彼女、取扱注意。




































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§第2章§
待っていました、大脱走。
隆治「あの、甘口さん…」

甘口「なぁに?りゅーくん。」

食事終わってから暫く彼女は僕をずっと見てる。
…しかも笑顔で。
…可愛いと思っていた笑顔が今は怖いよ…
まぁ、でも、少しは…その…可愛く見えないことも…ごにょごにょ。
それはさておき!

隆治「その、りゅーくんって呼び方どうにかなりませんか?」

甘口「アハハッ♪りゅーくんはりゅーくんじゃん。」

呼び方を変えるつもりは無いわけね。
それは別に良いよ。
…こっちがちょっと限界だから…

隆治「じゃあ…手錠、外して貰えません?手が痛くて痛くて…」

甘口「駄目。」

隆治「外してくれたところで僕は逃げませんから…外してくれなきゃ何も出来ないですし…」

カチャン。

手錠の鍵が彼女によって外される。
あれ?
案外あっさり外してくれた。

甘口「何にも出来ない…って言ったよね?…外したら何かしてくれるって事だよね?アハッ♪」

あ、なんか僕墓穴掘った?

甘口「それに…逃げないって言ったよね?」

隆治「あ…はい。」

甘口「私、行かなきゃいけない場所あるけど…帰ってきて居なくなってたら…ね?」

隆治「…はい。」

そう言うと彼女は部屋から出ていった。
念を押されるようにはしたけれども…
…こんな場所に長く居られる訳がない!
ゲキカラにまた捕まらなければ良い話。
ラッパッパの勢いを抑えられるようなネタも探していくかな。
こうして僕の大脱走がスタートした。

■筆者メッセージ
次回から第3章に移ります。
良い作品に仕上げたいのでアドバイス・ご批判是非是非宜しくお願い致します。(礼)
こらるめんて ( 2013/10/03(木) 00:04 )