第4章
第89話

絶頂を迎え、山下の膣が収縮する。
蒼は休ませる暇もなく山下を四つん這いにさせ、後ろから突く。

山下「あっ、あっ・・・先輩ダメっ・・・私まだイッたばっかり・・・だからぁっ、あっ・・・やっ、あっ」
蒼「さっきまでと違うとこ、当たってるでしょ?」
山下「うんっ、これ好きっ・・・気持ちいいとこっ、当たってるっ・・・あっ、あっ・・・え?」

蒼はふと動きを止める。物欲しそうな顔で蒼を見つめる山下。

山下「先輩っ、なんでっ」
蒼「欲しいなら自分で腰振ってみてよ」
山下「うぅ〜・・・んっ・・・あっ・・・」

蒼に言われた通り腰を振る山下。
必死に気持ちいいところを探しているのがいじらしく見える。

山下「あっ・・・んっ、あっ、あっ・・・先輩っ・・・」
蒼「自分から腰振るとか、美月も変態だな。」
山下「ちがっ、これはっ・・・んっ、先輩のっ・・・せいですからっ・・・あっ」
蒼「そうか。それは悪いことした、なっ!」

蒼は再び山下の腰に手を当て奥まで突く。
蒼自身も興奮している為、自然とスピードが速くなる。

山下「あっ、先輩っ、激しいっ・・・あっ、んっ・・・あっ、そこっ、気持ちいぃっ・・・あっ」
蒼「俺も、気持ちいいよっ」
山下「あっ、やっ、あっ・・・先輩っ、先輩っ・・・」
蒼「美月、俺ももうやばいかも。」
山下「ダメっ、まだ、したいっ・・・」
蒼「ちょっと、体勢変えよ。」

蒼は一度動きを止め、山下を仰向けに寝かせる。
最初と同じように正常位の体勢になる。

蒼「最後はお互いの顔見ながら、ね?」
山下「うん・・・先輩、キス、して?」
蒼「仕方ないなぁ。」

蒼はゆっくりと突きながら、わざといやらしい音を立てるようにキスをする。

蒼「美月、今すごいエロい顔してる。」
山下「あっ・・・見ないで・・・んっ、やっ」
蒼「今更隠しても遅いよ、ほら。」
山下「あっ、やっ・・・んっ・・・。」

山下の手を上げ、脇を舐める蒼。

山下「あっ、先輩っ、そんなとこっ・・・」
蒼「気持ちいいっ?」
山下「んっ・・・気持ちいいっ・・・」
蒼「もっと気持ちよくしてあげる。」

そう言って今度は山下の首筋や耳を舐める。いやらしい音を立て、山下の興奮を誘う。

山下「あっ、気持ちいいっ・・・あっ、あっ・・・んっ、ダメっ・・・ああっ!」

畳み掛けるように乳房を揉みしだく蒼。
山下の喘ぎ声が耳に響く。

山下「あっ、あっ・・・先輩っ、もうっ・・・」
蒼「美月、最後に俺からのお願い、言っていい?」
山下「あっ、んっ・・・なん、ですかっ?」
蒼「蒼って呼んでよ。」
山下「あっ・・・ふふっ、んっ、いいっですよっ・・・。蒼・・・んっ」
蒼「美月・・・」

山下を抱きしめる蒼。
最後の力を振り絞り腰を動かす。

山下「あっ、あっ、ダメっ・・・蒼っ、私もうっ・・・」
蒼「俺も、そろそろ出そう・・・出していい?」
山下「うんっ、いいよっ・・・あっ、んっ・・・一緒にっ、イッて?・・・あっ」
蒼「美月っ・・・くっ」

抱き合いながらキスをする。
山下の膣が蒼の性器を締め付ける。

山下「あっ、あっ・・・ダメっ、ダメっ、もぅイクっ・・・」
蒼「美月、好きだよ。」
山下「っ!!」

山下の締め付けが強くなる。

山下「嬉しいっ、好きって、言ってくれたっ・・・私もっ、んっ・・・大好き・・・蒼っ」
蒼「美月、美月っ」
山下「あっ、んっ・・・あっ、あぁ、ダメっ、イクっ、蒼っ、イッちゃう!」
蒼「俺もイクっ!」
山下「あぁっ!!」

