本編
第4話
飛鳥「ねぇ……付き合ってよ」

美彩と話してから1週間が経過した。あれ以来、美彩は更に優暉に対して心配をかけるようになった。毎日のように大学へ通い、講義を受けるが1つも頭に入ってこない。未央奈の命日が近づくと毎年、優暉は頭の鈍痛が続き、それに悩まされている。今年も例外ではなかった。鈍い痛みを感じながら、今日最後の講義を乗り切って帰宅しようとした。そして冒頭に戻る。

飛鳥「ねぇ……付き合ってよ」
ぼぉっとしていた頭が働いていなくとも、優暉は自らの耳を疑った。
優暉「な…何て?」
飛鳥「だーかーら!買い物、付き合ってよ」
やはり何かの聞き間違いだったようだ。そんなこと、到底あるはずもない。
優暉「お、おう。しょうがないな…」

2人は電車で移動し、大型のショッピングモールに向かった。しかし、優暉はいつものごとく何を話したのか、それとも言葉を交わさなかったのか。そんな疑問が優暉の頭を埋め尽くしていた。
飛鳥「よし、着いた!荷物持ち、よろしく頼んだよ!」
優暉「やっぱりそういう魂胆ですよね…」
立ち並ぶ店を横目に、優暉はため息をついた。

それからは優暉にとっての地獄の始まりだった。店に入れば飛鳥に試着した服の感想を求められ、同じような感想を言うとやり直しさせられた。それでも優暉は頭痛のする頭を懸命に働かせた。購入した荷物は次から次へと増えていった。

■筆者メッセージ
こんばんはHikaです。少し短めですが第4話更新します。この作品始まって初のデート回ですかね。第4話から第6話までが同じ日のできごとになりますので長いです←

飛鳥とこんなデートしてみたいですね。荷物なんかいくらでも持ってあげますよ(笑)そういう飛鳥推しの方沢山いるのでは…?(笑)

では最後に意見や感想などのたくさんのコメントお待ちしております。前回の第2話で5拍手もいただきました!ありがとうございます!

それでは、この辺で失礼します。最後までお読みいただきありがとうございました!次回の第5話でお会いしましょう!
Hika ( 2017/10/11(水) 20:58 )