彼女、取扱注意。




































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§第3章§
予想していなかった遭遇。
好都合な事に隣の部屋には誰も居なかった。
居ないのだが…

隆治「この焼肉セット…あの良い匂いの原因はこれか…」

焼肉セットはとりあえず置いといて。
部屋にある棚などからネタになりそうなものを探す。
しばらく物色をしていて棚を閉めたその時だった。

???「誰や?」

はんなりとした雰囲気を持つ人物がそこには立っていた。

隆治「えっと…転校を今日してきた…」

???「ああ!転校生やったんか!男の子が居るからなんやろうと思って。」

良かった、理解してくれたみたいだ。
…けど、目は笑っていない。
それもそのはず、誰もいないラッパッパの本拠地に1人で居る…それだけで充分にマズいのだ。

おたべ「ウチがここの部長…横山です。おたべ、呼んでください。」

!?
ラッパッパ…部長!?
大島の後任が彼女なのか!?

おたべ「それで、アンタはここで何してはったんですか?」

隆治「えっと…それは…」

ひとまず僕はゲキカラ…現甘口に拘束されていた事を話して彼女に伝えた。

おたべ「なんで拘束?…まぁええわ。…けど、この部屋に居れる条件…アンタも知っとるやろ?」

隆治「…はい。」

もちろん転校初日だ、しらばっくれる事も出来るだろう。
だけど相手はラッパッパ部長だ、何が起こるか分からない以上逃がしてくれるなら逃げるのが得策だろう。

おたべ「次に黙って入ってきたら…許さへんで。」

隆治「…失礼しました。」

ラッパッパに関する情報は得られなかった…
だけどいつゲキカラが帰ってくるかは分からない。
僕はとにかくこの部屋から離れるべく急いで階段を降りた。

■筆者メッセージ
本日も更新出来るだけ更新致します。
閲覧、宜しくお願い致します。
こらるめんて ( 2013/10/03(木) 10:46 )