第5章
第106話

与田の口の中で欲望を吐き出した蒼。蒼がそっと自分の性器を引き抜くと、与田はゴクンと音を立てて精液を飲み込んだ。

与田「ゴホッ、ゴホッ」

苦しかったのか与田は涙目で咳きこんでいる。
蒼はそっと与田の背中をさする。

蒼「ごめん、苦しかったよな。」
与田「苦しかった・・・。もう、急にやられたけんびっくりしたやん。おまけにすっごい苦いし。」
蒼「ごめん、祐希が可愛くてつい出しちゃった・・・。」
与田「蒼君のバカ・・・。でも、嬉しい。」
蒼「祐希、こっちおいで。」
与田「ん・・・。」

2人はそっと抱き合い、キスをする。
そのまま与田を押し倒し、彼女の秘部を触る蒼。

蒼「祐希、さっきより濡れてる。俺のやってて興奮したの?」
与田「ち、違うもん・・・。」
蒼「じゃあ、これはなに?」

そう言って与田の秘部を触り濡れた指を見せる。指を開くとその間に透明な糸が張っている。

与田「み、見せんでいいやん・・・蒼君のいじわる・・・。」
蒼「ごめんごめん。じゃあ、また俺の番ね。」

そう言って蒼は与田の秘部に顔を近づけゆっくりと舐める。

与田「あっ、そこダメっ、汚い、からっ」
蒼「汚くないよ。お風呂入ったでしょ?」
与田「そう、だけど・・・」
蒼「それに、俺が祐希のこと気持ちよくしたいだけだから。」
与田「あっ、もうっ・・・変態・・・んっ」

与田はそう言いつつも気持ち良さそうに目を瞑っている。

蒼は指を2本入れ与田の膣内を刺激する。

与田「あっ、んっ・・・あぁっ・・・」
蒼「気持ちいい?」
与田「あっ・・・うんっ気持ちいい・・・」
蒼「もっと気持ちよくしてあげる。」

蒼はそういうと指を動かしたまま与田の秘部にある小さな突起を舌先で刺激する。

与田「あっ、あぁっ!」

与田はまずいと思ったのか手で口を覆い必死に声を抑えている。隙間から漏れる声と吐息が蒼を興奮させる。

与田「んっ、んっ・・・んんっ!・・・はぁ、あっ・・・」

蒼が刺激すればするほど、与田の膣内からは愛液が溢れてくる。

蒼「祐希、いっぱい溢れてきてるよ?」
与田「んっ、あっ・・・い、言わないで・・・恥ずかしい・・・あっ」

蒼はさらに強く刺激する。膣内はグチュグチュと音を立てている。

与田「あっ、やっ・・・ダメっ、もうダメっ、蒼君・・・」
蒼「イッて良いからね、祐希。」
与田「あっ、ダメっ、蒼君っ、もうイクッ、イクッ・・・あぁっ!」

その瞬間、与田の膣から驚くほどの透明な液体が吹き出し、シーツを濡らした。

与田「あっ、あぁっ・・・。」

腰をガクガクと震わせる与田。

蒼は手から滴り落ちる与田の愛液を舐める。

蒼「祐希、いっぱい出たね。シーツびしょびしょだよ?」
与田「蒼君のせいやもん・・・もうお嫁に行けん・・・。」
蒼「そんなわけないでしょ。可愛いなあ祐希は。」

蒼は与田を抱きしめる。与田の手が蒼のモノに伸びる。

与田「蒼君の、また硬くなってる・・・。どうするの?」
蒼「祐希はどうしたいの?」
与田「言わんでも分かっとるくせに。」
蒼「分かんないから、ちゃんと言って?」
与田「・・・入れて欲しい、です。」
蒼「何を?」
与田「蒼君の・・・おちんちん・・・。」
蒼「どこに?」
与田「祐希の・・・おまんこに・・・。」
蒼「じゃあ、続けて言ってごらん?」
与田「あ、蒼君のおちんちん・・・祐希のおまんこに入れてほしい・・・。」

そこまで言うと与田は恥ずかしくなったのか枕で顔を隠す。
蒼はそっと枕を取り、与田の頭を撫でる。

蒼「よく言えました。えらいえらい。」
与田「・・・やっぱ分かっとったんやん。」
蒼「祐希の口から言わせたくてさ。」
与田「・・・蒼君の変態。」
蒼「じゃあ、俺からもお願いするね。祐希、俺としてくれる?」
与田「・・・うん、蒼君としたい・・・。」

蒼はそっと与田にキスをする。
ベッド脇の棚からゴムを一つ取り装着すると、与田を寝かせ足を開く。

蒼「祐希、入れるよ?」
与田「うん・・・。でも、初めてやから、優しくして?」
蒼「我慢できなかったらごめん。」
与田「もう・・・。・・・蒼君、来て?」

与田がそういうと蒼はモノをゆっくりと与田の秘部に近づけ、撫でるように触れる。

与田「あっ・・・。」
蒼「祐希、一気に行くね。」
与田「うん・・・。」

蒼は一気に奥まで挿入する。愛液が溢れていたためか思っていたよりすんなり入った。

与田「あぁっ・・・!」
蒼「祐希、入ったよ。分かる?」
与田「うん・・・分かる。蒼君の、祐希の中に、入ってる・・・。」

与田は蒼にゆっくりと手を伸ばし、抱きしめると同時に涙を流す。

蒼「ごめん、よく頑張ったな。」
与田「違うの、この涙はその・・・蒼君と繋がれて嬉しいから・・・。」
蒼「祐希・・・。」

蒼は与田の涙を指で拭い、キスをする。

蒼「じゃあ、動くよ。痛かったら言って?」
与田「うん・・・あっ。」

蒼はゆっくりと腰を動かし始める。

与田「あっ・・・んっ・・・。」
蒼「痛くないか?」
与田「うん・・・うちは大丈夫やけん、動いて良かよ?」
蒼「・・・分かった。」

蒼はゆっくりと挿入を繰り返す。しばらくすると与田の締め付けが少し緩まったので、徐々にスピードを早める。

与田「んっ、あっ・・・。」
蒼「大丈夫か?」
与田「うん、もう痛くなかよ・・・だから・・・蒼君の好きなように、して?」

与田がそう言うと蒼は与田の腰に手を当て、挿入のスピードを早める。

与田「あっ、あっ、あっ・・・」

与田も気持ちいいのか、蒼の動きに合わせて声を発している。

与田「あっ、んっ・・・あっ・・・」
蒼「祐希の中、すごい気持ちいいよ。」
与田「うちも・・・凄い気持ちいい・・・あっ、んっ」

蒼が腰を振るたびに与田の胸が大きく揺れる。その光景がいっそう蒼の欲望を掻き立てる。

蒼「祐希、エロすぎ・・・。」
与田「んっ、あっ、あっ・・・気持ちいい、あっ、あっ」

蒼は目の前で揺れる与田の胸を揉みしだき、乳首を責める。

与田「あっ、あっ、ダメっ、気持ちいいっ、あっ」

与田の締め付けがだんだん強くなる。蒼の動きも勢いを増す。

与田「あっ、んっ、あっ、蒼君っ激しいっ・・・あっ」
蒼「祐希が、エロいからっ」
与田「んっ、あっ、あっ、あっ」

蒼は一度動きを止め、与田を抱きかかえる。そして今度は自分が横になり、騎乗位の体勢になった。

Haru ( 2021/11/04(木) 12:33 )