彼女、取扱注意。




































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§第23章§
―Another episode 06・陰謀―
隆治が倉庫に向かって暫くの頃…

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な、何なんだよ…
勝手にフード外しやがって…
………………………。
…もう少し話したかったな。
…それにしても。

ネズミ「果たし状…っすか。ゲキカラへの、ねぇ…」

隆治くんはお願いしてきたっけ。
黙ってて欲しい…か。
もしそれが罠だったら?
ゲキカラを潰す為の作戦だったら?
…それは面白い。

ネズミ「どこいるんっすかねぇ…ゲキカラ。」

私は学校に帰ってきて彼女を探した。
何故か?
それは単純。
果たし合いの場に向かわせるため。

ネズミ「ゲキカラ、邪魔っすよねぇ…ゲキカラ、潰れちゃえば…隆治くんの横、空くっすよねぇ…」

笑いが込み上げてくる。
我ながら名案だ。
そんな事を考えて歩いてると…
…見つけた、アイツだ。

ネズミ「ゲキカラ、面白い話があるんっすよ。」

ゲキカラ「アハッ♪…私はお前と話すことは無い。」

相変わらず釣れない奴。
会話通じない奴は嫌いだ。
まぁ…仕方がない。

ネズミ「まぁそうカリカリしないで下さいな。…隆治くんのこと、っすよ?」

ゲキカラ「………!アハハッ、なんでお前が気安く…」

ネズミ「まぁまぁそこは良いじゃないっすか。そんな事より…ここ、知ってるっすか?」

彼女に用意した地図を見せる。
場所はそう遠くは無いけど…

ゲキカラ「海の近くの倉庫…?…だから何だ?」

場所は知ってるか。
じゃああとは安心だ。
隆治くんがいると思って走ってくれる。
…私の勝ち、だ。

ネズミ「隆治くん、ここでリンチ…受けてるかもしれないっすよ?…ゲキカラへの果たし状が来てたんっすよ。それを…」

ゲキカラ「…っ!りゅーくんっ!」

あらあら、もう走っていった。
馬鹿だなぁ…
精々楽しんできて下さいな。

■筆者メッセージ
話は少しまえの事になります。
ゲキカラちゃんなんで倉庫に来れたのさ!?
という件についてです。
こんな悪いネズミ大好きです!
ネズミファンの方申し訳ありません…(礼)
こらるめんて ( 2013/10/12(土) 01:14 )