彼女、取扱注意。




































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§第4章§
ピリピリした空気…苦手。
僕から離れて歩み寄ってくる部長と僕の間に立つ彼女。

甘口「怒ってる?…男の子に引っ付いて、怒ってる?」

おたべ「怒ってるわけやない。…アンタ、そんな調子でこの学園が大変な時に闘えるん?」

甘口「…アハッ、アハハハハハッ!!…腑抜けになるって思ってるの?」

おたべ「ウチは心配や。…よりによってそんなパッとせーへん男に…」

う、なんか傷付く。
確かにパッとしないけど…

甘口「アハッ♪りゅーくんのこと…何て言ったか?…今、中辛。…いつでも相手するよ。」

あれあれ?
なんかヤバくない?

おたべ「…仲間内で揉める気はないわ。その闘志、忘れたらあかんで。…アンタも、あまりうちの部員を腑抜けさせんといてな?」

甘口「アハハッ♪分かってるよ、大丈夫。」

隆治「いや、だからコレは…」

おたべ「素直にはいって言ったらええねん!男やろ!」

隆治「は、はい…」

この部長、全然はんなりしてないぞ!?
闘志むき出しな感じだ…
やる時はやるって事かな…
敵に回さないようにしなきゃ…

おたべ「…まぁ、学園公正の事は考えといたるわ。…アンタが本気になるならやけど。」

ふう、助かったようだ…

隆治「お願いします。…それでは、失礼致します。」

そう部長に伝えると隣の部屋に出て、睨んでくる焼肉をする連中を無視して部室を後にする。
さーて、今からどこに…

甘口「さ、倉庫に帰ろうか?」

隆治「いや、あの場所は…」

甘口「気を失って移動したいかな?…アハッ♪」

隆治「…喜んで行かせて頂きます。」

甘口「アハハハッ♪やっぱり可愛いなぁ…」

…やっぱりデフォルトは倉庫な訳ね。

■筆者メッセージ
今更ながらタイトルについてです。
このタイトルも隆治くんの視点で書いております。
たまに遊ぶのでこちらにも注目してみて下さい!
こらるめんて ( 2013/10/04(金) 01:30 )