彼女、取扱注意。




































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§第27章§
―Another episode 16・恋敵―
暫く騒がしかった倉庫に静寂が訪れる。
倒れる20人以上の生徒の中で背中を合わせて座り込む2人。

ネズミ「はぁ…はぁ…本当に全滅させるなんて…馬鹿じゃないっすか…?」

ゲキカラ「はぁ…アハハッ…アハハハハッ…はぁ…はぁ…言っただろ、沢山倒した方が勝ちって。…だからりゅーくんは…」

ネズミ「…あっしはそんな勝負って…聞いてないっすよ…?」

息を切らしている2人が罵りあった後に笑い合う。
しかし耳に駆け寄る足音が聞こえてきた。
その足音にドキリとした2人だったがすぐにその緊張感は無くなった。

???「ネズミ!…って…なんでゲキカラが居るんだ?それにこいつら…」

ネズミ「センター…もう動けない。」

センター「おい…何があったんだよ!」

ゲキカラ「…アハハッ、ちょっと話せない…かな。」

ネズミ「…悪いなセンター。…ははっ。」

ゲキカラにつられて笑うネズミ。
笑った彼女を見てセンターの表情も和らいだ。

センター「何だよ、それ。」

ネズミ「関係ないだろ。…センター、肩貸せよ。」

センター「…!…ほら。…ゲキカラ、お前も立てないだろ?」

ネズミに思いもよらない一言を言われ驚くセンター。
しかしすぐに2人に手を差し伸べ笑いかける。

ゲキカラ「…アハハッ、ありがと。」

センターを中心に歩いていくゲキカラとネズミ。

ネズミ「センター。…お前の言ってた事、分かった気がするよ。」

センター「…そうか。…じゃあ何があったのか教えろよな!」

ゲキカラ「アハハッ、それは…」

ネズミ「…やっぱり言えないな。…ははっ。」

センター「なんなんだよお前ら!…全く。」

3人は口論をしながらもゆっくりと歩いていった。
自然に笑みを浮かべながら。

■筆者メッセージ
ちょっと3人とも柔らかくし過ぎました…
でもこんな画ちょっと憧れちゃいます!
申し訳ありません(礼)
こらるめんて ( 2013/10/18(金) 19:22 )