2章 仲間
解離性
久々だけど以外にできるもんだなwなんか中一の時より速い球投げれるようになってるしw

打席に立つと違和感のあるポジショニングをしている。

右バッターの俺から見て左側だけ空けてるだと…。


俺は誘いに乗って右側へ打つ。ヒットになったのは良いけどすぐにライトに取られたのでヘッドスライディングした。


遥輝「負けるかぁーー!!」


バシッ!!!!


遥輝「うわぁーーー!!」
監督「大丈夫か?もろ右手首に食らったろ!」


セーフにはなったけどボールを持ったグローブで思いっきり右手首を叩かれた。


相手「悪ぃwわざとじゃねぇんだw」


結局これか。クソ。


このあとあっさりチェンジした。



遥輝「大丈夫です!投げさせてください!」
主将「監督!俺からもお願いします!」


本当は反対してるんだろうけど投げさせてくれることになった。


数分後

主審「フォアボール」

カッコつけたのはいいけど痛みで上手く投げられない。


遥輝「舐めんな!!」


ヤバい!上手く投げれず、遅めの球がど真ん中にいってしまった。打たれる…。


ドスッ!!


遥輝「うあぁぁーーーー!!」


相手が打ったボールが俺の左足首に……。ニヤッとしやがって!絶対にわざとだ。なんか意識が薄れてく…


さくら「ハルくーーーーん!」


さくの声が最後に聞こえた気がする……


〜数分後〜

久しぶりだな。この感覚。

遥輝?「姉さんか。それと……誰だ?」
さくら「えっ…?私だよ!遠藤さくら!」
柚菜「柴田柚菜だよ?」
梅澤「いつもの遥輝くんじゃない...。もしかして遥輝くんって二重人格?」


まぁ、二重人格ってやつだな。あいつが善意の塊なら俺は悪意の塊ってところかwあのとき不良共をぶっ潰して倒して梅澤さんを守ったのも俺だ。


主将「どっちにしても下がれ!」
裏遥輝「うるせぇよ。俺は痛みを感じない。左利きのグローブあるか?あるなら貸せ。借りは返す💢」
大園「遥輝くん…なんか怖い…。(だけどそれだけじゃない。なんだろこの感覚。温かい…。)」
監督「わかった。気の済むまで暴れて来い!ほら!俺が昔使ってたヤツだ!お守りとしていつも持っててな。」


俺はグローブを受け取ると即座に捕手と打ち合わせをした。


捕手「えっと今の遥輝は…。」
裏遥輝「最高102マイルのジャイロしか投げねぇよ。てのは嘘でジャイロ回転のフォークを持ってる。欲しいときはサイン出せ。しっかり取れよ。せーんぱい。」
捕手「わかった!(なんかうぜぇw)」



試合再開したのはいいが久々で手元が狂った。打者の胸元を綺麗に通ったボールが見事に後ろの壁に当たった。


裏遥輝「悪ぃ!わざとじゃねぇんだww」
捕手「(指示は出してないけど見事なブラッシュボールだな…。)」


このあと俺は最後の攻撃まで無失点で抑えた。当たり前だ。


裏遥輝「来いよ!やり返してきてもいいんだぜ?」
主審「口を慎みなさい。」
裏遥輝「何で俺だけに注意してんすかwあいつらの言動は無視しといてよぉ。」
主審(こいつもしかしてあの問題児じゃ…。)


そして最後の攻撃が始まる。あの野郎が1点取られたから俺が1点取らなきゃいけねぇだろうが全くよぉ。


裏遥輝「オラ!」

カキーン!


俺はゆっくり歩いた。痛みを感じないってのは嘘だ。少しは痛む。それでも少しだけだ。


ホームイン!ゲームセット!


ホームインするとそのままベンチに居座った姉貴が抱きついてきた。


遥香「裏遥輝!よくできました!今日は乱闘おこさなかったね!」
裏遥輝「うるせぇ。いつの話してんだ。」
さくら「照れてる〜wえい!」
柚菜「じゃあ柚菜も!えい!」
裏遥輝「引っ付くな!やかましい💢」


俺からしたらあんたらは初対面なんだよ💢初対面の奴らに抱きつかれるこっちの身にもなれ!


主審「整列!」


裏遥輝「ほら、どけ!」


選手全員「ありがとうございました!」


試合が終わったあと俺は病院に行った。いや、連れていかれた。そして見事に右手首も左足首も骨折していた。


先生「入院しましょうか。」
裏遥輝「何で4月早々入院しなきゃ…ゔっ…。」
遥香「文句言わない!それじゃ道具持ってきますね!ちなみに何日くらいですか?」
先生「治りが早いからね〜。1週間くらいかな。」


それだけ聞くと姉さんは家に帰ってしまった。


■筆者メッセージ
今回の章から官能を入れていきます。
深見飛彩 ( 2022/08/31(水) 21:22 )