彼女、取扱注意。




































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§第23章§
―Another episode 08・首謀―
とある病院の一室。
シブヤと男がベッドで寝てる2人の部屋に入ってくる。
横になっているのは…
倉庫にて骨折をしたまゆげとカムバックである。
ベッドに横になる2人をシブヤは苛立った目で、男の方はどこか嬉しそうな目で見ている。

???「ふふっ、隆治…昔を少し思い出したみたいだな。」

シブヤ「お前ら…無様な姿だな。」

シブヤは2人を見下ろしながら冷たい言葉を投げ掛ける。

カムバック「アイツ…ヤバい強くて…」

まゆげ「…ああ…忘れられねぇ…」

どこか虚ろな目をしてる様子がシブヤの怒りに拍車をかける。

シブヤ「お前ら…ふざけてんのか?」

???「ああ、忘れてた。…君たちにはまだだったな。」

男が寝ている2人の頭を触る。
すると先程の虚ろな目はどこにいったのか、瞳にはたちまち怒りが映る。

カムバック「…あいつ…ぶっ潰す。」

まゆげ「シブヤさん、もう1度アイツとやってくる!…このまんまじゃ終われねぇ…」

2人の変わりように思わずシブヤは隣の男を見る。

シブヤ「お前…何をしたんだ?」

???「ああ、俺は隆治の能力を無くしただけだ。…隆治にやられた奴は隆治に惚れてしまうからな。…ふふっ、隆治、グローブを着けない生活に慣れてたな?」

不審な目で男を見るシブヤ。

シブヤ「…そろそろ話してもいいんじゃねぇ?…お前のこと。」

言葉を投げ掛けられた男は楽しそうに笑い、男もまたシブヤを見る。

零史「…良いだろう。俺は風間 零史(かざま れいじ)。クレール学園ランカー第1位を務めている。」

シブヤ「…1位?…じゃあ強いんだな?」

挑戦的な目で零史を見るシブヤ。
零史は余裕をもった笑みを浮かべてシブヤを見る。

零史「俺が強いかどうかは知らん。…言える事は、俺の能力が打消(キャンセル)という事くらいだな。隆治の魅了もブラックの加速もトリゴヤの思念同調も…俺には無意味だ。」

■筆者メッセージ
やっと謎の人物の名前を出してみました。
まぁなんというか…
へぇー、で終わりそうな方で申し訳ないです…
こらるめんて ( 2013/10/12(土) 01:26 )