彼女、取扱注意。




































小説トップ
§第7章§
崩された予定。
スーパーでの買い物を済ませたのは良いけど…
…ちょっと疲れたな。

隆治「玲奈、少し休もうか。」

玲奈「うん、そうだね。」

そうして僕らは公園の中にあるベンチに座る。
彼女の選んだ飲み物、渡してあげなきゃね。

隆治「はい、どーぞ。」

玲奈「あ!ありがとー!」

狂気、か…
今の彼女…
ゲキカラとしての本質、消せた訳じゃないもんな…

玲奈「ん?どうしたの?」

隆治「いや、なんでもない、なんでもない。」

見られている事に気付いてか彼女に尋ねられる。
…狂気を消さなきゃ意味が無いのかな…?
でもどうやって…

???「ええカップルが居るなぁ。」

…誰?

玲奈「…あ。」

おたべ!?
なんでこんな場所に…

おたべ「卒業生の先輩から聞いたで。…よくもまぁこんな可愛らしい格好にしてくれはったなぁ。」

卒業生の先輩?
…ブラック、速いのは移動速度だけじゃないみたい。

玲奈「えっと…誰、ですか?」

おたべ「ゲキカラ、ふざけとんとちゃうで。…明日、12時に部室に来てもらうわ。」

隆治「玲奈をどうするつもりだっ!」

おたべ「なに勘違いしとるん?…アンタもや。」

え…?
僕も行く…?

おたべ「明日、きっと辛い思いするで。…だから今日1日は自由にさせたるわ。」

辛い思い…?
この部長何考えてるんだ…?


隆治「…辛い思いって…そんな…」

おたべ「そんな明日のこと考えるより…今日楽しんだ方がええんちゃう?…せっかく1日あげるんやしな。」

玲奈は俯いてる。
…そんな話聞かされたら…
玲奈を1日女の子として楽しませてあげるつもりだったのに…

おたべ「明日、遅れたらあかんで。…ほな。」

隆治「ちょっと待ちなよ!」

彼女は僕の制止も聞かずに姿を消した。

■筆者メッセージ
おたべの京都弁が書けません。
余談ですが『こらるめんて』の一番好きな訛りが京都弁なのですが…
難しいですね…
こらるめんて ( 2013/10/04(金) 21:20 )