彼女、取扱注意。




































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§第8章§
同時に増えた、敵と味方。
おたべ「ほんまに…とんでもない必殺技出しよったなぁ。」

気を失っているゲキカラを見るようにしながら部長である彼女が言う。

おたべ「約束は約束や。…公正の手伝いしたるわ。」

隆治「本当に!?」

おたべ「ただ…やり方はこっちが決めさせて貰うで。」

隆治「…うん、分かった。」

そう言うと部長は部屋を後にした。
気を失っている彼女に膝枕をするようにしながら顔色を伺う。
…骨は…折れてない、か。
まぁ急所は外してあるから…

???「りゅー…くん?」

隆治「だ、大丈夫かな…玲奈?」

玲奈「うん…私…負けちゃったのか…」

良かった、ゲキカラから玲奈に戻ってる…

玲奈「りゅーくん…やっぱり強いんだね…」

隆治「体力使ったんだ、あんまり喋らない方が良いよ。」

彼女の頭をそっと撫でる。
微笑む彼女。
…本当に可愛いなぁ…

ピンポンパンポーン

ん?
…放送?

おたべ『…全員聞こえとるな?…吹奏楽部、部長のおたべや。』

なんだなんだ!?
今さっきまで居たのになんで放送室に…

おたべ『本日より、馬路須加女学園を公正する為に風紀委員会を設立する。』

うわぁ…
極秘だったのに堂々と公正って言っちゃってるし…

おたべ『風紀委員会委員長として転校生の橘隆治を任命する。』

…は?

隆治「おたべ何言ってるんだ!?」

玲奈「あはは…りゅーくん、凄いね…」

力なく微笑む玲奈。
いや、玲奈も心配だけど僕の今後も心配だぞ…

おたべ『風紀委員会は、橘隆治とウチら吹奏楽部で構成するつもりや。…風紀委員会、認めへんなら…ウチらが相手なるで。』

ピンポンパンポーン。

あ、放送終わった…
って僕、これから大丈夫か…?
でも、良かっ…
あれ…
視野、が… 

■筆者メッセージ
ちょっとピリピリした8章終了になります。
戦闘描写は課題ですね。
飽きずにお付き合い頂けたらとても嬉しいです!
こらるめんて ( 2013/10/04(金) 23:05 )