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三章 二人のセンター
プチ喧嘩?
次の日の朝


海人「冷てぇーーーー!!何すんじゃゴルァ💢💢」
てち「いったーーーい!!」


てちが冷えた缶ビール4本海人の顔に当てたもんだから朝から海人の大声が響き渡った。
海人は仕返しと言わんばかりに強力なゲンコツをくらわす。


そのあとはすぐに仲直りして元の生活に戻った。


〜学校にて〜


朝部活の時間に七瀬と友香と男子トリオで話し合いが行われていた。


七瀬「じゃあこれで行くけどいい?」
四人「はい」
七瀬「それじゃ健くんは中田先生に、侑斗くんは保健の美彩先生に、友香ちゃんと海人くんはみんなに、それぞれ連絡よろしくね!」


4人はそれぞれ連絡すべき人の元へ向かった。


海人「学校でやること友香が言えよ。俺は嫌だぞ。」
友香「なんで?wそんなことで文句言う人はいないよ?w」
海人「そうか。なら俺が言う。」
友香(チョロいw言わないわけないじゃんw)


全て報告し終わるとすぐにアンチが現れた。


海人「おい友香、そんなことで文句言う人はいないんじゃなかったのか?」
友香「な、なんのことかなー……」


嘘つくの下手すぎる。


松田「ゆっかーさんって嘘つくの下手ですねw」
守屋「ゆっかーは素直だからねw」
由依「みんなのチャプチェだからねw」
友香「ゆいぽんはバカにしてるでしょ!」
海人「それだけ愛されてるってことだ。」


友香以外が海人に冷たい視線を向けた。明らかに怪しんでいる。


海人「なんかしたか?」
保乃「してはないけど言いました。」
守屋「贔屓はダメって言ったよね?」
海人「贔屓はしてない。」
てち「でもゆっかーのこと大切に思ってるよね?」
海人「あぁ。でも・・・」


てちと友香以外が声を揃えて
「さいてー!💢」
と怒鳴る。


海人「最後まで聞け!💢大切に思ってるのはてちや友香だけじゃない!」
てち「だって♪みんなの前でよくそんなこと言えるよね♪」
海人「嵌められたってことか。やっぱりおまえには勝てないな。」
葵「今度はてちとイチャついてる!ってかホテル取れないの?」


良い感じに忘れていたことを思い出させられる。


山崎「今なら予約取れますよ!きっと!」
海人「無理だ!諦めろ💢しつこいな💢」


海人はつい大声でキレてしまった…。


海人(キツく言いすぎた……)


葵「そんな言い方しなくてもいいじゃん!˚‧·(´ฅωฅ`)‧º·」
山崎「先輩……酷い…。˚‧·(´ฅωฅ`)‧º·」
海人「おい……。」


泣きながら走っていく二人を追いかけようとする海人だが…。


理佐「葵も天ちゃんも大丈夫だよ!反省してすぐに戻ってくる!」
織田「もうちょっと仲間を信じなくちゃね!」
井上「そもそも悪いのウチらですしw」
海人「ありがとう。でも行ってくる。」


海人が二人の元へ行こうとすると割とすぐに二人が帰ってきた。


葵「さっきはごめんなさい。ワガママ言いすぎちゃった。」
山崎「私も…。ごめんなさい。」
海人「俺も言いすぎた。慣れてなくてな。」


無事に仲直りできたようだ。


てち「負の感情に取り憑かれてこういうときの対処法を忘れてただけでしょw」
海人「てちは一々うるさい💢」
葵「へぇーwじゃあ私が教えてあげる!」
山崎「私も教えてあげます!」
海人「調子に乗るなよ💢」


「理佐ーー!」「理佐さーん!」

と叫びながら理佐に抱きつく二人。

理佐「今のもあんたらが悪いw海人、これから楽しくなりそうだね。」
海人「程々にしてほしい。フッw」

パシャ!

松田「先輩の貴重な笑顔ゲット!欲しい人は私のところに来てください!」
「ちょーだい!」
とみんなが駆け寄り、まつりを取り囲んでしまった。


海人「もういい。ななさん、今日は何すんの?」
七瀬「えっと…。そうだ!センターやる子を二人選んどいて!」
海人「俺が?」
七瀬「うん!みんなのことよく見てる海人くんにだから任せるの!よろしくね!」


海人はそれから何度も悩んだ。センターを誰にすべきか…。悩んでいるうちに合宿が訪れる。

深見飛彩 ( 2022/07/09(土) 21:52 )