彼女、取扱注意。




































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§第2章§
元凶、現る。
…どのくらい経っただろうか…
…この焼肉のような良い匂いを感じて。

ヲタ「ゲ、ゲキカラさん!

甘口「今は甘口、だよ。…あの男の子は?」

バンジー「…向こうの部屋に居る。」

甘口「…手荒い事してないよね?」

???「も、もちろんですよ!な、ウナギ!」

ウナギ「アキチャ、そんなビビんなって!何もしてないんだから。」

甘口「そっかぁ…なら良いや。ありがと。」

足音が近づいてくる。
…恐らくゲキカラだろう。
さて、どんな事されるかなぁ…
鼻鉛筆か、はたまた片っ端から指の骨を折られるか…

甘口「アハッ、目隠しつけたままにしてくれたんだ。」

隆治「…何をされるんですか?…僕は。」

甘口「どうしちゃおっか?アハハッ♪」

あ。
…っ…眩しい…
目隠しを外して貰えたけど…
目が暗いのに慣れていたので明るさのあまり目が眩んでしまう。

甘口「聞いてなかったね、名前。」

隆治「…聞いてどうするんです?」

甘口「アハッ、結構強情なんだね…」

!?
彼女の指が僕の頬をつたう。
そんな態度が逆に怖いよ…

甘口「名前、教えてくれないのかなぁ?」

バタバタバタ。
誰か走り寄ってくる?
緑色のジャージを着た、先程ヲタと呼ばれた声の持ち主が入って来た。

ヲタ「コイツ、生徒手帳持ってましたよ!」

甘口「アハッ♪ありがとう。でも…勝手に入ってこないでくれる?」

ヲタ「す、すいませんでしたぁ!!」

凄い勢いで緑のジャージの人物は隣の部屋に行った。
今ゲキカラ声色めっちゃ黒くならなかった?
今から何されるの?

甘口「ふーん、橘隆治君かぁ…良い名前だね。」

う、普通に笑うと可愛い…
あの悪魔みたいな笑いがなければなぁ…

隆治「それで、改めて聞きます。…僕を今からどうする気ですか?」

甘口「そうだねー…可愛いからここに飾っておこうかな?アハハッ♪」

え…
彼女が僕の頭をそっと撫でてきた。

■筆者メッセージ
さて、書き溜めが減ってきた為に更新ペースが遅れてしまいそうです。
また今回からゲキカラちゃんの性格が本編とは少し変わって見えるかもしれません。
ご了承下さい。(礼)
こらるめんて ( 2013/10/02(水) 23:00 )