彼女、取扱注意。




































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§第7章§
闇との遭遇。
???「いらっしゃいませ。」

…!
…この人、いつの間にここに居た…?

隆治「…どうも。」

???「…可愛い彼女をお連れなんですね。」

彼女?
…玲奈の事かな?
彼女は少し離れた場所で陳列されている品々を見ている。
この店員さんの言葉…丁寧な中に冷たさがあるなぁ…

隆治「…!…もしかして…」

…そっか、この店員さんが…
…思ったより能力、速いかも。

隆治「あ、そうですか?…可愛いでしょう、彼女。」

???「…どういうつもりだ?」

隆治「何の事ですか?」

???「彼女を連れてるんだ、私の事も知ってるんだろう?」

あー…もうバレちゃった。

隆治「…ブラックさん、でしたっけ。」

ブラック「マジ女に男が来るって話は聞いた。…お前だな?」

さすが元四天王。
情報行き届いてる訳かぁ…

隆治「…否定はしませんよ。」

ブラック「何が目的だ?…ただの編入じゃないはずだ。」

隆治「目的、ですか?…確か共学の為の先駆けとか…」

あ、その目。
信じてないなぁ…
実際そうなんだけどなー…
表向きは。

ブラック「…まぁ良い。それで、ゲキカラはなんであんな格好をしてる?」

隆治「ゲキカラ?…彼女は玲奈ですよ。」

ブラック「ふざけてるのか?…まさかゲキカラを普通の女の子として扱うつもりじゃ無いだろうな?」

隆治「…だったら何ですか。」

ブラック「止めておけ。…アイツの狂気が止められる訳がない。」

元四天王で一緒に長く居たからゲキカラの事はよく知ってるだろうね。
でも今の一言は…
…カチンときたよ。

隆治「…そんな事やってみなきゃ…!」

玲奈「…どうしたの?りゅーくん?」

選んだ品を持ちながら心配そうに玲奈がこっちを見てる。
ブラックは…もうその場には居なかった。
…やっぱりあの速さ、想像以上、かな。

■筆者メッセージ
皆様の応援のおかげさまで掌編小説から中編までランクアップしておりました!
喜んで下さる皆様がいるから書き甲斐がどんどん出てきます!
これからも宜しくお願い致します!!(礼)
こらるめんて ( 2013/10/04(金) 21:11 )