彼女、取扱注意。




































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§第6章§
1つの決断。
ゲキアマ「服…取ってきてくれる?」

隆治「え?あぁ…うん。」

無言の時間が暫くあってから彼女が口を開いた。
どうしたんだ?
やけにしおらしいな…
とりあえず言われた通りに…
下に降りて服が入っているであろう紙袋を取る。
さて…部屋に戻って…

ゲキアマ「……………。」

…鏡を…見てる…?
またなんで…

ゲキアマ「あ。ありがとう。…着替えてみるね…?」

隆治「え?…あ、分かった分かった!」

慌てて部屋から出る。
彼女、なんか変わった…
さっきから様子がおかしい。
僕が余計なこと言ったからかな…?
ゲキカラになれなくなったらどうしよう…

ゲキアマ「…着替えたよ。」

とにかく考えても仕方ない、かた。
とりあえず部屋に入って…
…!

ゲキアマ「どう、かな?…可愛すぎない?この服。」

見た時に本当に驚いた。
普段は黒を貴重とした改造制服。
今は一面に小さな花柄が散りばめられている白いワンピースを着ている。
首元にある茶色のリボンがまた可愛らしい。
…喧嘩さえしなければ彼女はやっぱり可愛らしい女の子だなぁ。

隆治「正直…びっくりしてるよ。」

ゲキアマ「まともな服を買ってきてって言ったんだけどな。」

隆治「可愛い。」

ゲキアマ「えっ…?」

隆治「とっても可愛いって思ってる。」

ゲキアマ「…喧嘩以外で褒められるって…なんか照れる。」

少し恥ずかしそうに笑う彼女。
本当に可愛い。
喧嘩が強くなくて、普通の学校に通っていて…
ゲキカラなんて異名が無ければ…
彼女は普通の女の子として生活していれば…
間違いなく男の子の視線は釘付けだろう。

隆治「…あ、僕も着替えなきゃね。…ちょっと待ってて。」

ゲキカラ「アハハッ♪分かった。」

あんな可愛い子と僕釣り合うのかな…
いや…本当にびっくりした。
寝室の隣にある自分の部屋に入りクローゼットから数着服を引っ張り出してみる。

隆治「…これで良いかな。」

自分なりにしっかりしてるだろう!
…という服を選んで鏡を前にしてみる。

ゲキアマ「アハッ♪りゅーくん、本当になに着ても似合うかも!」

彼女の居る寝室のドアを開けると笑って彼女が迎えてくれた。
…この笑顔がずるいんだよなぁ…

隆治「そんな事ないって。…さ、出掛けるんでしょ。」

彼女に立ち上がって貰うために手を差し出す。

ゲキアマ「あれ?どーしたの?りゅーくんにしては珍しいね。」

悪戯な笑みを見せるようにしながらも僕の手を握って立ち上がる。

隆治「じゃあ…行こっか。」

ゲキアマ「うん♪」

…今日くらい、彼女を…
…彼女を女の子として楽しませてあげたい。

■筆者メッセージ
ゲキカラを女の子として覚醒させてみました。
閲覧して下さる皆様思うところあるかと思いますが…
『こらるめんて』妄想全開で申し訳ありません。
次回は7章。
懐かしい人物も次第に出していきたいと思います。
こらるめんて ( 2013/10/04(金) 14:12 )