Part1
3人1組 その4
鈴本「ふーん、あんたの能力は喜んでる時に見せるクセね…
でも、気づかなかった?体は動くけど、スタンド発動できないでしょ。」

菜々美は、ニヤリとしながら振り向いていたが、手を挙げた瞬間にいつもは出てくるはずのトライアングラーが発動しないため驚いていた。

山田「ふーん、あらかたその鈴の新しい能力ってことか。
こりゃ、うちも冷静にならあかんな〜」

鈴本「そ、さっきの戦いの時に動けるけどスタンドが発動されなければいいのにって思ったら出来ちゃった笑」

菜々美は、その相手の話す様子を見て笑っていた。
いつもの様に無邪気な笑顔ではなく見下げるような笑顔を浮かべ、横にはトライアングラーがたっていた。

山田「やけど、その能力は時間制限があり長くは発動できない。
それに言うならさっきのアンタの癖は本当は右の口角を上げることじゃなく周りには気づかれないくらいに拳を握ること。
トライアングラーのあいつのおしゃべりな口を閉じてしまえ。」

菜々美の言葉と共に、美愉の猿轡が噛まされていた。
そして、更には足枷と手枷で壁に繋がれて…

山田「うちは、ただうるさいだけやない。嘘つくのも得意なんやで。」

佐藤「菜々美の嘘にはうちら2人も騙されるからね。すごいと思うよ。
それに、この能力も時間制限あるから1時間後には動けるようになりますよ。」

谷川「今日は、これで終わり。
もう1人のお人形さんはまた今度ね。」

聖がつぶやくように言うと、3人は背中を向けて立ち去っていった。

■筆者メッセージ
随分、時間が空いてしまいました!

申し訳ありません。!
この3人はまた、違うところで再登場します!
黒歴史 ( 2018/02/13(火) 20:25 )