彼女、取扱注意。




































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§第28章§
―Another episode 17・手合―
矢場久根女子商業高校のとある1室。
零史が前にしているのは1人の少女だった。

零史「すまないな、手加減したつもりなんだが…まさかお前まで一撃で気を失うとはな。」

倒れている少女を見ながらも落ち着いて声を掛ける零史。

ガチャリ。

ドアの開く音がして数人が室内に入ってくる。

光「あらら、蛇にゃんだけじゃなくてシブヤも一撃で倒れちゃったの?」

3色「し、シブヤさん!?」

まりやぎ「零史…お前裏切ったな!」

零時が殴りかかるマリヤギの拳を避ける。

零史「裏切る?…シブヤが頼んで来たんだぞ?…手合わせしたいとな。」

まゆげ「だからって…気を失なわせる奴がいるか!」

まりやぎ同様、零史に殴りかかるまゆげ。

零史「悪いな、お前らの遊びに付き合ってる暇はないんだ。」

そう声を掛けると飛び掛かってくるまゆげの鳩尾に拳を入れて気を失わせた。

零史「そこの2人を連れていってくれ。…時期が近いんだ。休ませる必要がある。」

零史の声を受け、まりやぎとカムバックは倒れているシブヤとまゆげを連れて部屋から出ていった。

光「さてと。…もうそろそろ始めちゃうのかな?あははっ!」

出ていく二人を見送るようにしながら尋ねる。

零史「そうだな。…光、お前は本当に頼りになる学園のブレインだ。…だが何を考えている?…お前が隆治にこっちの状況を伝えた事、知っている。」

光「何を?…僕は何も。喧嘩なんてフェアでしなきゃ面白くないじゃん。」

そう伝えると少年は無邪気な笑みを浮かべた。

■筆者メッセージ
今回も視点が客観的になってます。
本当に苦手です。
読みづらいかと思いますが、温かい目で見て頂けたら幸いです。
こらるめんて ( 2013/10/19(土) 17:57 )