彼女、取扱注意。




































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§第1章§
驚喜と狂気と凶器と。
???「学校をまとめきれてなかったって…?」

…あれ、口論に気付いて見てた野次馬逃げてくし。
まさか…どストライクの人とこんなに話せるなんて…
…いやいや。
…なんかヤバイ人に絡まれた?

???「アハッ、アハハハハ!…優子さんの事なーんにも知らないんだね。」

…待った、この笑い方…
嘘だ!
卒業したんじゃ…

???「困っ…てる?いきなり私に絡まれて、困ってる?」

愉快そうに笑いながらも彼女は爪を噛む。
やっぱりこの仕草は…

隆治「…ゲキカラ、さん?」

っとぉ!
いきなり殴りかかられたのをなんとか避ける。

ゲキカラ「アハハハハッ!優子さんの事知らないのに…この校舎歩く権利無いよ。アハハッ、アハハハハハハハッ!」

に、逃げなきゃ!
初日から四天王に目を付けられるなんてツイてない!!
僕は背中を向けて走って逃げる。

ゲキカラ「アハハハハッ!…逃がさないよ。」

いやいや、追いかけてくるし!
こうなったら…
僕は空いていた教室に入る。
まずは話し合いを…

隆治「…まずは話し合いを…」

ゲキカラ「アハッ♪…ぶっ潰す。」

う、ゲキカラってこー見たら可愛い気が…
って、いやいや!
そんな事考えてたら死んじゃうから!

ゲキカラ「アハハ、アハハハハ!!…ぼーっとするなよ。」

…!!
っ…痛たた…
椅子投げるなよ…
椅子を投げられた衝撃と痛みで思わず倒れこんでしまう。
そこにゲキカラがマウントポジションをとる。

ゲキカラ「アハハハッ、アハハハハハハハッ!このままじゃ…死んじゃうよ?アハハハッ!」

正確に頬を捉えて振り下ろされる彼女の拳。
その1発1発が重い。
口の中に血の味が広がっていくのが分かる。
…さすがは四天王ってだけあるか…
本当にこのまま殴られ続けたら…
壊され…

隆治「いい加減に…しなよっ!」

マウントを取っていた相手を押し飛ばす。
バランスを崩して床に倒れる彼女。
…あーあ、やっちゃった。

ゲキカラ「アハッ、アハハハッ!」

しかしそこはゲキカラ。
すぐに立ち上がってこっちに向かって走ってくる。
ゲキカラが突き出した拳を避けて腕を掴み身体を床に叩きつける。
僕が得意としている相手の勢いを利用した受けの型だ。
…あんまり気が進まないけど…

隆治「やられた事は仕返しするよ。」

僕はマウントポジションをとり拳を振り上げる…が。
こんな整った顔殴れないなぁ…
…っぐっ!?

「アハッ、アハハハハハッ!」

彼女の手には鉄パイプ。
ああ、側に転がってたあれで殴られたのか。
…くらくらする…
しかもまた彼女が鉄パイプで殴りかかろうとしてるし。
…仕方ない…

パァン!

僕は…彼女の頬を力一杯ビンタした。

ゲキカラ「………………。」

ビンタを受けて鉄パイプを床に落とし、叩かれた頬を押さえる彼女。

隆治「…落ち着きましたか、ゲキカラ…さん。」

ゲキカラ「…アハハハハッ!」

…!
能力、効かなかった!?
そんな戸惑う僕をよそに彼女は再び鉄パイプを持ち…

ガンッ!!

僕の意識はそこで途絶えた。

■筆者メッセージ
いきなり初めてのバトル描写になります。
やっぱり難しいですね。
…処女作をバトルものにした事を少し後悔しそうです。
自分の首を絞めてしまっていますが…
暖かい目でどうか見て頂けたら幸いです。(礼)
こらるめんて ( 2013/10/02(水) 09:19 )