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あれから何時間が経ったことだろう、窓も何もない部屋の中だと、時間の感覚もわからなくなってくるものだった。
三人の男に全ての穴という穴に逸物を入れられ、体を弄ばれていた中井は、薄れゆく意識の中で、ただただ絶望感に苛まれていた。
「ああっ、姫、出すよ・・・」
また一人が絶頂を迎える。だがそれは終わりの合図ではなく、すなわち始まりの合図であった。
一人が果て、膣の中に精液を流し込み終えると、今度は別の男が彼女の傍に近寄ってきた。
「健永、終わったか?じゃあ今度は俺な」
「おい、渉!お前さっきやったばっかだろ、今度俺の番だよ」
騒いでいる男たちの傍で、意識も薄れ、自由に体を動かすこともままならない中井は、体をピクピクと痙攣させたまま、顔をベッドに付け、涙を流していた。