彼女、取扱注意。




































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§第6章§
長くなりそうな休日。
隆治「休みだったのか…」

ゲキアマ「じゃあ、りゅーくん、今日はどこ行こっか?」

隆治「なんで一緒に出かけことが前提なんだ?」

はっ!
き、キレる…

ゲキアマ「…そっか。」

え、何?
しょんぼりした反応…
辛い、なんか無性に辛い…

隆治「わ、分かった分かった!…出掛けよう。」

ゲキアマ「え!本当に!?やったぁ!アハッ♪」

え?
すぐに笑顔なってるし。
ひょっとして、やられた?

隆治「とりあえず…まずはゆっくりしてて。制服洗濯しといてあげるから。」

ゲキアマ「本当に?ありがと。」

ベッドから降りて再度浴室に向かう。
…彼女の制服を取るわけだけど…

隆治「…やっぱり良い匂い…香水?…いや、違うよなぁ…」

ゲキアマ「アハッ、アハハハハッ!りゅーくん、何してるの?」

さすがにびっくりした。
…覚醒しちゃったかと。

隆治「せ、洗濯機まで運ぶんだよ!どいてどいて!」

ゲキアマ「ふーん、そっかぁ。聞き間違えかな?アハッ、アハハハッ!」

隆治「し、寝室に戻ってて!」

ゲキアマ「アハハッ♪はーい。」

言われた通り寝室に戻っていく彼女。
どこかご機嫌だ。
絶対、さっきの言葉聞かれてたよね。
あー恥ずかしい。
洗濯機に自分と彼女の制服を入れる。
洗剤入れて、時間を決めて…これでばっちりかな。

隆治「これでよし、と。」

…あれ?
そういえば…
何を着ていく気だ?
彼女は。

隆治「服、無いよね?」

ゲキアマ「えっ?あ、そっかぁ…」

寝室に戻ってから彼女に聞いてみる。
やっぱりそこまでは考えてなかったわけだね。
これで出かけるのは無しに…

隆治「ちょっと、下降りるね。」

ゲキアマ「うん、分かった。」

寝室を出てすぐにピタリと足を止めた。
…彼女…電話してる?

ゲキアマ「…もしもし?あ、私。…買って持ってきて欲しいものがあるんだけど。」

待て。
持ってきて貰ってまで行くのか!?
誰に電話してるんだ!?
声にちょっと圧力あるし…

ゲキアマ「アハハッ♪ありがと。あ、場所はー…」

ちょちょちょ、家の場所まで教えるのか!?
…まともな奴がくると良いけど…

ゲキアマ「アハッ♪じゃあね。…りゅーくん。」

隆治「は、はいっ!?」

部屋の外に居るのバレた!?
彼女エスパーなんじゃないかなと最近思うんだけど…

ゲキアマ「お出掛け、出来るよ?アハッ、アハハハッ♪」

隆治「そ、それは良かった…」

ゲキカラと1日出掛けること、ゲキカラの知り合いが家に訪問してくること…
朝からアクシデントが総動員、だね。

■筆者メッセージ
突然ですが、現在書きだめしてる別作品がありまして。
ハーレム物が2つ、バトル物が2つあるのですが…
どちらが見たい、といった希望がありましたらご意見宜しくお願い致します。
今回の『彼女、取り扱い注意』はちょうど中間のような作品になってしまいましたので、皆様の意見を参考にさせて頂きたいと思います。
どうぞ、宜しくお願い致します。
こらるめんて ( 2013/10/04(金) 13:01 )