw」
海人「今度はなんだ?」
天「何でさっき「やるぞ」じゃなくて「やろう」だったの?」


たしかてちさんがこういうときは必ず素直に答えてくれるって言ってたな〜。


天「あっ、落ちた。負けたー!」
海人「俺の勝ちだな。あ…。」
天「勝ち誇った瞬間に落としてダサっw」
海人「それじゃ行こうか。どこなら人がいないかな。うーん。」
天「スルーした!w
私知ってますプール!」
海人「あそこはバレる!」


即答されちゃったwもしかして昨日誰かといてバレたのかな?w


??「いたー!2人でなにしてんの!」
天「げっ...。」
海人「りさ……。どうして…。」


明らかに怒ってる理佐さんが登場しちゃった…。こっわw


理佐「どうしてじゃないでしょ!もう11時過ぎてるから!2人のことだからどうせこれからエッチなことしようとしてたんでしょ?全く、私だって…。」


そうだ。理佐さんも海人さんのこと好きなんだ。独り占めするのも申し訳ない。


天「それじゃ学校にある男子が使ってたお風呂で一緒にどうですか?」
理佐「私もいいの?」
天「もちろんです!理佐さんのほうが大好きなので!」
海人「おい!💢てかその前にバレるぞ💢w」
理佐「任せて。」


理佐さんが誰かに電話をかけた。


理佐「もしもし?訳があって男子たちと一緒に今から暴れてくれない?wじゃなきゃあのときのこと話すよ?」


話が進むにつれて私の頭の中に?が増えた。でもなんとなく誰に電話かけてるのかわかってきたw


理佐「分かればよろしい。じゃあよろしく!あと海人の布団の中に海人っぽく見えるもの入れといて!じゃあね。」
天「葵さんですか?」
理佐「そうだよ!男2人と3人で先生に怒れてもらうw」



なんか理佐さん怖い…w男2人と葵さん!可哀想だけど私たちのために我慢して!


天「それじゃ行きましょ!」


私たちは先生がいなくなった隙にお風呂へ向かった。やっと初めての行為ができる!

深見飛彩 ( 2022/07/30(土) 22:52 )