山下の膣内に欲望を吐き出す蒼。
膣の収縮に合わせてドクドクと脈を打つのがわかる。

抱き合ったままの2人。

蒼「はぁ、はぁ・・・。」
山下「あっ、あったかい・・・。」
蒼「気持ちよかったよ・・・」
山下「私も、気持ちよかった・・・。」

2人はお互いの顔を見つめ微笑み、そっとキスをする。

蒼は山下の膣からモノを抜き出し、お互いの性器を綺麗に拭く。

蒼「はい、終わりましたよっと。あと、はいお茶。」
山下「ありがとうございます。」

服を着て、ボサボサになった髪を整える2人。
着替え終わった山下はベッドに腰掛ける蒼の横に座る。

山下「ねぇ先輩。」
蒼「ん?」
山下「私、先輩を好きになって良かったです。今日、改めてそう思いました。」
蒼「そっか、嬉しいよ。」
山下「あれ、もう先輩は好きって言ってくれないんですか?さっき言ってくれたのに。」
蒼「調子に乗らない。」
山下「いてっ。・・・ふふっ、でもいいんです。あの一回が聞けただけで、今日の私は満足です。」
蒼「俺も、山下の色んなとこ見れて良かったよ。」
山下「あー、また先輩山下呼びに戻ってる〜。」
蒼「そういう山下も先輩呼びに戻ってるけどな。」
山下「そ、それは・・・なんか、いざ言おうとすると・・・さっきの、思い出しちゃいそうだから・・・。」
蒼「さっきの?・・・あぁ、エッ」
山下「い、言わないでください!」
蒼「冗談だよ。まぁ、いつか呼んでくれるの期待しとくよ。」
山下「み、皆がいる前では流石に遠慮します。色々面倒なので・・・与田とか。」
蒼「あー確かに、それもそうだな。じゃあ俺の美月呼びも封印しよっと。」
山下「そ、それとこれとは別です!」
蒼「え、なんで」
山下「なんでも!」

その後18時過ぎまでゆっくりしていた2人だったが、そろそろ両親が帰ってくるということで蒼も家に帰ることにした。

蒼を玄関先まで送る山下。

山下「先輩、今日はほんとありがとうございました。また、デートしてくださいね?」
蒼「こちらこそ。また機会があればいつでも。」
山下「お誘い待ってます。じゃあ先輩、また学校で。」
蒼「ん、またな山下。おやすみ。」
山下「おやすみなさい。」

こうして山下とのデートを無事終えた蒼は、家の方へと歩き始めるのだった。


■筆者メッセージ
これにて第4章終了です。
明日からは第5章に入りますので、楽しんでいただけると嬉しいです。


話は変わりますが、本日生ちゃんが年内での卒業を発表しました。

乃木坂にはまったのはなぁちゃんがきっかけでしたが、なぜか最初に買った写真集は生ちゃんの『転調』でした笑

卒業か、寂しいな〜。でも、ミュージカルなど他の活動も頑張りながら10年も乃木坂に居たことを考えると、よくここまで残ってくれたな〜。って言うのが私自身の率直な感想です。

まぁ、本音を言えばもう少し乃木中や他の番組に出てる生ちゃんを見たかったですけど、でも本人が決めたならファンである私たちはそれを応援するべきだと思うので、胸を張って送り出してあげたいです。

10枚目シングルでセンターに抜擢されて、10年目で卒業。なんか、グッと来ますよね。
個人的には唐揚げ姉妹の楽曲も最高ですが僕がいる場所が1番好きです。

卒業ライブも開催予定らしく参加したいですが、個人的にはずっと生ちゃんを推してたファンに行って欲しいので、私はツアーファイナルで見納めにしようと思います。

残り2ヶ月と少し。目を離すことなく生ちゃんをこの目に焼き付けておこうと思います。


では、長くなりましたがこの辺で。

                Haru
Haru ( 2021/10/25(月) 22:40 )