第2章
第41話

3度目の絶頂を迎えた蓮加。
蓮加の痙攣が収まったのを確認し、蒼は体勢を変える。


蒼「蓮加、俺に跨って。足開いて。」
蓮加「ん・・・。」
蒼「自分で入れてみな?」
蓮加「やだ、恥ずかしい・・・」
蒼「じゃないと入れないよ?」
蓮加「いじわる・・・んっ・・・」

蓮加が蒼のモノを掴み、自分の秘部に当てる。そしてゆっくりと腰を下ろす。

蓮加「んっ、入った・・・。」
蒼「じゃあ、動いてみて。」

ゆっくりと腰を動かす蓮加。
ぎこちない動きがとてもいじらしく見える。

蓮加「んっ・・・これ・・・さっきよりも奥に、当たって・・・あっ、あっ・・・」
蒼「上手だよ蓮加、気持ちいい。」
蓮加「ん、蓮加も、気持ちいい・・・あっ・・・。はぁ、はぁ・・・ダメ、ちょっと休憩・・・。」
蒼「ダメ。」
蓮加「あっ!!!」

休憩しようと腰を止め下ろそうとする蓮加。
蒼はその瞬間、蓮加の腰に手を当て、突き上げるように何度もピストンを繰り返す。

蓮加「あっダメ、お兄ちゃん・・・奥・・・ダメっ、気持ちいい・・・あっあっ、んっ・・・」

蓮加は蒼にもたれかかるように姿勢を倒す。
蒼は腰を動かしながら、蓮加の首筋を舐める。

蓮加「あ、ダメ、気持ちいぃ、あっ、あっ・・・またっ・・・」

蓮加の膣が徐々に締まってくる。そして再び収縮を繰り返す。4回目の絶頂。

蒼「蓮加、今度は四つん這いになって。」
蓮加「四つん這い・・・こう?」
蒼「そうそう・・・じゃあ入れるね。」
蓮加「あ、まだイッたばっかりだから・・・あっ!」

蒼は蓮加の膣にモノを入れ、間髪入れず腰を振る。

蓮加「あっ、これっ、さっきとまた違うとこに・・・当たって・・・気持ちいい・・・あっ」
蒼「まだ中ヒクヒクしてるね。そんなに気持ちいい?」
蓮加「うん・・・あっ、お兄ちゃんの・・・気持ちいい・・・」
蒼「じゃあ、もっと突いてあげる。」
蓮加「うんっ・・・あっ、あっ・・・そこっ、ダメっ・・・またっ・・・」

おそらくまたイキそうなのだろう。そう思った蒼はふと動きを止める。

蓮加「え・・・?」

もう少しでいきそうだったのか、物欲しそうな顔で蒼を見つめる蓮加。

蒼「俺もそろそろやばいからさ。最後どの体勢が良い?」
蓮加「えっと・・・最初のやつ・・・。」
蒼「分かった、じゃあ横になって?」

蓮加を再び仰向けに寝かせ挿入する。

蓮加「あっ・・・あっ・・・」
蒼「蓮加、凄いエロい顔してる、可愛い。」
蓮加「あっ、ダメっ、見ないで・・・あっ」

顔を隠す蓮加の手をどけ、頭の上で拘束する。
腰の運動を続けながら胸にある小さな突起を舐める。

蓮加「あっ、ダメ、今敏感だからっ・・・舐めちゃ・・・あっ・・・」
蒼「かわいいよ蓮加・・・気持ちいい?」
蓮加「んっ・・・気持ちいいっ・・・お兄ちゃんは?」
蒼「俺も・・・気持ちいいっ・・・よっ。」
蓮加「嬉しい・・・あっ、あっ・・・お兄ちゃん・・・ダメっイキそう・・・」
蒼「俺も、もうイキそう・・・くっ」
蓮加「お兄ちゃん、キス、してっ。」

蓮加の手の拘束を解き、キスをする。
蓮加は蒼の頬に手を当て、激しく舌を絡める。

蓮加「きもひいい・・・もっと・・・もっと・・・あっ」

蒼は蓮加の耳を舐め、首筋に何度もキスをする。

蓮加「あっ、ダメっ、もう・・・お兄ちゃん・・・一緒にイこ?」
蒼「分かった。」

蓮加は蒼の背中に腕を回し、抱き寄せる。
蒼は最後の力を振り絞り腰を動かす。

蓮加「あっ・・・お兄ちゃん・・・あっ、ダメっ・・・あっ、あっ・・・」
蒼「蓮加・・・イクよ」
蓮加「あっ、あっ・・・ダメっ・・・もうイクッ・・・」
蒼「蓮加出るっ!」
蓮加「あぁっ!!」

2人は同時に果てる。
蓮加の膣の収縮に促されるように蒼のモノもドクドクと脈を打つのが分かる。

蓮加「はぁっ、はぁっ・・・」
蒼「蓮加、そろそろ・・・」
蓮加「ダメ、まだこのままがいい・・・」

数分間抱き合った状態でいた2人。
その後秘部からモノを抜き、丁寧にウェットティッシュで拭きとる。

蓮加「ありがとう、お兄ちゃん・・・。」
蒼「いいえ。」
蓮加「えっと、その・・・これからも、蓮加のお兄ちゃんでいてね?」
蒼「もちろん。」
蓮加「約束だよ?」
蒼「ああ、約束。」
蓮加「また、しようね?」
蒼「それは・・・」
蓮加「拒否権はないからっ」
蒼「っ!!」

蓮加が蒼にキスをする。
こうして2人はそのまま静かに同じベッドで眠りについた。







■筆者メッセージ
第2章これにて終わりです。

引き続き第3章からも頑張りますので、よろしくお願いします!
Haru ( 2021/10/01(金) 08:54 )