彼女、取扱注意。




































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§最終章§
決着。
暫く殴り合いが続く。
殴っては殴られ、殴られては殴る。
投げられては投げ、投げては投げられる。
お互いの闘い方が似てるだけあってお互いに限界だ…
…やっぱり楽しい。
でも…
もう身体…
…動かないや…

???(アハハッ、もう限界?)

…玲奈…?

ゲキカラ(ゲキカラ、だよ。…今話してるのはりゅーくんの妄想じゃない?アハハハハハッ!)

…そうかもなぁ…1番逢いたいし。

ゲキカラ(黙ってくれる?…私が初めてりゅーくんと逢った時、どうだったか覚えてる?)

…確かすっごいタイプで…

ゲキカラ(…そっちじゃない。…私がりゅーくんと喧嘩した時…どうだった?)

…確か…とっても楽しそうだった。

ゲキカラ(あれが本当の楽しむってこと。…りゅーくんまだまだ足りないんじゃない?アハハハハハハハッ!)

隆治「…ははっ、そうかも。」

零史「…どうした?…急に覇気を取り戻した顔をして…」

フラフラとしながらも立ち上がる零史。
僕も自然と立ち上がる。
また頬を殴られる。
…楽しむって…
…この痛みも楽しまなきゃいけないわけね。
…確かに楽しいよ。

隆治「ふふふっ…はははっ!…楽しい、楽しいよ!」

零史「な、何があったんだ?隆治に…っぐ!」

2発殴られたら3発殴り返す。
3発殴られたら4発殴り返す。
完全に状況は最初の頃と逆転した。
守ることも考えないで喧嘩するなんて…
ははっ、楽しいな…

零史「お前にこんな力…あったか…?」

隆治「全部玲奈…玲奈のおかげだよ。…はははっ!」

零史を殴り飛ばす。
彼は再び膝を着く。
蹴り倒してマウントポジションを取る。

隆治「ほら、立ちなよ!…ほら、立てよっ!」

下になっている相手の胸に掌を重ねる。
勿論何度も何度も繰り返す。
さすがは零史、何回も耐えれるね。

隆治「ほら、受ける訳にはいかないんでしょ?避けなよ!ほらほら!」

零史「…ぐふっ…がはっ…ここまで…か…」

ここまで?
コイツもう諦めた?
つまらない。
諦められると…
彼から離れる。

隆治「…飽きたよ…もう。…気力ないじゃん。」

フラフラしながら再度立ち上がる。
まだやれるの?

零史「…本当に…強くなったな、隆治…」

どこかに向かう零史。
…逃げるの?
…どこにでも行きなよ。
…つまらない。

零史「最後に…やらなければ…」

■筆者メッセージ
戦闘描写が苦手って残念ですね。
あっさり決着ついちゃいました。
残り3話無理矢理詰め込んだので零史くんはすぐに退場になりました。
盛り上がりに欠けて申し訳ありません…
こらるめんて ( 2013/10/22(火) 23:18 )