彼女、取扱注意。




































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§第29章§
喧嘩っ早い子はやっぱり苦手。
蹴りを仕掛けてくる彼女。
…デジャヴ?
じゃあ…
前と同じように軸足を!

前田「…あっ…!」

バランスを崩す彼女。
今回も頭を打たないように…!

隆治「…おっと!」

バランスを崩しながらも蹴りを繰り出した彼女。
よくその体勢から出せたなぁ…
バランス取り直してるし。

前田「…やっぱり面白い。」

あ!
油断した!
腕掴まれて…
…壁に投げ飛ばされる!
…そうはさせないぞっ、と。
逆に腕を掴んで壁に押し付ける。

隆治「ここで寸け…あ。」

僕が彼女の腹部に掌を構えると…
…彼女は僕の腹部に拳を突き付けている。
…これが噂のワンインチパンチって訳ね。

隆治「この勝負…引き分けかな。」

前田「…仕方無いな。」

僕が手を引っ込めると彼女も手を戻す。
すると彼女は背中を向けてどこかに歩き出す。

前田「分かってるよ、お前は悪くないし何とかしようと頑張ってる事も。…ラッパッパの副部長として礼は言わせて貰うよ。」

隆治「じゃあ…!」

前田「駄目だ。…私にはやるべき事がある…ヤバ女との抗争には行かない。」

そう言うと彼女は歩いていった。
やることってなんだろう…
マジ女より大切なことなのかな…

■筆者メッセージ
次回作、書き始めました。
今回は完全オリジナルとなるので不安がかなりありますね。
楽しみにして頂けたら幸いです。
こらるめんて ( 2013/10/20(日) 17:17 )